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フィトバランス phytobalance

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ヒーリングタッチの導き その2

サラの勉強会は、7、8名のアットホームな感じで行われた。
既に、レイキを学んだことがあったので、全てが初めてで戸惑う!ということはなかったけれど、また、レイキとは異なるエネルギーワークの基本、ということで新鮮であった。

なんでも好奇心がある自分なので、全てが楽しいのではあるが、私はエネルギーが見えもしなければ、感じることもできない。

デモンストレーションで、サラがある人のエネルギーフィールドに対して、
「私は、ここに何か感じます・・」
というと、エネルギーやオーラーが見えるヒーラーさん達は、それぞれのやり方でそこを見て、頷いたり、「あぁ、違うね!」なんて、話しているので、自分は引け目を感じてしまう。

手で、エネルギーフィールドを感じていくわけだけど、ピリピリ感やチクチク感くらいは感じたとしても、それって何?気のせいかもしれない。と思う程度。
手をリラックスさせて感じていくのだけど、結局、手に集中するから、手に変な感覚が起こるだけなんじゃないか、などなど思い、とても自分にはできる代物ではないなぁ、と思っていた。


会が終わった後、ファミレスでお茶をした。
そこにいたメンバー全員が、自宅で開業し、セラピーやヒーリングをやっているということにとても驚いた。ついこの前まで、会社員であった自分は、皆の勇気ある自宅開業に関心したものだった。


そして、そのお茶の席で、真木さんから、FESフラワーエッセンスの話を聞いた。

自宅に戻り、ネットで米国のFESのサイトを調べた。
翌年行われるトレーニングプログラムの内容を読むと、野生の花々が咲き乱れるフィールドまで歩いていき、植物観察をし、さらに、フラワーエッセンスを作る!となっているではないか!!
私はFESのことを全く知らなかったのだけれども、ただ、そのフィールドトリップに魅かれて、即、その1週間のプログラムへの参加申し込みをした。FESフラワーエッセンスのお花の種類も知らなければ、FESがどのような考えでエッセンスを開発しているか、全く知らないままに。

仕事をやめて無職であったが、ある資格取得途中であったこともあって、失業保険中は勉強して、その後、仕事に復帰しようと思っていた。いや、正直にいうと、会社を辞めた時から、もはやサラリーマンに戻るつもりはなかったのだけど。(まぁ、葛藤はしていた。表面的に!)


2005年の7月、カリフォルニアでのFESのトレーニングプログラムに参加した。
あまり深い思いがあって参加したわけではなく、バッチフラワーエッセンスは学んでいたので、もう一種類のフラワーエッセンスを学んでみよう!そんな軽い乗りだった。フィールドトリップが妙に楽しみだった。久々の米国行き、が嬉しかったのかもしれないし。


しかし、そのトレーニングプログラムが、私をもう後戻りできないほど、強く、深く、自己成長への道へ(そして、紛れもなく、ヒーリングの道へ)導いてしまったのだ。

FESは、バッチ博士の哲学をそのまま忠実に受け入れ踏襲し、さらに、パルケルスス、ゲーテ、シュタイナーの宇宙感を元に、植物と向かい合い、そして、自己成長のためのフラワーエッセンスの活用法を体系だてていた。

もとより、“自己成長”していないと気がすまない性格だったのだが(仕事していても、自分の成長が目に見えないと、あせる。いつも人の3倍成長している!と自負できるくらい頑張って仕事をしていたものだ。昔の話ね。)、FESのトレーニングで、自己成長とは、他ならぬ、魂の成長、霊性の成長であることを多分初めて(?)、クリアに認識したのだった。そうであるならば、自己成長好きの自分が、その道を拒む理由もないのである。むしろ望むところか。


何故か、バッチフラワーエッセンスを最初に学んだ時から、自分がフラワーエッセンスのセッションをクライアントさんに行っているヴィジョンがあった。バリバリサラリーマンであった頃、マンション探しをする際にも、何故か、必ず、間取りの中にセッションルームを想定していたものだった(マンションは結局買わずに。買っていたら、今でもサラリーマンだったよね)。
でも、FESのプログラムに参加した後も、セラピストになりたかったわけではなかった。むしろ、“セラピストなんて”、なりたくなかった、というのが本当のところ。

それなのに、FESのトレーニングプログラムを終えて、認定プラクティショナーのプログラムに参加するかどうか決める時、何もためらうことなく、そして、当然のごとく、認定プログラムにエントリーすべく、最後の宿題を頑張って取り組んでいたのだった。

認定プラクティショナーになるためには、フラワーエッセンスのクライアントセッションのケースレポートを提出しなければならない。なので、遂に、かねてからのヴィジョンであるフラワーエッセンスセッションを曲がりなりにもやることになった。しかし、その反面、セラピストまがいとなる自分にかなり抵抗があったのだ。

そうして、私のセラピストとしての道が始まった。

私が、自分を何のためらいもなく、セラピストと呼べるようになるのは、まだずーっと先のことだったけど。


to be continued・・・・
by phytobalance | 2007-11-28 09:57 | ヒーリングタッチ・HT