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ジェモセラピー その3~期待の星!ジェモセラピーのパワー

ジェモセラピーのレメディが共通して含有する植物化学成分は、植物の成長ホルモン。
“ジベレリン”と“オーキシン”などが代表的な成長促進物質だが、どの植物の新芽にも含まれている。

これらは、“驚くほど”のデトックス効果があるとのこと。デトックス(毒素排泄作用)として、排泄器官、消化器系の臓器以外に、循環器系や神経系へも働きかけるというのだから、すごい!

ホメオパス(ホメオパシーを施す人)は、ジェモセラピーを主にドレナージュ(排液法)として利用しているとのこと。

私達は、何を摂るかということばかりに目が行きがちだが、健康を考える時、排泄は摂取以上に重視しなくてはならないこと。排泄が滞り、毒素や代謝物が蓄積されてしまうと、当然からだの免疫力も下がってくる。

ホメオパシーにおいては、まず、ドレナージュで身体の状態をよくしてから、ホメオパシーを使う。その方が、より効果を期待できるからだ。

ジェモセラピーを使う医師も増えているとのこと。ジェモセラピーを使うことによって医薬品の投与を軽減できるのだ。少なくてもフランスでは、ジェモセラピーは保険の対象となっている。ホメオパシーを知らなくても、視野の広い特に若手の医師たちは、侵襲性がなく、毒性のないジェモセラピーを使い始めているのだそうだ。

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現在、一般的に使われているジェモセラピーレメディは、20数種程度しかない。抗炎症作用を期待できるカシス(ブラックカラント)、鎮静作用・心臓に対するポシティブな作用があるホーソン、気分の動揺の緩和・抗うつ作用があるイチジクなど。タケノコのレメディもある。当然のことながら、メディシナルハーブとその効能を同じくするものが目立つ。

フランシス先生に、もし、同じ植物で、例えばチンキ剤とジェモセラピーと同じような効能があるとしたら、どちらを使うのか聞いてみた。

先生は、“ジェモセラピー”と即答!
ジェモセラピーには、メディシナルハーブとしての効能の他、デトックス効果やエネルギー的作用があるからであろう。


日本で生育する植物では、これまでジェモセラピーレメディは作られておらず、また、研究がされておらず、つまり、臨床結果が全くないために、何がどのような効果をもつのかは解っていない。
私達が作ったレメディ、ヤマザクラ、ウリハダカエデ、クリ、コナラについても、私達が使ってみて、その結果を蓄積していかなければならない。

フランシス先生は、日本の植物のレメディの効能を確認していくには、ヨーロッパのジェモセラピーレメディにある植物の品種で、同属の近いものをヒントするのが第一歩であろうとのこと。

と言いつつ、フランシス先生は、新しいものに関しては、まず、新芽を食べて、感じて、イメージをする。そして、あたりをつけて、実際に使ってみる、、のだそうだ。

フラワーエッセンスに似ているなぁ。と思った。実際、先生は、フラワーエッセンスの特性も参考にしているとのこと。

先生のご自宅には、ソメイヨシノがあり、現在ジェモセラピーレメディを現在試験中。食べてみた時は、穏やかさを感じたという。
ソメイヨシノ(Prunus × yedoensis Matsumura)と同属のフラワーエッセンスは、チェリープラム(Prunus cerasifera)。ちょっと、笑みがこぼれた。


こうして3日間の盛りだくさんのワークショップが終了した。

穂高養生園からの帰路は、念願のレンタル自転車。これまでは、スタッフとしてここへ来ることばかりだったので、なかなか自転車の機会がなかった。

パーフェクトな春の陽気の中、駅までの道のり半分以上は、ペダルを踏む必要は全くなく、ただただ風とともに下っていった。4月中旬。広大な安曇野の里は桜が満開。しかし、梅もまだ元気に咲いていた。真っ赤なボケも真っ白なコブシも同時開花!!あちらこちらに広がる黄色い菜の花とともに、のどかな幸せな風景をあざやかに飾っていた。

穂高駅近くの天然酵母のパン屋さんで、ティブレイク。たくさんパンを買い込んで、名残惜しい安曇野とお別れをした。


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by phytobalance | 2009-04-30 23:29 | ハーブ・Herbs