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カテゴリ:アリス・ベイリー・AB( 51 )

ホワイトマジック 10月後半 その2 規定10 今の時代と未来 その4

規定10
創造された形態が水に浸されるとき、水は吸収され、そして用いられる。形態は強さを増す。仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。そして、外なる建設者に仕事を辞めさせ、内なる働き手に自らの周期を開始させなければならない。


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今の時代と未来

あと少し。



メンタルエネルギー

ここでメンタルエネルギーについての説明になる。

それは、今後、人類の中で、メンタルエネルギーの力が強くなってくればくるほど、そのエネルギーを使える人が使えない人々を分類する傾向が出てくるからとのこと。

この分離は、マインドのグラマーに過ぎないのだが、マインドが支配的になり、誤って導くものになる時代が到来することが示されているから、、という。


「意識的にこのタイプのフォース使っているのはまだ少数の人々だけであり。・・この・・能力を利用し、メンタル体で意図的に機能している人は一万人に一人いるかいないかである。」(下p53)


ということではあるが、

「人類全体を眺め、人類の過去の発達を振り返ってみると、メンタル・エネルギーが極めて明確な影響を与え、際立った成果を生みだしてきた・・・」(下p53)



というのも、

「苦痛とその結果としての分析と関係づけの過程、記憶と心象化を通して、人間は、何を避け、何を培うべきかを学んできた。」(下p53)

から。
人間は、苦痛と識別能力を通して、メンタル・エネルギーを動物とは違った活用をしてきた、という。



「人間はしばしば懸命ではない選択を行っており、グループ活動を支配しているアイディアは最高のものではない。

また、よく知られているように、世論は個人的かつ利己的な関心によって形成されている。これはあまりにも悲しいが真実である。

それにもかかわらず - 苦痛を通して、そしてアイディアの領域で選択能力を活用するよう学ぶことによって - 人間は完全な自由へと、そして地上の完全な支配へと着実に前進しつつある。」
(下p53)

と、いう。

だから、

「すべての学ぶ人々が、マインドの性質と使い方を理解しようとする時に最初に学ぶべきことは、・・・世間の意見は、正義についての個人の意識に席を譲らねばならないということ、・・・・」(下p55)


苦痛を経験しつつ、識別を学び、マインドをしっかり使えるようになりなさい、と言っているのだろう。



マインドのエネルギー

マインドのエネルギーも三つの様相がある。

1低位具体マインド:チッタつまりマインド・スタッフと呼ばれているもの。
 想念形態を建設する能力。想念は物である。

2 抽象マインド:アイディアの世界に関係するマインドの様相。
 原型を構築する能力。形態を形成する上での青写真を扱うマインド。

3 直感つまり純粋理性:人間にとって知性の最高様相。
 人間が普遍的マインドに接触し、計画を総合的に把握し、神聖なマイディア
 をつかみ、根本的かつ純粋な真理を取り上げることを可能にする能力

(下p61−62)

したがって、

「人間に理解できる最高のものは、わたしたちが具体マインド、抽象マインド、直感つまり純粋理性と呼んでいるものを通して表現される普遍的マインドである。」(下p61)


のだそうだ。



「熱誠家のあらゆる実践の目標は、彼が扱うようにならなければならないマインドの様々な様相を理解することである。」(下p62)

(はい。)


ゆえに、熱誠家が行うべきことは、

1 考えるようにならなければならない。

2 自分の思考過程と形態建設での癖を突き止め、神聖な想念形態つまり世界創造の過程の基礎になっているアイディアを発見し、・・・大計画と協力して働き、自らの想念形態の建設をこれらのアイディアに従わせなければならない。

3 理想主義の発達から、さらに深く進み、純粋な直感の領域へと入らなければならない。

4普遍的マインドからの直感として放射される神聖なアイディアに基づいて、意識的に想念形態を建設するという仕事が続く。

これは瞑想を通して進められる。(下p62-63)

とのこと。


熱誠家の目の前にある仕事は、以下の通り。

「真に学ぶすべての人は、この過程において低位マインドを高位マインドに焦点化し方向づけるために集中が必要であることを知っている。

想念形態を建設する低位マインドの正常な傾向は一時的に抑制される。マインドを光の中に保ち、その光の中で計悪を認識するマインドの能力である瞑想を通して、彼は必要とされるアイディアを「もたらし通す」ことを学ぶ。

観照を通して、彼は神のマインドから抽出し、神聖な意識から神の想念をもぎ取り、知ることを可能にする沈黙へと入ることが自分にはできるということに気づく。」(下p63)


こうやって、マインドを鍛えるのだな〜。

(なんか遠い世界の話のようだ〜。)


「一人の思考者は小さく重要ではないかもしれないが、兄弟たちと協力することで、彼は強力なフォースを揮う。人々が着実に強く正しく思考するようになり、メンタル・エネルギーの正しい使用法を理解することによって初めて、漸進的な進化は望ましい線に沿って前進することができる。」(下p64)


ここでもグループ。
協力することで、進化する。



幸福と喜びと至福の違い

ここで、幸福、喜び、至福についての違いが述べられている。

それは、説明を端折ったが、マインドを鍛えて、

・ヴィジョンを感知する能力を高め、
・感知したものを、苦闘し理解して、メンタル界に引き下ろし、
・ヴィションに関する想念形態を建設し、
・最後に、大勢の一致団結した努力とともに、物質界にそれを実現する。

その努力の過程を経て、ヴィジョンが具現化した時の喜びが述べられているからだ。

しかし、喜びは、幸福とは異なる。


幸福:情緒に起因するもの。パーソナリティーの反応。

何らかの低位性質を満足させる状態にパーソナリティーがある時に起こるもの。
肉体が快適であり、環境や周囲の人々に満足し、もしくは、メンタル的な機会と接触が満足できると感じる時、幸福に感じる。

幸福とは、分離した自我の目指すもの。
(下p67)

わぁ〜。
・・・なんといっていいか。

私たちは、幸福を求めているのでは・・・

意味、わかるけど、きっついなぁ・・・


喜び:魂の特質。整列を達成した時にマインドによって認識される。

熱誠家が喜びに関与しているのであれば、それはグループ意識、グループの団結、すべての存在との一体化、これらの結果として怒らなければならない。

それは結局のところ、幸福に置き換えて解釈できるものではない。
(下p67)

なるほどね。
幸福とは確かに違うね。


至福:霊の性質。魂が父との一体性を認識するまでは、それについて思索することは無益である。
(下p67)

今は、それを感じられないのだから、考えても無駄・・。
はい。


「喜びのためにではなく、喜びに向かって働きなさい。

報酬のためにではなく、援助したいという内的な要求によって働きなさい。

感謝されるためにではなく、ヴィジョンを見たことによって起こる情動とそのヴィジョンを

地上にもたらすためにあなたがたが果たさなければならない役割を

認識したことによって働きなさい。」(下p66)


これが歩むべき道・・・



エーテル体

「あなたがたが人類の兄たちと呼ぶ方々にとって現在の主な努力目標の一つが、エーテル体の刺激、純化、調整である・・・」(p70)

それは、

「私たちが考察しているすべてのエネルギーの媒体でもある。」から。

エーテル体は、以下の理由で重要だという。

・エーテル意識は人類が進むべき次の段階。最初、エーテル界を見たり、エーテル物質を認識する能力として示される。
・科学者が直ちに探求すべき領域
・現在、肉体がかかる病気の帯部分はエーテル体に起因している。病気の原因はアストラル体とエーテル体の状態にある。
・透視力と霊聴力を安全かつ健全なものにする秘訣はエーテル体の純化にある。
・人類がより優しく穏やかになる秘訣はエーテル体の純化にある。
(p70)

エーテル体!!

徹底探求が必要なわけだ。



ふぅ〜

今の時代と未来 が、やっと終わった〜。

60ページを、結局、4回にわたって書く結果になった。

その1では、「今」ということで、
・アストラルの支配に絡んだ内容。良識とか、真の価値観とか、周期というキーワードも。
・現在の思想分野を歴史的に振り返り、未来も予言!

その2では、
・新時代を開く3つの発見・発達
・心理学の発達
・現代思想の傾向として、グループ意識と環境意識の指摘
・養う必要があるものとして、完全な無恐怖の指摘
な、感じ。

その3では、
・アストラルを統御し、マインドを発達させる険しい道
について、ひたすら解説されていた。

今回、その4では、
・近い将来に発達してくるメンタル・エネルギー
についての解説。

と、いう感じかな。

だから、今の時代と未来 というお話。


長ければ長いほど、テーマが多岐にわたるので、ホント、ロストする。

で、規定10の文章と照らし合わせるとぉ、、、

仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。

あたりとリンクするのだろうかぁ?

はぁ〜。


規定10はまだまだ続く、、、、




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by phytobalance | 2018-01-19 21:01 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 10月前半 規定10 今の時代と未来 その2

規定10
創造された形態が水に浸されるとき、水は吸収され、そして用いられる。形態は強さを増す。仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。そして、外なる建設者に仕事を辞めさせ、内なる働き手に自らの周期を開始させなければならない。

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今の時代と未来

の続き。

前回は、新時代を開く3つの発見・発達まで書いた。

原子エネルギーの解放
金銭の悪夢から解放されるほどの効率性を生み出す・・ということなのだろうか。
それとも、並行して起きると考えられる「魂の解放」により、世の中が劇的に変化するのだろうか。

光と色彩から発展するエーテル視力、光の観点から考え、話す
いよいよ見えないものが認識されるのだ。楽しみでもある。

音という創造の道具
形態の創造過程で音が重要なことは、以前に学んだとおり。
それが、いよいよ意識的に使える世の中になるのか・・・。


ここ半世紀、いや、20年くらい、IT、AI、IOT、そして、エネルギーなど、その他の分野のテクノロジーの急激な発展で、生活、社会は大きく変化しているし、さらなる変化が予想されている。

しかし、上記の3つの分野の発見・発達、現在の予想をはるかに超える変化をもたらすものである。
現在の予想や予測は、どこかのポイントで、意味をなさなくなるかもしれない。

そして、

「新時代においては同胞愛が基調になる・・・」(下p29)
という。

「なぜなら、それは自然界の実証された事実になるからである。」(下p29)

実証される・・・とは、嬉しいことだが、どのように???

「新時代は、内的な輝きが認識される世界になるため、人々が光の中を歩む時代になるであろう。」(下p29)

わぁ~。すこ~い。
皆、ピカピカで、さぞかし美しいだろう!!


「そして、世界の仕事が音を介して推進され、ついには力の言葉の使用と訓練された魔術師の仕事を通して推進されるようになるであろう。

質料を操作するこれら訓練された働き手たちは、物質の性質を理解し、常に光の観点から見て、音の目的を理解しつつ、来るべき人種の仕事に適した文明を築くための構造的変化と物質的変質を引き起こすであろう。」
(下p29)

どんな感じだか、想像もできない!!
でも、すっごく楽しみ。


「しかしながら、来るべき周期の顕著な特徴は心理学の発達である。」(下p29)

『秘教心理学』という本があるくらいだ。心理学において、飛躍的な変化があるのは想像に難くない。

心理学に於ける3つの思想の流れ:

1. 機械論学派:心理は、物質様相、構造に起因する。(行動主義など)
2. 内観学派:意識的なものの存在の認識。構造も認める。(フロイトなど)
3. 活力論(生気論):構造を認めるが外部の環境からの影響とみなす(有機体論)
(下p30)

これらの3つの思想が交錯し、いずれ「魂の心理学」とも言える第4のものが出現するのだそうだ。

「自分がエネルギーの発生者、その使用者であり、自分が使える活力を指揮するものであるだけでなく、エネルギーは自然界と惑星、そして惑星外つまり宇宙にも存在し、自分はそれにも応答することができ、使用し、適合させることができるという事実を認識するようになる。」(下p31)

この文章は、これまで『ホワイトマジック』の教えを学んできたものにとっては、驚くべきことではない。
しかし、これが、そのまんま、心理学が取り扱っていくことになる、、、と考えると、、、何かすごい。


「現代思想の世界における他の基本的な傾向を見ると、その最も優勢なものの一つがグループ意識つまり環境認識をますます強調する傾向であることがわかる。」(下p31)


グループ意識
これも秘教では、必須の学びである。
自分だけが良くなれば良い、とか、自分だけが進化すれば良い、、という流れではないのだ。グループで進まなくてはならない。

そして、

環境認識
私たちはすべてのものと影響しあっている。その影響からは逃れられない。
まさに、ホリスティックな思想の根幹をなす部分だ。
秘教の場合は、身近な環境だけでなく、社会、国家、自然環境、地球、惑星、太陽系、宇宙環境すべてを包含する。

「進歩も満足もマインドの平和も繁栄も・・・自分のためだけに存在するのではない・・・」(下p31)

「獲得するのではなく与えることの必要性が人類の意識に成長し、同胞愛に関するいくつかの基本概念の認識が着実に成長しつつある。・・・今は理想としての同胞愛が人類の意識の中に形成されつつある。」(下p31)


思想について、こう締められている。

「知識が理論に取って変わり、直接的な証拠が推論に取って代わるであろう。人間の神聖な性質についての人間による理論化はまもなく確信に席を譲り、哲学的な理論づけは魂の直接的な探求に席を譲らなければならない。・・・

そして、それほど遠くない将来、大学と公共基金の研究機関において、魂に関する実験的な科学は正当な立場を与えられるであろう。」
(下p33-34)

それはすごいな。


「・・・というのは、何ものも・・進化的な発達を止めることはできないからである。」(下p34)

!!
進化は、法則なのだ。


最後に警告の言葉が与えられている。

1. 形態に執着してはならない。
2. すべてのパーソナリティーは法則のもと干満の周期を経験する。
3. 個人生活においても、グループ生活においても、ビジョンが暗くなり、谷間を歩き、星々が霧で隠される時期があるが、闇の後にはビジョンが続き、夜の後には昼がくる。
4. 意気消沈してはならない。

意気消沈する原因:
組織の活力低下、具体マインドの過剰な発達が、情緒性質にあまりにも過剰な要求を行い、肉体に対しても過剰な要求を行うため。相反する対をなすものがバランスを取ろうとするため。

意気消沈に対する治療法:
メンタル体の懸命な活用により、平衡を達成する。また、時が解決する。

(下p33-36)


形態に執着しない。いい時も悪い時もあるのだから、意気消沈しない。
淡々と行こう!ということか・・・


オカルティズム(秘教)の道を選んだ人々が養う必要のあること
1. 動機の神聖化
2. 完全な無恐怖
3. 論理能力によって懸命にバランスが保たれた想像力の育成
4. 証拠を懸命に評価し、最高位の本能と直感に合致するものだけを受け入れる能力
5. 積極的に実験をする自発性

「この五つの傾向は、生活の純粋さと思考の統御と合わさることで、達成の領域へと導くであろう。」(下p37)

ま、簡単なことではないが、心に留めておきたいことである。


「あなた方の目的が、知り得る全てのものを発見することではなく、あなた方各々があなたのいる場所で影響を与えることができる人々と人類にイルミネーションをもたらすために懸命に用いることができるだけのものを発見することである。」(下p37)

全てでなくて良いのだ。今、自分にできること・・・


「真の問題は完全な無恐の達成にある。

・・・非常に多くの人々が、無統御な情緒性質によって情報の源を塞いでいる。」
(下p37)

だから、戦場なのだ。アストラル体は。


で、どうしたら、アストラル体を統御できるのか??

1. 直接的な抑制によって
・初心者が用いることができる方法。
・しかし、肉体に作用し、アストラル体やエーテル体に充血状態を生じさせる。
・頭痛、肝臓の充血、他の不調を引き起こす。

2. 問題点を直接認識することによって
・恐怖心は、多くの人々の場合、臆病に基づいているのではなく、プライドのようなメンタル的な状態に基づいていることが多い。

3. リラックス、集中、落ち着き、そしてパーソナリティー全体に純白光を浴びせるという直接的方法によって
・穏やかになるよう努めなさい。
・肉体をリラックスさせ、できるだけアストラ体を鎮めようと努力し、マインドを安定させるよう努めなさい。
・意図的に純白光の流れを呼び下ろし、それをあなたの低位三体に注ぎ込み、障害になるものすべてを流し去りなさい。

(下p38−39)

そんなことを実行する余裕があるといいのだけど・・・
戦場の真っ只中で・・・









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by phytobalance | 2018-01-05 23:19 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 10月前半 規定10 今の時代と未来 その1

規定10
創造された形態が水に浸されるとき、水は吸収され、そして用いられる。形態は強さを増す。仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。そして、外なる建設者に仕事を辞めさせ、内なる働き手に自らの周期を開始させなければならない。


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規定10は、続いているが、いよいよ下巻に突入。

今の時代と未来

と言う見出し。

なぜ、ここで、このテーマなのか。
しかも、60ページも割いている。


「人類の遥か前方にあるものに関わる必要はない。必要なのは当面の問題に注目することである。それは、個人や人類にとって問題になっていること、つまりアストラル体の支配に関する問題である。」(下p13)

これが「今の時代」をテーマにする理由??
こう続く・・

「エゴつまり魂の潜在能力と、その小さな影響範囲内で統御し支配する能力を混沌状態で発揮する機会が与えられている。ここに、この時代のすべての熱誠家たちが今後特に努力すべき理由がある。」(下p13)

今の時代・・・今の私たち人類の一般的な進化レベルにおいて、なすべきこと・・、を伝えるため、と言うこと??

「・・あなた方が従うべきいくつかの提案をしたい。とはいえ、従わない方が賢明であると思うときには従うべきではないが。」(下p13)

強制していないところがいいね。あくまでも自由意志が尊重されているのだ!


「すべての熱誠家がエネルギーの焦点であり、自分がいる場所において意識的な焦点になるべきであるということを覚えておかなければならない。

渦と嵐の真っ只中で自らの存在を感じさせなければならない・・・。」(下p13)

いろいろ周りに起きていることに振り回されるな、、ということ、、だろう。


「すべての熱誠家たちが努力すべきことは、圧力に抵抗したり逆らったりすることでも、それと戦ったり交わしたりすることでもない。そのような方法は注目を非自己に集中させ、混沌状態を悪化させる・・・。」(下p13)

やはり、そうか。


「・・行うべき努力は、高位我と接触し、それを安定したしっかりとした状態に保ち、直接的な整列状態を生み出すといったものである。」(下p14)

「自分が行うすべてのことにおいて、良識という極めて必要な要素を用いるべきである。そのためには常に、識別に基づくエネルギー節約の法則に従い、真の価値観を持つことが必要である。」(下p14)

良識真の価値観
当然のことと思えるが、その良識に基づくこと、真の価値観に沿った行為を行うこととは何か、、、。
簡単ではないはず。


「オカルト的な訓練の目的は、実際の霊的エネルギーの焦点になれるよう熱誠家を発達させることである。しかしながら、法則のもと、この訓練も周期的なものであり、自然界のすべてのものと同じように満ち引きがある。」(下p14)

周期的・・・これも秘教にはよく出てくる。
ずーっと良い状態など保たれない。上手くいく時、そうでない時が、交互にやってくる。それは、1つの人生においてもそうだが、一生涯が、そのどちらかの場合もある。いくつもの生涯を見た時、やはり周期が起きているのだ。


「世界的な動乱と激変が起こっているこの時代を生きるあなた方すべての注目を奪っている諸問題との関連で、私はあなたがたに励ましの言葉を与えたい。

・・混乱が現在のように全体に広がり、全地域がそれに巻き込まれている時、混乱はもうすぐ終わるということを。」(下p14)

なるほど。ここで、今回の見出しの意図が見えてくる。

周期的、、、だから、「今」、そして、「未来」なのだ。
一個人だけでなく、社会の動き、または、人類の進化全体においても周期があるのだ。

社会は、動乱と激変の真っ只中ではあるが(本当に!)、周期があるので、それが永遠に続くわけではなく、むしろ、いずれ終わる、、ということ・・・だろう。


現在現れつつある思想分野

「過去の結果であり、未来を約束するものである、現在現れつつある幾つかの主要な思想分野について簡単に触れることは価値があるかもしれない。」(下p15)

ということで、この後、宗教、哲学、科学、心理学における思想の変遷と未来についての説明が続く。


宗教においては、いずれ普遍的な、画一的ではないが統一された神へのアプローチが出現するという。 (下p17−18)

神へのアプローチ、、という言い方をされると、現在もある大宗教的なイメージを持つかもしれないが、ここでは、「超人の世界と進化過程の超自然的な段階を支配する自然法則」を指している。

「世界の状態は今日の世界を席巻している三種類のフォースの衝突の結果であるということを忘れてはならない。」(下p23)そうだ。

その三種類のフォースとは、

1. 古い伝統にしがみついている人々から発せられるフォース。
彼らは形態と過去を重視することで、それらの携帯の崩壊を引き起こしている。

2. 神秘家たちの内的グループから発せられるフォース。
彼らは惑星ハイラーキーの指導のもとで新しい形態を建設しつつある。

3. どちらのグループにも属していない一般大衆から発せられるフォース。
彼らは、フォースを懸命に注ぐことができるような建設的な経路を認識できるようになるまでは、それを盲目的に、しばしば懸命とは言えない方法で用いる。

(下p23)

これらのフォースのために、問題が起きているという。

「追及する熱誠家と探求者が自分自身を発見できるようにする教えを発表することが必要・・・

古い伝統を拒絶し、また神秘家の言うことも認めずに、自分自身が解放された魂であることを知ろうとする人々に対しては、魂の法則を明らかにし、個人の開花に関する真理を明らかにすることが必要である。

その知識を得ることで、建設する神秘家たちは着実に成長していくであろう。」(下p23)


科学においては、現在、そのものの変化の過程にあるという。

物質、原子についての研究は新しい領域へ入りつつあり、
「古い技術と手順は次第に破棄され、物質の性質に関する新しい取り組みとこれまでとは違う根本概念が新時代を特色付けるようになる・・・

原子の性質に関する一見異なるように思えるふたつの考えから、あるエネルギー衝撃についての認識が現れるのが見られるであろう。」(下p24)

ふたつの考えとは、魂と原子(力)、それぞれの解放、、なのだという・・・


いずれ明らかになる不朽の知恵の基本的前提に関する真理:

1. 魂は形態建設の原理であり、引力と結合を生み出す。
2. 魂はエネルギーの一つの様相(タイプ)であり、物質そのものの様相とは異なる。
3. 原子は一つのエネルギー単位として認識されてきたが、組織、形態と呼んでいる集合体に原子をまとめているエネルギーはまだ特定されていない。これは、権限における形態を建設する様相のエネルギーである。
4. 生命原理は、有機体を生み出すタイプのエネルギーではない。魂が探求される時が来るまで発見されず、認識されない。
5. それは、人間が魂として働き、あらゆる形態内の魂と意識的に連結して働くことができるようになった時、初めて発見される。

(下p24−25)


3つの偉大な発見

発見が目前に迫っており、次の二世代の間に現代の思想と生活を大きく変革することになる3つの偉大な発見:

1. 原子エネルギーの解放
これは、世界の経済状況とそれに依存している政治状況を一変させる。私たちの機械文明は単純化され、金銭の悪夢から解放される時代が幕を開ける。

2. 光と色彩についての現在の研究から発展するエーテル視力の認識
人々は、光の観点から考えたり話したりするようになる。これが、民族の壁と皮膚の色の違いを取り払い、人間の本質的な同胞愛が確立される。

3. 音と音の効果についての研究から生まれる創造物の世界における途方も無い道具。
未来の科学者は音を用いて結果を引き起こすという。その道具が、人の手に委ねられることになるという。また、原子エネルギーの解放がこの来るべき新しい音の科学と関連している。

これら3つの発見・発達が新時代の幕を開け、この過渡期において必要な変化を生み出し、新時代を始動させる、という。

(下p26−28)


つづく・・・



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by phytobalance | 2018-01-04 21:02 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 9月後半 その2 規定10 エネルギーの正しい使用法

規定10
創造された形態が水に浸されるとき、水は吸収され、そして用いられる。形態は強さを増す。仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。そして、外なる建設者に仕事を辞めさせ、内なる働き手に自らの周期を開始させなければならない。

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いよいよ

エネルギーの正しい使用法

を学ぶ。

この節は、誤った波動の克服とアストラル・エネルギーの正しい方向づけについて学ぶ。

そのために、まず、人間の感覚体を循環する主要なエネルギーについての解説から始まる。


主要なエネルギーとは、以下の7タイプ。

1. 惑星そのものの感覚体を循環しているエネルギー
2. 惑星形態から放射されるアストラル・エネルギー
3. アクエリアス(水瓶座)から放射されるアストラル・エネルギー
4. 聖なる「太陽のハート」からのかすかな放射
5. アストラル体の衝動的な欲求のエネルギー
6. 周囲の家族や友人たちのアストラル生命つまり感覚的な放射
7.産まれながら身につけ、それを使い、人生を送るとともに築き上げていく情緒な装備(エネルギー)
(上p370-375)

このうち1〜4は、宇宙的なエネルギーなので、実感がわかないが、実際、5のいわゆる私たち自身の衝動であるアストラル・エネルギー(感覚体)は、1〜4のアストラル・エネルギーに対して、
「私たちにはまだ理解できない方法で反応している。」(上p374)

のだそうだ。そして、

「その反応は個人のアストラル体の容量と進化段階に応じたものである。群集心理と衆愚政治の根源はこの事実にある。」(上p374)
と、いう。

6の家族や友人のエネルギーは、思っている以上に、大きな影響を与える場合もあるし、彼らに影響を与える場合があるとのこと。
(上p375)

多くの人々は、1〜6のエネルギーに反応した時、7の自身が築き上げてきた情緒的なエネルギー体の犠牲になっている、のだそうだ。(上p375)


これらの反応として、3つのパターン(方法)がある。

・情緒的な反応:何らかの種類の反応をするように駆り立てられる。
・感覚的な反応:情緒的に反応しなくても、すべての印象を常に感知している。
・単純な反応:感知、または、その拒絶。

「この三つの場合すべてにおいて、相反する対をなすもののどちらかが選択される。その選択は選択する人のアストラル・メカニズムの特質によって決まる。」(上p376)

情緒は、常に相反する、対極にある2つを提示する。どちらで反応するのかは、その人のアストラル体の経験による、というのだ。


第4のパターンとして、
「情緒体に完全に無執着になり、どのような感覚的な印象づけからも随意に自分を引き離す」(上p376)

こと。そうできる能力が必要になってくる。

無執着・・・。
秘教を学んでいると、馴染みになってくるのだが、慣れるまでは、意味はそれなりに分かっても、しっくりこない、腑に落ち難いことだと思う。

ここでは、アストラル体がどう反応しようとも、その反応と自分とを同一化せずに、つまり、執着せずにいられる能力が必要だ、といっているのだ。



誤った波動を克服するためにはどのようにすればよいか?


1. 誤った波動とは何かということを認識する、反応を感知できることが必要。
(上p376)

この後に続く説明は、ひどく重要なことに思われる。

「波動、衝動、情緒、欲求は形態面の低位様相に起源があり、魂からの放射とは異なるものである。

感覚体に働きかける両者の衝撃を異なるものとして認識しなければならない。

そして、自分自身に次のように問いかけなければならない。
つまり、この反応はパーソナリティー生命への感応であろうか、それとも魂意識への感応であろうか。

私の感覚体を活動へと駆り立てようとするこの衝動は、私に内在する神聖な生命から来るのか、それともいずれかの顕現体の形態様相から来るのか。

それは私のアストラル体を、私と連結している人たちを傷つけるような方法で活動的にさせるのか、それとも助けるような方法で活動的にさせるのか。

彼らは妨げられるのか、それとも手助けされるのかと。」(上p377)

そして、こう続く。

「自らの情緒的な反応を詳細に検討することによって、世界の現状から見て、どれほど強調しても決して強調しすぎることがない基本的な特性の考察へと導かれる。

その特性とは無害性である。」(上p377)

その無害性とは、
「落ち着いた生活の調和を乱し不快を引き起こすという理由から困難を嫌う弱さや感傷的な情愛深い気質から来る無害性ではない。

また、

危害を加えることができるほど発達した装備がないために傷つける力がない、あまり進化していない消極的で無力な人々の無害性でもない。」(上p377?378)

これは手厳しい!

「それは、真の理解と魂によるパーソナリティーの支配から湧き起こってくる無害性であり、日々の生活での霊的な表現へと必然的につながるものである。

それは、兄弟の意識に共鳴し、兄弟の認識を見通す能力から生まれるものである。

これを達成した時、全てを許すようになり、助け援助したいという願望によって、全てを度外視するようになる。」(上p378)


分かるようで、でも、その感覚がまだぼやけている。

分かることは、無執着にしても、無害性にしても、上っ面だけ、形だけ、の生やさしいレベルではない、ということ。
つくろって、できる行為ではないのである。


「誤った波動に対する反応は、「殻を形成する」方法や、マントラムや心象化の力による「絶縁」のいずれによっても根本的には妨げるものではない。この二つの方法は、まだ学ぶべき課題を持つ人々が自分を防御するために用いる一時的な急場しのぎの手段でしかない。殻の形成は、あなたがたもよく知っているように、分離につながり、殻を形成する習慣をいつかは克服しなければならず、すでに形成した殻を破壊し消滅させることが必要になる。殻を破壊し、消滅させる方が、習慣を克服することよりも容易である。」(上p378)

と、指摘されている。
なかなか難しい。
しかし、

無害性の実践は熱誠家にできる最善で最も容易な方法である。」(上p379)

なぜなら、

「その時、どのような形態内のどのような生命に対しても有害に働くものが彼の中にはなくなり、そのためからは有益なものだけを自分に引き付けるようになる。」(上p379)

からである。

「そして、彼はこのようにして引きつけた恵みとなるフォースを他の存在を助けるために用いるのである。これが第一歩にならなければならない。

そのために必要な訓練と・・・全ての活動と全ての反応を絶えず監視することによって情緒体は啓明されたマインドの支配下に置かれるようになる。」
(上p379)


2. 誤った波動と破壊的なエネルギーを吸収し変性する
  次の段階で学ぶ方法らしい。

「明確にそして自分が何をしているか完全に自覚しつつ、彼は自分の中に全ての邪悪な放射を集めて、それをその構成要素に分解し、それらを中和したり無力かしたり無害にしたりはするが、その性質は変えずに、それらがやってきたところへ戻す。」(上p379)


ワーォ!まさに、魔術・・・。
今は、まだ、ハードルが高すぎるかな・・・。


3. 自ら方向転換する
 さらに上の段階、イニシエートたちができること。

「法則についての知識とある力の言葉についての知識を通して、彼はエネルギーに対して、自ら方向転換し、発せられた中心へと戻るように命令することができる。」(上p379?380) 

レベル高っ!
(かっちぃぃ!)


しかし、ご安心を。
ちゃんと理解されているのだ。

「この方法に関して私たちはなすべきことは何もない。
無害性に関してはまだ多くのことを実践しなければならず、日常生活でのその適用を注意深く見守らなければならない。」(上p380)


は〜い。
私たちは、まず、無害性・・・について、熟考し、実践する、ところから始めましょう。






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by phytobalance | 2018-01-03 20:40 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 9月後半 その1 規定10 アストラル・エネルギーと恐怖心

規定10
創造された形態が水に浸されるとき、水は吸収され、そして用いられる。形態は強さを増す。仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。そして、外なる建設者に仕事を辞めさせ、内なる働き手に自らの周期を開始させなければならない。


次なるテーマは、

アストラル・エネルギーと恐怖心

規定7からアストラル体についての規定を学んでいるが、アストラル体は、

「人が顕著に偏極しており、他のどの体よりも強く意識している体」(上p347)
である。

以前に出てきた通り、私たちにとって、アストラル体は「戦場」である。


エーテル体にフォースが通過していることは、通常、意識できるものではない、しかし、活力があるとか、エネルギーが足りない時、具合が悪かったり、欲求が満たされた時に、その存在を感じることができるという。

アストラル体は、経験の媒体であるという。幸福と惨めさ、満足と不満、確信と疑念、勇気と恐怖という両極を揺れ動く時、その反応を感知することができるのだそうだ。

そして、私たちの意識的生活の大部分は、この反応に費やしているといるとのことである。

(上347−350)


「すべてのアストラル・エネルギーが太陽系のアストラル・エネルギーの一部である。」(上p348)

とのことだが、すべての人は、アストラル体を絶えず流れている太陽系や宇宙のエネルギーから切り離して、独自のアストラル体を築いている、という。

そのアストラル・エネルギーは、その人特有の音色に反応し、彼特有の特色に色付けされる。これが、人生経験に対する人それぞれの情緒的な反応の限界なのだそうだ。

より大きなエネルギーを感じるようになるまでは、自身で作り上げたアストラル・エネルギーが、その人の生涯の運命を固定化してしまう。

(上p349-350)


「多くの人の場合、人は自らの欲求体が作り上げた通りのものになる。」(上p350)

ちょっと、恐ろしいね。


アストラル的な活動は、通常、以下のように顕現する。

f0053026_17123524.jpg
I 恐怖心
II 鬱状態、もしくはその対極の躁状態
III 動物的な欲望の満足を求める願望
IV 幸福を求める願望
V 解放を求める願望。熱誠。
(上p352)


これらのうち、最初の二つ、恐怖心と鬱状態は、

「人間にとって、この時代とこの周期における敷居の住者になっている。」(上p368)

ということで、恐怖心と鬱状態の、主に、その原因について説明が続く。


I. 恐怖心

「アストラル・エネルギーの現れ方の中でも最も一般的なものの一つであり、・・・根本的なアストラル的な悪にもなっている・・・」
(上p353)

悪!!!


恐怖心の波動の範囲として、以下が挙げられている。

・自然界の法則やフォースについての無知
・暗闇や道のもに対する恐れに基づく未開人の本能的な恐怖心
・友人や愛する人チオと、健康や金銭や人気を失うことに対する恐怖心
・失敗に対する恐怖心
・疑いに起因する恐怖心
・究極的な無や消滅に対する恐怖心
・死に対する恐怖心
・アストラル界の大いなるイリュージョンへの恐怖心
・生命そのものの変幻極まりなさへの恐怖心
・道での孤独への恐怖心
・恐怖心そのものに対する恐怖心
(上p353)

「さらに多くのものを挙げることもできるが、あらゆる種類の恐怖心が蔓延していることを示すにはこれで十分である。それらがほとんどの状況を支配し、多くの幸福な瞬間に影を落としている。」(上p353)


「これらの恐怖心のために、人は臆病でおどおどした敏感な生命の原子になってしまい。生きていることに伴う様々な問題の大きさに震え上がり、あらゆる状況に対する人間として自分が不十分であることに気づく。そのため、自分の恐怖心と疑念に背を向けて、自由と生命という生得財産の中に足を踏み入れることができないのである。

しばしば人はあまりにも恐怖心に苦しめられるために、自分の理性さえも恐れるようになる。これをどれほど暗く描写しても暗すぎるということはない。というのは、現在恐怖心は支配的なアストラル・エネルギーであり、敏感な人々はあまりにも容易にそれに屈してしまうからである。」(上p353-354)

恐怖心は、支配的なエネルギー・・・


「恐怖心は物質そのものが存在するという事実によるものであり、相反する対をなすもの 
ー 魂と物質 ー の作用によって必然的に起こるものである。」(上p354)

ある意味、恐怖心からは免れることは容易ではなさそうだ。


恐怖心の波は、どこからやってくるか・・・


⒈ 死に対する恐怖心

死の恐怖は、死そのもの、未知への恐怖心、疑い、別離、形態生命への執着、死後の世界の誤った考えなどに基づいて起こるとのこと。

しかし、

「死は存在しない。あるのは、・・・より完全な生命への門出である。肉体という器の振りな条件からの解放である。非常に恐れられていう引き裂かれる過程は、横死や突然死の場合以外には存在しない。そして、そのような場合でも、唯一本当に不愉快なことは危難と崩壊が差し迫っているという瞬間てき名圧倒する感覚だけであり、電気ショックに非常に似たものだけである。それ以上のものではない。」(上p356)


⒉ 未来に対する恐怖心

未来に対する恐怖心は、以下の人間の3つの本能から生じるとのこと。

①自己保存の本能に起因する、本能的な心理的思考習慣による。
本能的な記憶と予期する想像力の嘆かわしく混合されている。
しかし、この脅威を免れている人はほとんどいないとのこと。

②魂から放射される予感の閃きによるものだが、魂との接触がしっかりと確立されると、予感が恐怖心を引き起こすことはなくなる。

③他の人々の恐怖心と同調してしまい、その反応から切り離すことができない個人的な苦悩と恐れの魂によるもの。
(上p359-361)


3. 肉体的な苦痛に対する恐怖心

肉体的な苦痛に対する恐怖心は、自分自身のアストラル体に課す緊張、想像力の使用によって引き起こされる緊張、推測に基づき肉体の神経系に起こる緊張によって引き起こされる。神経系が過度に過敏になり、極めて鋭い肉体的な苦痛を受け、病気や苦悩が真の苦痛に満ちた状態へと悪化してしまう。気づいていなくても、すべての不安の根本的な原因である場合があるとのこと。
(上p362)


4. 失敗に対する恐怖心

失敗に対する恐怖心は、良いことを行うのに失敗するかもしれないという恐怖心、愛する人々の愛と賞賛を受けることができないのではないかという恐怖心、他の人々に軽蔑され見下されているのではないかという恐怖心、機会を見極めそれを捉えることに失敗するかもしれないという恐怖心など、多くの人々に影響を与えている。これらはすべて、一種の恐怖コンプレックスで、多くの善良な人々の生活を色付けている。
(上p363)


恐怖心を持っていない人はいないだろう。
ここまで並べられると、これまで気づいていなかったことも、実は恐怖心であったことに気づくかもしれない。

このエネルギーに屈してはいけないのだけど・・・・


II 鬱状態、もしくはその反対極の躁状態

躁状態の原因は、アストラル的もしくは肉体的のいずれかであり、世界情勢や個人の状況に付随するもので、逃れられないほど非常に広く蔓延しているものであるという。

個人に起きる鬱状態は、世界的グラマー、アストラル偏極、肉体の活力喪失状態によって引き起こされる。

世界的グラマーは、宇宙的な問題と関係しているが、鬱状態を生み出すような個人的んあ状況に陥ることのない人にも影響を与える。

アストラル偏極は、自分を情緒体と同一化することであるが、人生を自分の気分や感情の観点から解釈し、欲求に反応している限りは、絶望、暗黒、疑い、ひどい落胆、鬱状態の瞬間を人は経験することになる。

肉体の活力喪失状態は、エーテル体つまり活力体の消耗、肉体の病気、大気の影響などが原因である。


「鬱状態とその反対極の二義的で一時的な原因がすべて、この三つの項目のいずれかに入ることが分かるであろう。そして、その原因を突き止めたとき、治療法は明らかになる。」
(上p368)

とのこと。


恐怖心と鬱状態・・・
「これらは両方とも心理的な要因に対する感覚的な反応を示しており、勇気といった別の要素を用いることによって対処できるものではない。それらは、・・・魂の全知をマインドを通して働かせることによって対処しなければならない。ここに・・・ヒントが隠されている。」
(上p363)
のだそうだ。


「一般の人々の感覚体で気分や恐怖や興奮の影響を受けないものはほとんどない。

これが太陽叢センターが異常に発達する条件を与えてきた。人類の大多数の場合、仙骨センターと太陽叢が生活を支配している。物質生活と性生活への欲求が非常に密接に混ぜ合わされているのはそのためである。・・・・

魂として機能するようになった時、感覚的な生活は識閾下に落ちることになる。」(上p369)


魂とつながるまで、恐怖心や鬱症状など、アストラル・エネルギーによる影響を完全に回避することはできないのかもしれない。




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by phytobalance | 2018-01-02 17:20 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 9月前半 その2 規定10 センターとエネルギーと光線

規定10
創造された形態が水に浸されるとき、水は吸収され、そして用いられる。形態は強さを増す。仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。そして、外なる建設者に仕事を辞めさせ、内なる働き手に自らの周期を開始させなければならない。


センターとエネルギーと光線

これが、2番目の小見出し。

なぜここで、この内容なのかというと、以下のように説明されている。

規定10を学ぶ2つの観点:

・魂がその道具である人間との関連において行う仕事
・弟子がハイラーキーへの奉仕に関連して行う組織化の仕事
(上p331)

魂:形態の創造と維持と活用に対しての責任のある者。人間という存在の外的な形態の背後に存在。

ハイラーキー:人間の進化を推進するすべての活動だけではなく、他の鎮か仮定の背後にも存在。

そして、魂もハイラーキーも

・エネルギーの中心である。
・法則のもとで創造的に働く。
・主観的な活動から客観的な顕現へと働きかける。
・より高位のエネルギー・センターからの活性化と刺激に反応している。
(上p331-332)

なのだそうだ。

と、いうことで、この節では、エネルギーについて学ぶのである。


エネルギーは、2つの大きなグループに分かれる。

☆形態面に関するグループ
(外的な建設者たちの仕事。物質に備わっている固有のフォース)
1.肉体フォース
2.活力フォース

☆その他のエネルギーのグループ
3.アストラル・エネルギー
4.定位具体マインド、チッタ、マインド・スタッフのエネルギー
5.パーソナリティーのエネルギー
6.惑星のエネルギー
7.太陽系のエネルギー、つまり生命の息


1. 肉体フォース

肉体を構成している細胞の生命に起因するフォース。

「この細胞生命は環境の細胞生命に反応する。オカルティストは自分自身の中にある要因と環境にある対応する要因との関係を常に理解している。このことを決して忘れてはならない。」(上p332)

オカルティストとは、秘教徒のこと。怖くないからね。

で、この文章、「思考のすごい力」の著者、ブルース・リプトンを思い出す。
細胞も、その中にあるDNAも環境に反応する・・というくだり。

環境なくしては、存在はあり得ないのだ。
これは、ホリスティックな考え方の根幹をなす概念のひとつでもある。


「私たちは形態の世界に生きている。これらの形態は小生命たちからできており、これらの小生命たちにはそれら自身の放射的な影響力があり、他に影響を与えている。」(上p332)

この文章も、、、ぞくそくする。

小生命とは、細胞だったり、さらにその中にいる存在などを指すのだろう。

この放射的な影響力は、三つのグループに分けられる。

・細胞そのものから発せられ、その特質によって決まる放射
---細胞体の物質的な波動を高めたり低めたりする。

・雄と雌の両性が引きつけ合う力を生み出す二つの動物体の科学的な親和作用の原因になっている純粋に肉体的な性質の放射
---本能的なもので、どのようなメンタル的な反応の影響も受けない。

・細胞が反応するものがその細胞自体の中にもあるためにおこるフォースの放射
---細胞が自らの調和するリズムに対して起こす反応。
(上p332-333)


「これらの放射はまだほとんど理解されていないが、人類が進化するにつれてますます喘鳴にでてくるようになるであろう。」(上p333)
とのこと。


2, 活力フォース

これは、いわゆるエーテルと呼ばれるもののこと。

「空間のエーテルは必然的にすべての体のエーテル形態、アストラル体つまり情緒的な知覚の体、マインド・スタッフで構成されているメンタル体を含むものであるが、それらすべては物質的であり、生命の形態面の質料である。」(上p334)

そして、この生命の形態面と関係するセンターと肉体の部位が紹介されている。
ここにセンターが登場するのである。
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1.細胞生命 → 血流 → ハート・センター → 胸腺
2.感覚生命 → 交感神経 → 太陽叢センター → 膵臓
3.メンタル生命 → 脳脊髄系 → アジュナセンター → 脳下垂体
4.活力生命 → 七つのセンター → 脾臓
(上p335)

さらに、人間全体を完成させる様相がある。

5.自我意識 → 脳の上部 → ヘッド・センター  → 松果腺
6.自己表現 → 脳の下部 → 喉センター → 甲状腺
7.自己保存 → 生殖器官 → 仙骨センター → 生殖腺
8.自己主張 → 人間全体 → 脊柱規定センター → 副腎
(上p336)

これらのうち、「活力生命体」は、様々なセンターの再低位の様相を通して人を肉体的に活性化する包括的な項目である。


センターには次の三つの機能がある。

1.肉体に活力を与える。
→動物たち、すべての創造された形態と分かち合っている。

2.人間の自我意識を発達させる。
→人類家族の特権

3.霊のエネルギーを伝導し、人間全体を霊的な存在状態へと駆り立てる。
→人間が進化し、神経系、内分泌系、センターが総合され調和のとれたリズムで機能している時、この存在が感じられる。

つまり、センターは、肉体を活かすだけでなく、進化をも促すもの、、なのである。


ここで、

「特定の刺激に反応する魂たちは各々の光線によって異なる取り組み方と異なる方法をとる」
(上p340)

として、7つの光線の説明が登場するのだが、比喩的なので割愛する。
しかし、エーテルとの関係は、以下のように示されている。


「活力フォースというのは絶えず動いている空間のエーテルが外的鞘を通過することを指すものでしかないがそれには多くの種類がある。」
(上p342)

1.どの形態であれそのエーテル体は、太陽系のエーテル体の一部である。・・・宇宙的な光線のフォースとエネルギーは絶えず循環しており、一定の経路をたどって空間のあらゆる部分のエーテルを通過している。

2.あらゆる形態のエーテル体の反応、適応し利用し伝達するエーテル体の能力は、センターの状態によって決まる。

3.形態はこれまでのところ主として、惑星上のほかの形態からもたらされるフォースに対して、そして七つの惑星から放射されている七つの基本タイプのエネルギーに対して、さらに、生命を付与する太陽光線に対しても敏感に反応している。
(上p342-343)

とのこと。

七つの光線についての分かりやすい説明が後に出てくることを祈る!


3~7. その他のタイプのエネルギー

3~7まであるのだが、それぞれのエネルギーの発せられる源が羅列されているだけで、説明はない。
なので、割愛する。



最後に、オカルト治療(秘教治療)の秘密、、、、というか、エナジーワーカーにとっては、戒めにも聞こえる文章を引用してみる。

「治療家たちはエーテル体を用いて実験を行っているが、彼らにはまだ真の知識はほとんどない。
彼らは磁力の流れやその他の流れが通過しなければならない自分自身の体のセンターについてほとんどもしくは全く何も知らない。
彼らは治療しようとする人々のエーテル・センターの状態や自らが用いたいと思うフォースの性質について理解していない。
彼らにできることは、自らの生活を規律あるものにし、欲求を統御することで、正常な体を築き、自分から他の人々へとフォースが通過できるような開かれた通路になることだけである。」(上p343)





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by phytobalance | 2017-12-29 22:17 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 9月前半 その1 規定10 想念形態の建設

規定10
創造された形態が水に浸されるとき、水は吸収され、そして用いられる。形態は強さを増す。仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。そして、外なる建設者に仕事を辞めさせ、内なる働き手に自らの周期を開始させなければならない。

いよいよ規定10。

なぜ、「いよいよ」なのかと言うと、『ホワイトマジック』の中で最も沢山のページを割いて説明しているからである。
200ページを超える!!
実際に9月から11月までの3ヶ月間、規定10について学んだ。

確かに規定の文も長いが、それにしても何を200ページも説明しなくてはならないのか。

『ホワイトマジック』の各規定を説明する章は、単純に規定の意味を説いているわけではない。規定の文章や、そこに見られる単語から発展して、いろいろと多岐にわたって説明が広がっているのである。それらはすべて重要なことではあるが、ともすると、

'何でこれ、ここで説明しているわけ??' と感じるほどに、もともとの規定の文脈から離れた内容に思える説明が続くのである。


ロスト気味になる。・・・本当は、規定と関係しているわけなのだけど。


タイムリーにレビューしなかったのを幸いとして、規定10の小見出しを並べて、規定10を俯瞰してみる。(その自信、ないんだけど)


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想念形態の建設
センターとエネルギーと光線
アストラル・エネルギーと恐怖心
エネルギーの正しい使用法
今の時代と未来
ハイラーキーの創設世界奉仕者の新集団
占星学と諸エネルギー


最初の小見出しは、よし!
そのあとの3つもまぁ想像できなくはない。
だけど、最後の3つは??

No idea!

俯瞰して、3ヶ月分のレビューを簡潔に(格好良く!)まとめたい、と云う願望は見事に打ち砕かれた。
仕方ない。素直に順を追って見てみよう。


想念形態の建設

規程10に述べられている2つの事実。

1. 形態はそれが浸されている水を吸収し、そして用いる。
2. その結果、形態は強さを増す。

そして、3つの強い命令。

1. 魔術師は形態が確実に十分強くなるまで、その建設を続けなければならない。
2. 十分強くなったとき、「外的な建設者」に仕事を辞めさせなければならない。
3. そして「内的な建設者」に自らの周期を開始させなければならない。


事実の1だが、「水」はアストラル界を指す。
想念形態は、メンタル界で作られ、アストラル界で大きくなる。(事実の2)
しかし、アストラル界は、欲求の水で満たされている。
この欲求が、形態を強くするが、同時に純粋性は失われてしまう。

皮肉である。


命令の1は、形態が確実に十分強くなるまで建設を続けなさい、という。
前回の規程9で見たように、正しい方向づけが大切。

「形態を正しい方向に向け、その想像者の意思と目的を遂行するために適切な道の上に置かなければならない・・これは仕事のかなり初期の頃に起こるものであるが、この方向づけの後に建設の仕事は進行する。」(上p323)
「というのも、想念形態にはまだ自立して生存する準備ができていないためである。」(上p323)

そして、命令の2と3は、形態が十分に大きくなったら、外的な建設者から内的な建設者にバトンタッチさせなくてはならないと、言っている。

「すべての形態建設において建設のテクニックは、基本的に同じである。」(上p323) 

だそうで、それが警句として、11の項目にまとめられているが、以下、抜粋する。(上p328-239)

・創造者は自分が建設者であって、建設されたものではないということを知らなければならない。

・創造者はまず外的な建設者たちを扱い、自らの影響範囲の周辺部に召集の呼び声を発しなければならない。

・自分のアイディアと衝動によって生命ある質料である水を動かし、自らの目的と計画に建設者たちを従わせなければならない。

・常に「指揮台」にとどまり、そこから降りて自らの想念形態と密接に接触することなく、判断力と熟練の技術を駆使して、建設しなければならない。

・心象化と瞑想と行動での手腕を通して、自らの形態を時空間内に投射すべきであり、そうすることで、自らの意思が命令し、自らの愛が望み、自らの必要が創造するものを生み出すべきである。

・外的な形態の建設者たちを撤退させ、ダイナミックなフォースを持つ内的な建設者たちがそれを顕現へと押し出さなければならない。創造者の目によってこの内的な建設者たちは方向づけられた機能的な活動へと駆り立てられる。

創造活動の順序は、以下の通りである。

1. 空間の水が言葉に反応する。
2. 建設者たちが建設する。
3. 創造の周期が終わり、形態は顕現する上で十分なものになる。
4. 次に遂行の周期が訪れる。この遂行がどれだけ続くかは、主観的な形態を構成し、活気を与える生命を伝達する内的な建設者たちの力によって決まる。


つまり、こんな感じだろうか。

・メンタル界で創造された想念形態を、音として、アストラルの水を振動させ、おそらく、自身の欲求からか、大勢の共感を誘うか、で、大きく成長させる。
・創造者は、建設しているものと同一化してはいけない。あくまでも「指揮者」として、共鳴を強め、形態が大きく強くなるよう導くのだ。
・十分に大きく、強くなったら、外的な建設者には退いてもらう。
(でないと、欲求の渦に飲み込まれてしまうから・・)
・これで、形態が顕現する準備完了。
・そして、顕現を遂行する時は、内なる建設者・・つまり、魂、の導きを使う。


ありゃ、これで規定10の説明は、何となくカバーした感。
でも、まだ小見出し1をカバーしただけ・・・・

まだ、200 ページ以上続く!!

だから・・・

つづく・・・








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by phytobalance | 2017-12-27 23:40 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 8月後半その4 規定9

規定9
次に凝縮が起こる。火と水が出会い、形態は膨張し成長する。魔術師は自らの形態を適切な道に置かなければならない。


この規定は、『宇宙の火』に書かれており、以下の注釈もついているそうだ。

「欲求とマインドを純粋にし、むらのないものにし、創造された形態を正しくバランスのとれたものにしなさい。そうすることで、破壊の道つまり「左手の道」に引きつけられることは不可能になる。」(上p304)

ここで強調されていることは「純粋」さ、とのことで、規定9の章の小見出しの一つは、

純粋さの必要性

である。

何が純粋であるべきなのか、というと「動機」である。

動機がパーソナリティの欲求に基づくものであれば、その行動は不純に特徴付けられると。

衝動が形態内から発せられるのであれば、それは形態によって支配され、その純粋さが形態を支えるグループ内に限定される。


「というのは、絶対的な純粋さは支配からの完全な自由が達成されたときだけに存在するものだからである。」(上p305)


であるから、実は、私たちは、コーザル体からの支配から解放されるまで、真の純粋さを理解できないのだそうだ。(残念だが・・・)

コーザル体とは、「魂の蓮華」とも呼ばれるものだが、肉体、アストラル、メンタルの原子が、いずれそれら三界が昇華され消えた時に、その原子を集積する器と成る。しかし、いずれコーザル体も消えた時に、人は三界から自由になるのである。


ということで、真の純粋さを動機に持つことは、多くの者にとっては不可能に近い。なので、

「大多数の人々にとっては肉体的な純粋さと情緒的な純粋さが目標である。」(上p305)

「欲求性質全体を常に方向転換させて、それをマインドの習慣的な状態になるようにする過程が、一切の変性過程と効果的な魔術の仕事を行う鍵・・」(上p306)

なのだそうだ。


なぜなのか。

それは、

「動機の純粋さがマインドの習慣になる迄は、「左手の道」に向かう傾向が常に存在する・・・」
(上p306)

からである。


左手の道とは何か、それは、ダークサイド、と言えば、その意味するところが何であれ、大体イメージはつかめるのではないかと思う。

左手の道とは、下に向かうエネルギーで、私たちをより物質的に、より利己的に導く、大計画とは真逆の方向性である。


火と水が出会い、形態は膨張し、成長する。

「メンタル界において、一つのアイディアが形態をまとう。欲求の界層において、感覚のエネルギーがその形態に充満する。進化過程のもとで、その形態は「膨張し成長する」。形態を正しく方向づけること、そして必要な方向に位置付けることを通して、思考者の目的は成就する。」(上p310)


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ここでもう一度、ホワイトマジックの、そして、秘教の教えの目的を確認したい。

私たちの存在目的とでも言おうか。

アイディアとは、その源は、すべて、大計画の遂行のための一つの行為である。

なぜなら、私たち人類(すべての生命体?多分)は、進化の法則の中で存在するからだ。

私たちは皆、大計画(進化)を遂行する役割を担っているのだ。

そのアイディアは、メンタル界で形態を得て、アストラル界において、例えばそのアイディアを実現したい!とか、広めたい!などの欲求のエネルギーを強く得て、アイディアの顕現へと導かれるのである。

そうして、形態を膨張させるのであるが、このエネルギーは必要である。
でないと、何事をも実現しない。

しかし、魂とのつながりができていなければ、アイディアが、メンタル界、アストラル界を通過し、そして、最後に物質界に現れる時に、その目的の純粋さは、濁り、色がつき、または、利己的になり、大計画の一部であるはずなのに、適切な形態で顕現しないのである。

場合によっては、だが、ただ、左手の道へと導くものとなってしまい、ホワイトマジックのエッセンスが、ブラックマジックとなってしまうのである。

『ホワイトマジック』は、そうならないために、何をすべきなのか、それを伝えているのだ。


「あらゆる段階において創造される形態はすべて、左手の道に限定されるか、それを含みながらも、それを超えて右手の道を辿っているかのどちらかである。・・・すべての形態が、それらが右手の道を辿っていようと、左手の道を辿っていようと、ある点まで似ているということを銘記すべきである。それは同じ段階を経て発達し、そしてその行程のある地点では、同じか同類であるかのように見える。」(上p315-316)

だからこそ、方向付けが必要なのである。


以下は、多くの私たちにとって、非常に重要な教えである。

熱誠家は、

・自分の想念形態を出現させ、アイディアを顕現させたいという情緒的な欲求に夢中になっている。

・伝統的な仕事のやり方を守ることと物質界での活動に多くの時間を費やしている。

・自分が創造した形態に対する無執着を保って、ただ方向づける媒介として行動するのではなく、その形態と同一化することによって身をすり減らしている。

もし責任があなたにある形態にあなたが埋没するならば、それはあなたに憑依し、あなたを支配するようになり、その形態はその存在目的を果たすことなく、支配要因になってしまうということを覚えておきなさい。

・形態が支配する時、次のような危険性が生まれる。

・形態が誤った方向に差し向けられ、左手の道を辿り、物質の力を増大させ、敏感な魂を拘束する力を強めるという危険性が。

(上p318)


どうすれば良いのか。

「想念形態をメンタル界から方向付け、その到底の企てに注目を限定すること。そうすることで、正しい思いと正しい方向づけが正しい働きにつながり、左手の道に陥る危険が確実に避けられることを知りなさい。」(上p317)



「人の子らだけが右手の道の魔術と左手の道の魔術の違いを知っている。達成した時、この二つの道は消え去るであろう。人の子らが物質と質料の間に存在する違いを知ったとき、この時代の教訓は理解されるであろう。・・・・物質と質料はともに暗黒の道を作り出す。質料と目的が混ぜ合わされた時、それは光の道を指し示す。」(上p319)



規定9、8月後半 終わり

次はいよいよ、長い長い規定10に入る。



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by phytobalance | 2017-12-10 14:22 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 8月後半その3 規定8 その3

規定8
アグニスーリアンは音に応答する。水は満ち引きを繰り返す。魔術師は、陸と水が出会う点で溺れないよう身を守らねばならない。乾いてもなく濡れてもいない中間点を立脚点とせねばならない。水と陸と空が出会うとき、そこが魔術を行うべき場所となる。

まだ、規定8終わらないな・・
あと、少し。


「理想は、随意に魂意識に集中したり形態様相に集中したりできるような意識的な統御の状態を達成することである。それは、注目をどちらに集中させる場合であれ、そのような集中を必要とする明確な目標を認識することで成し遂げられる。」(上p293)


この文章から、ふと、ヒーリングタッチのプラクティショナーIで学ぶ、
クロノスの時間 vsカイロスの時間
を思い出した。

クロノスの時間とは、私たちが通常認識している時間。
カイロスの時間とは、非直線的で計測できない時間のこと。
時間がなくなる、という感覚を得る境地、と言ってよいだろうか。
ヒーリングはこのカイロスの時間において起こる。

そして、ヒーリングタッチ・プラクティショナーは、この2つの時間を優雅に行ったり来たりできるようにならなければならないのである。

これは、魂意識と形態様相への集中に対する意識的な統御とは、少し次元は異なるが、少なからず擬似体験のように思える。
また、それへの歩みの入り口であるように感じる。


「行うべき奉仕の行為が、自己が集中する点を決定するのである。」(上p293)


その中間点とは、立場によって少々異なるようだ。

「見習いの弟子にとってそれは情緒界、・・・そこで陸(物質)と水(情緒性質)が出会う。

弟子にとっての中間点は、形態と魂が接触し、大いなる移行が可能になるメンタル界である。進歩した弟子とイニシエーとにとっては、コーザル体、・・・魂の霊的な体である。それは例と物質、生命と形態、モナドとパーソナリティの仲介になるものである。」(上p293)


これはセンターの観点からも説明されている。

「純粋な神秘家は自らの意識をほとんど完全にエーテル体の頭頂に集中させている。一般の進歩した人々は脳下垂体の領域に集中させている。オカルト的な発達と秘教的な知識を通してパーソナリティと魂の関係が確立されると、「頭部内の光」と呼ばれる磁場の中にある頭部の中心に中間点が出現する。熱誠家の立脚点はここである。これは非常に重要な場所である。それは陸つまり物質的でもなければ、水つまり情緒的でもない。それは、意識的に奉仕し、統御を方向づけ、特別な目的のためにフォースを用いる場になった活力体つまりエーテル体と見なすことが出来る。」(上p295)

最後の部分だが、頭部の中心に出現した中間点は、エーテル体ではあるが、魂との関係性が確立した時のみ、光り、機能する、、ということなのであろうか。


水と陸と空が出会うとき、そこが魔術を行うべき場所となる。

「これらの言葉では、奇妙なことに、その場所については何も述べられておらず、時間的な状況だけが考察されている。」(上p295)

と、ある。奇妙なことに、などいわず、説明してくれればいいのに、、と言いたいのだが。

「空とはブッディ体、霊的な愛の界層の象徴であり、・・・三つのものが出会うとき、それは魂意識に焦点化していること、その人が霊的な体に集中していることを示している。」(上p295)


そして、中間点における危険が指摘されているのだが、その前に、以下の秘教における「事実」を認識しておいた方が、理解しやすいらしい。

:物質界生活と外的な形態の象徴
:情緒性質の象徴

が出会う場所:太陽センター

太陽叢・パーソナリティ生活のセンター:生活を支配、統治を監督
(方向付けるセンターが横隔膜よりも下にあるとき、どのような魔術も可能ではない)

:ブッディ界の象徴。キリスト原理が支配する行為生活の象徴。
  (自由が経験され、魂が完全に表現される)

f0053026_12293412.jpg
が出会う場所:頭部内

:知性の象徴、マインドの界層
  パーソナリティ生活が天国に上げられ、
  魂の生活が地上に降りてくる時、出会う場所
  超越的な魔術は、ここでのみ可能。
  すべての魔術的な仕事が知的な過程。


中間点には以下の危険性がある。

陸と水の間、情緒的な反応と物質界での現実や生活との間をあまりにも激しく揺れ動く危険性:

「熱誠家の中には過度に感情的な反応を示す人々がおり、また過度に物質的な人々もいる。この影響は中間点において感知され、激しい不安定を生じさせる。この不安定は太陽叢センターに直接影響を与える。」(上p296)

純粋な霊エネルギーが、パーソナリティのメカニズムに制御されずに、時期尚早に流入することに伴う危険性:

「活力ある霊的なフォースは頭蓋骨の隙間を通り、頭部のセンターに流れ込む。そして、それらのセンターから、熱誠家の思考生活における日々の傾向によって決まる最も抵抗の少ない線に沿って流れることになる。」(上p297)

陸と水が一緒になった結果起こるかなり強力な危険:

「アストラル界の知識が脳意識(陸の様相)に流れ込むのである。熱誠かが最初に木津事の一つとして低位サイキズムへと向かう傾向がある。それは太陽叢センターの反応である。この中間点はアストラル現象の世界への「飛び込み台」になる可能性があり、「溺死」を引き起こすことになる。というのは、熱誠家の霊的生活が低位のサイキック経験への興味に浸され、完全に水没してしまうことになるからである。」(上p297)


規定8 おわり

ふぅ・・・

8月後半 規定9 へ続く・・・








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by phytobalance | 2017-12-06 12:34 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 8月後半その2 規定8 その2

規定8
アグニスーリアンは音に応答する。水は満ち引きを繰り返す。魔術師は、陸と水が出会う点で溺れないよう身を守らねばならない。乾いてもなく濡れてもいない中間点を立脚点とせねばならない。水と陸と空が出会うとき、そこが魔術を行うべき場所となる。

規定8、前回は、最初の文
「アグニスーリアンは音に応答する。」
しかカバーできなかった・・・

でも、すごく大切なところ。
f0053026_14094479.jpg本当は、説明されるまでもなく、私たちは、
欲求野心恐怖心性欲金銭
これらに振り回され、支配され、苦しんでいる、ことを知っている。
生きる目的が、無意識的にこれらを満たす方向だったり、
避ける方向だったりしている、、、場合が多い。


次の文に進んでみる。


水は満ち引きを繰り返す。

満ち引きを繰り返す「周期の法則」なるものがあるらしい。
これを理解すると、進化の法則を理解できるとのこと。
私たち自身の「生命衝動」にも周期・・「満ち引き」があり、それを知ることで平静を獲得するのだそうだ。

「光と闇、善と悪、水没と出現、イルミネーションへの前進と暗黒への見かけ上の交代といった交互に繰り返す周期は、・・・すべての形態の成長を特徴づけるもので、人種や国家の発達の特徴であり、そして絶えず照らされた状態の中を歩き、すべての暗黒の場を後にするという理想像を思い描く熱誠家にとって問題になるとういことを、私たちは忘れてしまっているのである。」(上p290)

夜があって、昼間があることが、あまりにも当たり前なので、私たちはその意義を見失っている、、という。
その意義とは、「魂は、実は、見た目は満ち引きを繰り返しながら、開花する。」ということ。

魂の開花!!のための満ち引きか・・・


魔術師は、陸と水が出会う点で溺れないよう身を守らねばならない。


メンタル体が機能し始めている、アーリア時代に生きる私たちは、生命の潮流は、いやおうなしに、自身のアストラルやメンタル領域に打ち寄せてきたり、再び、生命が引き下がる。その中で、無数の転生における満ち引きに対して、理解し、コントールしたいという欲求に目覚めるそうだ

そして、

満ち引きの中間点に立ち、・・自身の周期つまり「満ち引き」を、自分で決定したように統御することを望む。意識的な目的をもって、彼は転生した存在とういう暗闇の場所を歩くことを切望し、同様に意識的な目的をもって自分自身の中心へと引き下がるように努める。このようにして、彼は熱誠家になる。」(上p292)

熱誠家になっても、この満ち引きは繰り返される。

肉体は、
「突然の刺激に襲われ、かつての欲求と渇望に激しく駆り立てられる。また、・・・肉体から活力が流れ去り、衰弱するのを自覚する・・・」(上p292)

情緒体は、
「高揚と強烈な熱誠の周期と痛切な落胆と感心お欠如の周期がク尾後に訪れることになる。」(上p292)

メンタル体は、
「たえざる学習と多くの思考と鋭い研究と不変の知的な衝動」の周期があり、

その後、
「すべての学習が味気ないものになり、マインドが完全に休止し、不活発になったように思われる周期が訪れる。考えることが努力を要する死後tになり、様々な様相を持つ思考のむなしさがマインドを襲う」(上p292)

のだそうだ。

そして、
「熱誠家は存在することは行うことよりもずっと良いという結論を下す」(上p292)

私たちは、何千回、何万回の転生において、この満ち引きを経験する。
ひとつの生における、例えば、内向的とか外向的などと呼ばれる性質は、個人が経験する満ち引きの表れに過ぎない・・とのこと。

ともすると、私たちは、性格やタイプで人を判断したり、好んだり好まなかったりする。
でも、皆、自分自身を含めて、それぞれが、魂の開花のために、満ち引きを体験し、乗り切ろうとしている過程なのだ、、ととらえると、なんか、愛しいと思えてくる。


乾いてもなく濡れてもいない中間点を立脚点とせねばならない。

「真の真理探究者はすべて、この不安定な経験を意識しており、それを一種の罪、または激しく戦うべき状態としてしばしば見なす。「乾いてもなく濡れてもいない中間点を立脚点とせねばならない」ということを認識するのはその時である。」(上p292)


次の2つのことを理解する必要性があるらしい。

「1.感情という状態は全くの非物質的なものであるが、魂の状態を示すものではない。熱誠課は魂意識に集中し、自分が支配されていると思われる交互に移り変わる状態に影響されることを拒み、ただ「霊的存在に立脚する」ことで、「すべを成し遂げて、しっかりと立つ」ようにならなければならない。」(上p293)

「2.平衡の達成は交互の交代が習慣的なものになったときにはじめて可能になるものであり、周期的な満ち引きは魂の注目が形態様相と真の霊的人間の間を揺れ動いている限り続く。」(上p293)



ダイビングをしていた頃のある日のこと。
エキジットの時に間違えて、海に飛び出ている大きな岩の横に沿ったエキジットポイントの反対側に浮上してしまった。
そこは、とても小さな入り江になっていた。
入り江は、溶岩のようなゴツゴツした岩で囲まれており、一番奥だけわずかな幅の砂浜のようだった。

波はものすごく荒かった。
ダイビングにでるべきではなかったコンディションだった。
そもそもエキジットポイントを間違ったのも水面下でさえ、経験したことのないほどの揺れが生じていたからだ。
その上、岩に囲まれた小さな入り江だと、波の勢いが何倍にも増す。

奥の砂のある方へ向かおうとすると強い波が打ち寄せる。
前進する暇もなく、ものすごい勢いで引いていく波で岸から遠ざけられる。
上陸ポイント方向へ行きたくても、体勢を立て直せず、次の波で岩に打ち付けられそうになる。
岩からは離れなければならない。

波は打ち寄せ、間髪をいれず、ものすごい勢いで引いていく。
しかし、その波とともに岩から離れようとしても、たとえ波間があっても、入江を囲む岸壁に反射した四方から寄せる波で、コントロール不能だ。

寄せては、引き下げられ、寄せては引き下げられ、行きたいポイントに近づけない。
岩に激突するかも、という恐怖とともに、いつまで続くのかという時を過ごした。


人生で死んでもおかしくなかった3つの出来事のうちのひとつだ。


水は、満ち引きを繰り返す。

乗り越えるのは、時に、命がけかもしれない。

続く・・・



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by phytobalance | 2017-11-30 23:08 | アリス・ベイリー・AB