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エソ基礎最終回! 与えなさい。

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『トランスヒマラヤ密教入門』第4巻最終章。

第4章 これについて熟考しなさい。

これは、英文原著のタイトルでもある「Ponder on this」の訳。
秘教をアリスベイリーに伝えたチベット人ジュアル・クール大師の口癖(?)。

最終章は、1チャレンジと2結びから成る。


チャレンジ 

王道ブログのチャレンジに続く文を引用してみる。


「もし教え語り書くことができないならば、他の人々がそうできるようにするために、アイディアや金銭を与えなさい。他の人々が大計画*に自由に奉仕できるようにするために、あなたの余暇の時間を与えなさい。世界奉仕者の新集団**に関与する人々の仕事が速やかに進展できるようにするために、あなたの金銭を与えなさい。あなたは多くの時間を重要ではないことに浪費している。あなたの多くは少ししか、もしくは全く時間を提供していない。金銭に関しても同様である。これまでにないほどに与えなさい。」
(TH第4巻第4章1.チャレンジ P229-230:『秘教心理学I』より)

輪読でこの箇所を担当した。読みながら、うるっ、と来た。
「・・・与えなさい。・・・与えなさい。・・・与えなさい。」
声が震えた。

「・・・与えなさい」

エソ基礎後、帰宅したら予約していた本、「閉じ込められた僕:難病ALSが教えてくれた生きる勇気」が届いていた。その中に、ALSとともに生きる作者の、数年前の世界的ムーブメント「ALSアイスバケツチャレンジ」に対してのコメントがあった。世の中的には賛否両論あったこのチャレンジを、1点の曇りなく絶対的に支持する作者は、こう記す。

「ALSアイスバケツチャレンジを批判する労力と時間があるのなら、お願いですから、何等かの別の善行にそのエネルギーを向けていただきたい。善行を少しでも増やしたい。増やしてほしいのです。目の前にいる方をぜひとも慈しんでください。」

自分の意思で手足、体を一切動かすことができずに、視線入力でこの本を完成させた作者。

「難病患者として社会に何を還元すべきか・・・」

日々進行する病魔とともにありながら、新聞に連載し、ラジオに出演し、シンポジウムで発言し、各所で講演し、試写会のトークイベントにも参加した。人口呼吸器、胃瘻を装着した今でも、小学校の講演会やFacebookを活用して、日々発信をしている。

これに、コメントは必要ないだろう。


「私は、あなたが誰に与えるか、どこに与えるかは気にかけない。ただあなたが ―時間と金銭がわずかしかなければわずかを、多くあるならば多くを― 与えることにだけ関心がある。働き、そして与えなさい。愛し、そして考えなさい。破壊ではなく建設する、攻撃ではなく愛する、引き下ろすのではなく向上させるグループを援助しなさい。・・・・・私たちが頼りにしているのはあなたである。」
(TH第4巻第4章1.チャレンジ P230-231:『秘教心理学I』より)

あなたが、そして、私が、行動しなければ何も変わらない。
与えるという行為。
それが、わたしたちのチャレンジである。


結び

結びの項では、いくつかの本の最後の締めくくりの言葉が引用されていた。

語りかけられるその言葉から、ものすごい愛と優しさを感じたのは、私だけであろうか。

『秘教治療』を学んだ時は、「どうせ今生では、無理でしょう・・・」と思わず皮肉りたくなるような、そんなトーンに響いていたものだった。でも、今では、このチベット人が大きな愛を持って、彼の成すべきことをひたすらに行っているのだ、と素直に思えるのだ。


それが、私のこの一年の学びだった・・・のかもしれない。




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by phytobalance | 2017-03-23 19:51 | アリス・ベイリー・AB