フィトバランス phytobalance

phytob.exblog.jp
ブログトップ

海のしずく:ローズマリー Rosmarinus officinalis

f0053026_12282469.jpg満開のローズマリー!

日当たりと水はけがあれば、土壌を選ばないローズマリーは、よく軒先の鉢でも見かける。お肉料理に使うスパイスとして、日本でも馴染みのシソ科のハーブ。和名は、マンネンロウ(万年老)。日本では、真夏を除き、いつでも咲くことができるようだけど、場所によるかもしれないけど、東京近辺だと、3月下旬から、5月上旬くらいが元気みたい。基本的に強い植物。

学名は、Rosmarinus officinalisと言うのだけど、rosは、ラテン語でしずく、marinusは海という意味なので、ローズマリーとは、海のしずくということになる。地中海沿岸が原産地で、海に面した断崖に咲いているからよう呼ばれるようになった、と言われている。

f0053026_12293491.jpg古代ギリシアやローマ時代では、ローズマリーは、永遠の魂のシンボルだった。死者の手にローズマリーを握らせ、葬儀では、ローズマリーの枝をお香として燃やした。また、春のフェスティバルでは、聖なる森や泉を清めるためにローズマリーを燃やした。

古代ギリシア時代、学問を志す生徒達は、試験の時にローズマリーの枝を首に巻いて試験に臨んだ。記憶力と集中力を高めると信じられていたから。

身体を温めたり、頭痛や消化不良を緩和する薬用ハーブとして、古くから使われてきたが、記憶力を高める、若さを取り戻すハーブとして最もよく知られている。神話や聖書にもローズマリーは沢山登場する。

現代の薬用ハーブとしては、ローズマリーの葉の部分を、消化機能を高め、血行促進する目的で使う。科学的研究では、それらを裏付けるだけでなく、アルツハイマー病の原因となる酸化ストレスや炎症のプロセスを抑制したり、動物実験では、がん細胞増殖を抑制するというような結果も出ている!

f0053026_12302747.jpgFESのフラワーエッセンスでは、ローズマリーは、魂がしっかりと肉体に入っていくのを助けてくれるエッセンス。薬用(メディカル)ハーブとして使うローズマリーと同じ種。

魂がしっかりと肉体に存在していないと、肉体の存在感が現れてこない。魂のあたたかみが弱く、手足も冷えがちで活力が出てこない。また、ぼーっとしたり、物忘れが多いなどの傾向が出てしまう。ローズマリーは、そんなタイプに、肉体の中にしっかりと魂を灯し、光と意識を保ちながら地上で存在できるようにしてくれるのだ。

フラワーエッセンスでは、ローズマリーの花を使い、薬用(メディカル)ハーブとしては、葉っぱを使うのだけど、両者の質は、とっても似ている!血行促進や記憶力を高めたり、物忘れを助けてくれたりするところは、共通点。消化機能を高めるというハーブとしての効能も、結局身体を“燃やす”機能を高めることなので、イメージが更にかぶってくる。

ちなみに、アロマテラピーで使うローズマリーの精油も、最も一般的なものは、同じ種の葉から、ものによっては、茎や花も含めた部位から香りを抽出する。主に、血行を促進し、記憶力を高める、そして、抗菌、抗酸化という作用がある。(実は驚くべくほど沢山の効能あり!)

f0053026_1232334.jpg16世紀のスイスの医師であり錬金術師であったパラケルススは、ローズマリーの精油は、各臓器の機能を高め、身体全体に力を与えるとし、最もお気に入りのハーブの1つだったとか。17世紀のイギリスのハーバリスト、ニコラス・カルペッパーは、ローズマリーの支配星を太陽!としている。ここまで書いてくると、うなずける・・・

この地上でしっかりと生きていくには、肉体的身体を整え、魂がしっかりと輝くような器を維持していくことが必要なんだなぁ、とローズマリーは教えてくれているようだ。
[PR]
by phytobalance | 2011-04-23 12:33 | フラワー・Flowers