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エソ基礎11月後半:死のお話

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『トランスヒマラヤ密教入門』第3巻「意識の進化」。
第4章「転生とカルマ」のお勉強に入りました。
もう繕いきれないから、そのまま書きましょう。

転生とかいうと、もう信じるか信じないかがスタートラインになっちゃうので、信じない人はスルーかな。私はと言えば、信じているか信じてないかわからない。ちょっと嘘っぽくもあるけど、意外と本当だったりしたら、知っておきたいかな、と思っていたりする。

転生だから、つまりは、死の話になる。ここ数年、死生学とか、終末期についての書籍などいろいろ出てきたのだけど、最近、少し静かになったかな。全体的には、やっぱり、避けがちなテーマ。死のテーマについても、流行りすたりがあるのかな、日本は。

いずれにしても、誰だって死は怖いし、愛する人、大好きな人とお別れするのは辛い。でも、なんで怖いか、辛いか、その理由が書いてある。今、まさに悲しみや辛さに直面している人にとっては耐え難いかもしれないけど、もしかすると救いになるかもしれない。転生とか信じてなくても、読んでみては、とも思う。


「今後数年間のうちに、・・・肉体を放棄した後も人間が生命ある意識的な存在として存続することに疑問を抱く人はいなくなり、物質界の背後にある領域において人間が存在し続けることが、そして、生き続け、認識し、意識していることが知られるであろう。・・・」
(TH第3巻第4章1. 不死性. P128:『秘教治療』より)

少し前に、「人は死なない」という本が出たけど、死なないらしい。肉体とはお別れするのだけど、命ある意識的な存在としては続くのだ。ふぅ~ん。肉体とだけお別れで、意識が残るのであれば、なんか、ちょっと感じが違うな。死への恐怖って、無くなってしまうことに対してなのかな、って思えてくる。意識が残るのなら、恐れ若干軽減~。


「人間の霊は死ぬことはない。それは永遠に存続し、進化の道を一つの点から次の点へと、一つの段階から次の段階へと前進し、・・・」
(TH第3巻第4章1. 不死性. P131:『キリストの再臨』より)

永遠に存続する、、と来た。私たち、永遠に進化に向けて歩んでいくのね。とすると、死んだ後もいろいろとやることがありそう。きっと、楽しいこともあるだろう。


「・・・死というものはない。あなた方も知っているように、それはより完成な生命への入り口であり、肉の器による束縛からの解放である。・・・」
(TH第3巻第4章2.死. P132:『ホワイトマジック』より)

自分はもうずっとこの肉体と付き合ってきたから、それによって束縛されていると考えたこともなかったけど、病気とかもほとんどしないし。ま、ボディに対してリクエストがないわけではないけどね。 :-)
(現在、背筋力アップ中!姿勢がそんな悪いわけではないけどね。単に自分で気に入ってないだけ。へへ。次は気に入るような器に入るかな~。)


「非常に恐れられているような引き裂かれるような過程は、非業の死や突然死の場合以外に存在しない。そのときでも真に不快なことは、危難と崩壊が差し迫っているという瞬間的な圧倒する感覚だけであり。電気ショックに似た感覚だけである。それ以上のものではない。」
(TH第3巻第4章2.死. P132:『ホワイトマジック』より)

ほんと?じゃ、バンジージャンプするより、怖くないかも??


「一般的な善良な市民にとっての死は、彼の意識内での生活過程の継続であり、それまでの生活での関心と傾向の繰り越しである。彼の意識と目覚めの感覚は同じままであり、変わることはない。大した違いを感じることなく、大切に扱われ、また死という過程を通ってきたことに気づかないことも多い。」
(TH第3巻第4章2.死. P132:『ホワイトマジック』より)

ほんと?それは安心、、、な反面、通ってきた過程をちゃんと覚えていたい気もするな~。
善良な市民だから、大切に扱われるのだ!!いいね。


「人間のマインドがあまり発達していないため、未知のものに対する恐れ、親しみのないものに対する恐怖、形態への愛着、これらが次のような状態を生み出した。転生する神の子の生命周期において最も有益な出来事のひとつを、できるだけ長く延期し、避けるべきものとみなす状態を生み出したのである。」
(TH第3巻第4章2.死. P133:『ホワイトマジック』より)

死は、最も有益な出来事!?普通では信じがたいけど。最も有益、、と言われてもねぇ・・。


「私たちの意識が形態様相と同一化している限りは、死は私たちに対するその古くからの恐怖を保ち続けるであろう。」
(TH第3巻第4章2.死. P134:『ホワイトマジック』より)

そして、こうも書いてある。

「死という問題が通常恐怖と病的状態を呼び起こし、人々が理解をもって死を直視したがらないのは、人々が肉体の事実を重視し、自分自身を肉体と同一化しているためである。」
(TH第3巻第4章3.死の過程. P140:『秘教治療』より)

つまり、意識と肉体は別物であることを認識すれば、死への恐怖は軽減される、、ということか。肉体に執着があるわけではないけど、やっぱり、自分の自分への認識は、肉体あっての自分、、か、な。今のところ。


「死の問題つまり死の過程。これは深刻な病気にかかっている全ての人々が直視しなければならない問題である。そして、健康な人々が適切な思考と穏やかな予期を通して準備しなければならない問題でもある。死に対する大多数の人々の病的な姿勢と、健康なときに死について考えようとしない姿勢は慎重に変えられなければならない。」
(TH第3巻第4章3.死の過程. P139-140:『秘教治療』より)

この講座や他の学びから、随分と死について考えるようになった。確かに、前とは死に対する認識は変わりつつある。怖くないかっていったら、おそらく怖いのだろうけど、「あり」かな~、なんて思う。ありも無しも、皆が通る道なのだけどね。ここ数年、終末期についてのセミナーに参加し、また、死ぬ時のシュミレーションのワークも何度か経験した。いろいろと考えさせられたし、少し楽しかった。

致死率100%。練習するのも悪くない・・・と言ったら、不謹慎?




by phytobalance | 2016-12-04 22:26 | アリス・ベイリー・AB