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感謝とともに  with a lot of appreciation

久しぶりにブログを書く。今は、他に優先すべきことが山積みなので書くことを長い間控えている。
今回も、書くつもりはなかった。でも、この10年をふと思い返してしまったら、多くの人々が私を支え、成長させ、今の私にしてくれたのだ、と思い出した。
感謝とともに  with a lot of appreciation_f0053026_22293407.jpg感謝を伝えたいと思った。だから、書いてみる。

1月6日、ヒーリングタッチの米国本部、ヒーリングビヨンドボーダーズの事務局から、メールが届いた。

HTI認定ヒーリングタッチ・インストラクターとして、承認された、とのこと。いずれ来ることが分かっていたので、大きな喜びはなかった。人生の1つの通過点を通り過ぎた。そんな感じだった。

昨年11月、インストラクターになるための最後の大きな関門、大ベテランのインストラクターに監督されながらのヒーリングタッチ・レベル1の「ソロ」ティーチングを無事に終えた。ホッとはしたが、大きな喜びではなかった。あまり準備ができなかったが、それなりに終えることができるとわかっていたからだ。

認定ヒーリングタッチ・インストラクターになるためには、いろいろとステップがある。

まず、認定ヒーリングタッチ・プラクティショナーになって、最低1年は積極的に活動すると、レベル1・インストラクタートレーニングを受けることができる。このトレーニングだが、いくつか受講条件がある。その中には、解剖生理学、心理学、臨床・生命倫理学など、大学レベルの学習も求められる。

インストラクター・トレーニングが終わると、レベル1に3回出席し、オブザーバーという視点で、どのようにティーチングがなされているか、受講生がどのように反応しているか、クラス内のエネルギーがどう変化するか、など観察するのである。ワークに参加できるわけではなく、ひたすらに、観察するのである。

その後、認定インストラクターと一緒にレベル1を教える「コ・ティーチング」を3回行う。レベル1の半分を担当しなければならない。そして、毎回終了時には、受講生から、認定インストラクターとともに評価を受ける。さらには、認定インストラクターからディブリーフィング。いろいろとアドバイスやら注意事項やら、、フィードバックをもらう。(このディブリーフィング、痛かったりもする。)

そして、それらを無事に済ましてOKとなると、「ソロ」ティーチングをすることができる。
自信があったわけでもないが、できないとも思わなかった。ワークショップ開始直前になるまで、ドキドキすることは全くなく、でも始まったらドキドキしている暇はなかった。監督役の大ベテランの講師ロリィには、プロの通訳者が付き、私が説明していること、受講生の質問、そしてそれに対する私の回答、などチェックされる。そして、監督役のお墨付きをいただけたのであれば、上記のプロセス全ての報告・感想と、残りの課題をポートフォリオとしてまとめ上げ、ヒーリングタッチ本部の独立した「認定委員会」に提出する。そこで、数名の認定委員にレビューされ、OKとなれば、認定をいただける。

そんなプロセスを通り過ぎるのに、2年半かかった。
その間、多大なる学びと、飛躍的な成長を遂げるに至った。

認定ヒーリングタッチ・プラクティショナーになるまでのレベル1からレベル5の学びと成長は、ものすごかった。レベル5を修了した時、この認定プログラムは、完成されたものだ!と感じた。それは、このカリキュラムが、エネルギーワーカーとしてのプロを養成するだけでなく、ひとりの人間としての成長ーしかも飛躍的な成長ーが起きるようにデザインされていたからだ。しかも、ひとりひとりの成長の立ち位置から無理なく、強制することなく、自然に成長していく、そんな風になっているのだ。

"Unfolding" -花が開花していくように、ひとりの人間が、ゆっくりと穏やかに開かれていくのだ。
(ヒーリングタッチは、ホント、どこまでも美しい。)

そして、私の意識が、「ヒーリングタッチ」を日本に広めたい!から、「このカリキュラム」を日本に広めたい!と変化した。私は、その時初めて、その想いを遂げるには、自分もインストラクターにならなくてはならないのだ、と認識したのだ。(それまで、私はインストラクターになりたいとも思わなかったし、なれるとも思っていなかった。)

しかし、このインストラクターとしてのプロセス、その学びと成長は半端なかった。レベル5までの学びと成長は、素晴らしかったけど、その旅路とは比べ物にならない。クォンタムリープ(量子的飛躍)が起きたのだ。認定プラクティショナーになるまでに、随分と穏やかになり、いい感じになった(はず)ことを自覚していたので、インストラクター・トレーニングのプロセスにおいて、教える、というチャレンジには、胸躍らせたが、まさか、ここまでリープすとは想いもよらなかった。私は、昨年までに、多分、別人になってしまったのだ。

振り返れば、初めてレベル1ワークショップに参加して、10年。
私は、こんなにも変容したのだ。
その間、多くのインストラクター達が、多大なる献身と奉仕で日本のヒーリングタッチを支えて、私に無限の愛を注ぎ、この歩みと成長を手助けし、見守ってくれた。
何故ここまでしてくれるのか、と思うほどの愛を感じた。
私は、この感謝を表す言葉を持ち合わせていない。
だから、私は、このままヒーリングタッチを、そして、このカリキュラムを伝え続ける。
それが、私を育ててくれたヒーリングタッチと、インストラクター達への私からの感謝を伝える唯一の術だと感じるから。

たった一人かも知れない。でも、その一人が、わたしと同じように、ヒーリングタッチと出会えて本当によかった、と感じることがあるのであれば、少しだけ、恩返しができたかな、と思えるのかもしれない。
願わくば、一人、また一人、「よかった」と感じていってくれたらな、と想う。

私のヒーリングジャーニーは続く。

感謝とともに。



It has been a long time since I wrote the last time. I have refrained from writing for a long time as I have so much things to do on the priority basis.
I did not think to write this time initially. But, when I looked back ten years, I recalled that so many people helped me grow for me to reach this point. I wanted to express my appreciation to them.

January 6th, 2016, I received an approval mail for Certified Healing Touch Instructor from Healing Beyond Borders.
I knew that it was coming soon or later, so I did not have any excitement.
I just felt that I passed another pass point of my life.

The Healing Touch Instructor Training is a long process.
I have been on this process for the last two years and half, taking a training class, observing and co-teaching classes and teaching by myself.
Meanwhile, I learned so much and experienced a quantum leap of growth.

When I completed Level 5 class, I found that Healing Touch Certification Program is a complete program! I realized that the curriculum is designed not only for being a professional energy worker, but for growing yourself so much with your own pace without being forced yet naturally. My intention changed from spreading Healing Touch in Japan to delivering this curriculum to Japan. In order to do so, though, I realized that I need to be a certified instructor.

The learning and growth during the instructor training process was amazing and it made me experience a quantum leap of growth. It was no comparison with what I experienced during the process to be a certified practitioner. I did not expect to leap so much. Perhaps by the last year, I have completely changed.

It has been 10 years since I attended my first level 1 class in Oahu.
My mind and heart has transformed so much.
There has been many instructors who extended unlimited love and support to me for my growth and journey and to Healing Touch in Japan with their service and dedication.
I received their love as much as I felt why on the earth they could do this much to me!
I cannot express my appreciation with words to them.
So, I committed to continue spreading Healing Touch and this curriculum, because I think it is the only way to show my appreciation to them.

It may be only a person.
But, even if there is only a person who feels happy to encounter Healing Touch, I may feel that a small part of my appreciation could be shown to my instructors.
I hope there would be more than one.... one by one.

My healing journey continues.

With a lot of appreciation.





by phytobalance | 2016-01-25 23:45 | ヒーリングタッチ・HT