今回のペルー訪問中、首都リマにあるヒーリングタッチのクリニックを訪問した。
リマに到着した翌日、ヒーリングタッチのインストラクターであるマーグが運営するCentro Nana Nagle(セントロ・ナナ・ナグル)とCorazon de Nana(セントロ・デ・ナナ)というエネルギーワーク・クリニックを訪ねた。クリニックは、リマの繁華街、ミラフローレスからバスで約1時間、リマの南に位置するサンホアン・デ・ミラフローレスという地区にある。
マーグは、オーストラリア人のミッショナリー。ミッショナリーというと、日本語では宣教師と訳されるけど、彼女達の場合は、キリスト教の布教というよりも、貧しい地域に貢献することを主として活動しているよう。彼女は、18世紀のアイルランドの修道女Nana Nagle(ナナ・ナグル)が作ったPresentation Sistersというキリスト教団体に所属しており、ペルーでは20年前から活動している。10年前にペルーにヒーリングタッチが紹介されて以来、ヒーリングタッチを地域活動に取り入れている。今では、他のエネルギーワークや自然療法を施す、大人向けのCentro Nana Nagleと子供向けのCorazon de Nanaを運営している。貧しい地域では、皆が通常の医療を容易に受けられるわけではない・・・
セントロ・ナナ・ナグルは、地域の大人向けに、ヒーリングタッチとともに、エネルギーメディスンというエネルギーワークとフラワーエッセンスのトリートメント及びセラピーを提供している。また、ヒーリングタッチとエネルギーメディスンのワークショップも定期的に開催している。施設には、いくつかのセラピールーム、トリートメントルーム、そして、広いワークショップルームがあった。
エネルギーワークは、一般にもそこそこ広まっているようで、リマ中心地から富裕層の人々もわざわざヒーリングを受けに来るそうだ。地域の人と一般では、値段が違うとのことだけど。
子供向けクリニック、コラソン・デ・ナナ(ナナのハートの意)は、セントロ・ナナ・ナグルから歩いて10分くらいのところにあった。2007年に設立されたということで、きれいな建物だった。コラソン・デ・ナナは、子供たちがセラピーを通じて、創造的でダイナミックな自分を体験し、また、感情、思考、スピリチュアリティとともに身体をケアする大切さを学ぶ、安全な場として位置づけられている。セラピーやグループワークで、子供たちは、エネルギー場を整えることを学び、ストレスをケアし、自尊心を維持していくのだそうだ。
母親にだっこされたまま寝ている3歳の女の子、ミレーネがやって来た。マーグにいきなり指示され、そのままヒーリングタッチを行うことに。子供にヒーリングタッチをするのは初めて!少々とまどいながら、いつも通り、ペンデュラムでエネルギー・フィールドを確認するところから始めた。ミレーネは、セッション中、起きることなくズーッと寝ていたが、彼女のエネルギー・フィールドは、ものすごく“クリア”で、とっても生き生きとしたバイブレーションを持っていた。
ミレーネは、いつも寝つきが悪く、食事もスムーズにとれず、いつも動揺しているとのこと。コラソン・デ・ナナには、週1回のペースで通ってくるそうだ。ミレーネのお母さんは、「いつもは、ヒーリングタッチ中、必ず目覚めるのだけど、今日は、全く起きなかった!」とフィードバックをくださった。マーグは、寝つきがよくなるため、落ち着くため、浄化のためのフラワーエッセンスのブレンドを渡していた。オーストラリア人のマーグは、ブッシュフラワーエッセンスを使っていた!
下に降りていくと、何人かの子供たちが待合室に、そして、外で、遊んでいたり、セラピーを待っていたりしていた。小学校へ行く年齢になると、子供たちは調子や気分が悪いと、学校帰りに、自らクリニックに寄るそうだ!日本では考えられないこと。
道を歩けば、すれ違うほとんどの子供たちはマーグに声をかけていた。マーグは子供たちの人気者だ!
to be continued…
Centro Nana Nagle/セントロ・ナナ・ナグル
http://www.nananagleperu.net/homenana.html
Corazon de Nana/コラソン・デ・ナナ
http://www.nananagleperu.net/corazondenana.html