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セカンドジェネレーション

セカンドジェネレーション


そう私が呼ぶ彼ら彼女たちは、期待を遥かに越え、自らの波動をなんなく高め、周りの仲間、先輩たちの波動に共鳴していた。

セカンドジェネレーション_f0053026_9105861.jpgセカンドジェネレーション。それは、ヒーリングタッチを日本で学んで、今、レベル3という旅路を、または、それに向けて歩む仲間たちのことである。

ヒーリングタッチは、エネルギーヒーリングと分類される補完代替療法のひとつ。米国の看護の世界でそのカリキュラムは作られ、一般の人々にはもちろんのこと、米国では病院でも取り入られている。

日本ではまだ一般には認知度がほとんど無く、エネルギーヒーリングというものさえも、まだまだ知る人ぞ知る、という状況。そのような中で、ヒーリングタッチのセカンドジェネレーションなんていうものに関心がある人は稀であろう。でも、10年後にもし、ヒーリングタッチが多くの人々に気軽に利用され、私たちが様々な意味でその恩恵を受けているのであれば、その初期の頃の現象は興味深いことと振り返られるかもしれない。

また、ここに記していくことは、セカンドジェネレーションの存在に言いようのない驚きと嬉しさを抱いている私自身が、それを手放し、彼らとともにその現象を社会の中に「ただあるもの」として溶け込ませていくために必要な作業のように思える。この後多くの人々が出会っていくことになるであろう、決して特別なものではない「癒しの光」の一滴になっていくために。

セカンドジェネレーション、第二世代。そう呼ぶこと、呼ばれることに心地よさを感じない方もいるかもしれないけれど、それはご容赦いただき、話をすすめたい。

ヒーリングタッチが日本で初めて教えられたのは2007年のこと。それから6年、このカリキュラムでは最上級のレベル5ワークショップが今年日本で初めて行われた。この過程を終えると「ヒーリングタッチ・プラクティショナー」になり、さらにプラクティショナーとして安全にヒーリングタッチを行えるプロの証としての「ヒーリングタッチ認定プラクティショナー」の資格を申請する資格を得る。この過程にいる仲間たちが、今、日本には20名近くいる。さらに、上級クラスを修了して、それぞれにヒーリングタッチを活用している、しようとしている仲間たちもいる。これが、日本における最初のヒーリングタッチの世代である。ここでは、一応、第一世代と呼んでおこう。

セカンドジェネレーション_f0053026_912390.jpg第二世代と呼ぶのは、単にプラクティショナーになるための過程に進むであろう次のグループという意味からではない。この世代は、第一世代の多くの仲間たちが、その学びの過程において自ら立ち上げた練習会やボランティアワーク、またイベント参加などの活動に触れ、馴染みながらここまでの道を歩んできた。

第一世代の歩みの初期には、そのような「インフラ」はめったに無く、次のワークショップまで、ヒーリングタッチの仲間に会うことがなかったり、練習すらままならなかった人も多かったはず。また、米国のカリキュラムを日本で学べるようにと作り上げられてくる過程をリアルタイムで体験し、苦労を伴いながら学んできた。そのような中で、第一世代は自らインフラを作り上げてきたのだ。

第二世代は、レベル1ワークショップ直後から、練習会に参加してきただろうし、イベントに参加したりして、初期の頃から仲間とともにその学びを維持し、深めてきた。同じレベルのワークショップを再受講することで新たな学びを得られる価値を先輩たちを通じて知り、多くがワークショップを再受講してきた。仲間とのつながりもできている。

2013年11月。セカンドジェネレーションの多くが集結した。2年ぶりに行われるヒーリングタッチ・レベル3ワークショップだ。このレベルでは、レベル2までは意識しなくてもよかった自身の「バイブレーション」、つまり「波動」を意識し、その波動をあげていくことを学ぶ。そうすることで、より深いヒーリングを行うことができるのである。波動をあげるには、自身のケアが前にも増して必要になるし、また、それだけ深いヒーリングを行う責任についても学び、身につけていかなくてはならない。

セカンドジェネレーション_f0053026_9113728.jpg自分のバイブレーションをあげる。
これはどのようなことなのか。現代の社会に普通に暮らしていれば、そんなことを意識することは、まずないであろう。何かのセラピーや、もしかするとヒーリングを学んでいる人さえも、そのような概念に出会わないかもしれない。エネルギーヒーリングに関わる私たちは、生命体の存在自体を、波動を持つエネルギーと捉えている。目に見える私たちになじみ深い肉体をもある一定の周波数を持つエネルギー体と捉える。初めて聞く人には、にわかには信じがたい、理解しがたい概念に違いない。でも、アインシュタインは、随分前に、物質(質量)とエネルギーの等価性を説いているのだ。
その自分たちを創り上げているエネルギー、そのバイブレーションをあげていく、ということである。

このレベル3ワークショップには、これまでの最多となる再受講生が参加した。月初めにレベル5を終えたプラクティショナー、今その過程にいるプラクティショナー研修生。2年ぶりに開催されるからというだけでなく、上級クラスへ行けば行く程、学んできたことの振り返りの大切さに気づくのである。レベル4、そして、レベル5を経た仲間が生まれた今、その気づき、意識がぐっとあがった感がある。その意識、エネルギーが、クラスルームのバイブレーションを高める。既に慣れ親しんだ先輩たちとともに、第二世代の仲間たちはバイブレーションをあげていく。
さしてためらいも無く、いとも簡単に。

その波動の高さは、これまでのワークショップでは体験できなかったものだ。
目で見れば、先輩後輩の区別がつかないほど、皆とまどうことなく、穏やかに、正しくヒーリングタッチのテクニックを実習している風景だ。しかし、その空間は、かつて無かった程に、クリアに、細かく高い波動で振動していた。静かなのに、波動音が聞こえるほどに。遠目で見ていても、そのバイブレーションを感じるほどに。


それは、共鳴だった。

個々が単にバイブレーションを高めていたのではない、静かに穏やかに互いがぶつかることなく、その高いバイブレーションに共鳴していたのだ。その共鳴が、波動を高め合い、あれほどまでにクリアで高いバイブーションを空間にもたらしたのだ。


ワークショップは、いつも通り感動とともに終了した。その後数日間、私は、あの澄み切った高いバイブレーションに酔っていた。数日たっても振り返れば、あのバイブレーションの中にいた。自分のバイブレーションを簡単に高めることができていた。

ジィジィジィジィジィ...........


セカンドジェネレーション_f0053026_9204895.jpgその心地よいバイブレーションを感じながら、ふと、「共鳴」が既に起きていたのだと気づいた。その共鳴は、クラスルームで初めて起きたことではないのだと。もうずっと前に、まだ第二世代が、何の気無しに、もしくは、ただ興味深々で、レベル1やレベル2ワークショップに参加していた、その時から、その共鳴は起きていたのだ。彼ら、彼女たちは、あの時から、共鳴していたのだ。
第一世代の仲間たちと!!

11月の始めにレベル5ワークショップを終え、プラクティショナーとなった仲間たちの成長と意識の高さに感動と安堵を覚え、日本のヒーリングタッチの確固たる基盤を感じたのだったけど、そのたった数週間後、その基盤をさらに下からしっかりと支えているセカンドジェネレーションを感じた。


意識は共鳴する。共鳴がより高いエネルギーを生み出し、共鳴をさらに「加速」していく。

共鳴は既に起きている!

今だほのかに残るレベル3のバイブレーションを感じながら、顔がほころぶ。
将来を感じる。未来が楽しみである。
by phytobalance | 2013-12-15 10:06 | ヒーリングタッチ・HT