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エソ基礎10月後半:弟子の道

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エソ基礎10月後半のお勉強は、『トランスヒマラヤ密教入門』第3巻第2章「弟子の道」。

これまで、このブログでは、わたしたち多くにとっての、人生の、または、日々の生活への、なんとなくの良い教えや戒め、のような内容を引用してきたのだけれど、いよいよ秘教の目的を伝えなければ先に進めなくなってきてしまった。

アリス・ベイリーによって伝えられている秘教とはいったい何のための教えなのか。それは、他ならぬ、「人類の進化」のためのものである。そして、秘教では、人類の進化は、この「宇宙の進化」の一部とし、人のみならず、全てのレベルで相似形を成している宇宙の構造からそれを解き明かし、進化のための導きを説いているのである。と、いうことで、まあまあの概要になっているだろうか。自信はないけど。

ここでのスコープは、太陽系内の、とりあえずは、地球。もちろん、私たちを生かしているエネルギー自体は、地球の外からや、太陽系の外からのものも含まれるのだけど。すべては、エネルギーという前提で。

第2章弟子の道では、人類の進化段階ごとに引用されているのだが、その括りは、以下の通り。
1. 熱誠家
2. 見習いの道
3. 弟子
4. 弟子:その受け入れ
5. 弟子の年齢
6. 承認

スピリチュアリティに関する教えを実践している人や、超感覚知覚を持っている人は、自分はどのくらいの進化段階にいるのだろう、、と、興味津々なのではないかと思う。でも、マスターと呼ばれる大師方が従事している進化のための様々なお仕事をお手伝いできる、「受け入れられた弟子」なる人々は、地球上には、400人くらいしかいないらしい。そして、進化は、今生で努力して一気に進むほど、簡単に起こるものでもないらしい。特に、まだ、見習いの弟子にもなっていない段階では。沢山の生涯を経なくてはならなかったりする(はぁぁ~)。

世の中の多くの人々、進化とか、精神性を高めるなどスピリチュアリティ的なことには興味がないような人々の多く(全員ではない)は、いわゆる一般人と表記されている。スピリチュアルな歩みに導かれつつある人々や、その探求者たちは、熱誠家と呼ばれる。そして、熱誠家の進化が進めば、見習いの弟子、弟子、受け入れられた弟子、といずれなっていくのである。だから、残念ながら大多数は、一般人か、まだ見習いになっていない熱誠家ということになるので、ここでは、「熱誠家」からのみ引用してみる。


「熱誠家は、進歩するにつれて、相反する対をなすもののバランスをとるだけでなく、・・・・・何らかの方法で人々のハートに影響を与え、人類の援助者、奉仕者になる。」
(TH第3巻第2章1. 熱誠家. P56:『宇宙の火』より)

「相反する対をなすもの」とは、秘教では、通常、アストラル的なもの、感情・情緒的なことを指す。感情は、怒りー喜び、憎しみ―慈しみと、常に相反するものが表裏にある。そして、それらの根源とも言えることが、物質と霊的なものの対である。それらのバランスをとっていくことが、進化の道筋の第一歩であろう。これは、秘教に限ったことでなく、多くのスピリチュアリティに関する教えと一致するのではないだろうか。

「人類の援助者、奉仕者になる。」今回は、繰り返し「奉仕」という言葉が出てきた。進化においては、瞑想とともに奉仕が必須なのである。なぜなら、秘教における進化は、個人の進化より、グループ意識の進化を目指しているからである。ま、それには、個人の進化も不可欠ではあるが。個人が解脱することが目的になっているわけではない、と言えば、違いがわかるであろうか。


「どんなに真剣で献身的であっても、熱誠家は失敗を免れない。・・・すべての熱誠家はまだ利己的であり、まだ短気で起こりっぽく、意気消沈し、時には憎悪に支配されることさえある。この怒りっぽさや憎悪は、正当な原因と思われるものによって起こることも多い。他の人々への不正、人間や動物の虐待、同胞に体する憎悪や悪意、これらが彼らの中にそれ相応の反応引き起こし、多くの苦悩と遅滞を引き起こすのである。」
(TH第3巻第2章1. 熱誠家. P57:『ホワイトマジック』より)

熱誠家はまだ未熟者だから、失敗はつきものということ。正当な理由だったにせよ、だからこそ、感情が反応してしまうからだ。進化の道筋では、この情緒的なものを鎮静していくことが不可欠になってくる。


「すべての熱誠家は次のことを知っており、時代を通してそう教えられてきた。明瞭なマインド、純粋なハート、真実への愛、奉仕と愛他の生活、これらがまず求められると。そして、これらを欠いているならば、何も役に立たず、偉大な秘密は何も伝えられないと。」
(TH第3巻第2章1. 熱誠家. P57:『ホワイトマジック』より)

ここでもまた、奉仕、と出てくる。純粋なハート、真実への愛、愛他の生活、、は、なんとなくどこの教えにもありそうだが、「明瞭なマインド」というのが、秘教の特徴とも言えるのではないかな。

「純粋なハート」とは、いいね。純粋でなければ、「偉大な秘密」を知ることはないのだ!


熱誠家の当面の目標は、以下のようなものとのこと。

「1 自分自身の個人的な当面の問題、特に奉仕における目標に関する問題について明瞭に思考する能力の達成。これは瞑想によって達成されるはずである。

2 今日世界に席巻する新しい刺激に対する感受性の発達、これは、全ての人々をもっと愛し、愛と理解によって彼らにもっと気楽に接することによって発達するはずである。愛は啓示する。

3 完全に非人格的に奉仕すること。これは、個人的な野心と権力への愛着を除去することによってなされる。

4 人々の言葉や失敗に注意を向けないこと。これは、魂の声に完全に注目を傾注し、最も高き秘められた場所で努力することによってなされる。」
(TH第3巻第2章1. 熱誠家. P58:『ホワイトマジック』より)

やはり、奉仕がキーワード。しかも、奉仕の目的や動機が重要。個人的な野心や権力のために奉仕しても意味がないのである。

そして、愛。これは、どの教えでも言っていることだし、そうですね、はいはい、、という感じだけど、一体、全ての人々を本当に愛せるのか。このことは、熟考しなくてはいけないことなのだと思っている。

「人々の言葉や失敗に注意を向けないこと。」はよいとして、「魂の声に完全に注目を傾注し」とあるが、聴こえてきた声が、本当に魂の声であることを願いたいもの。以前に出てきたように、いろいろ勘違い、とかもあるようなので~。


「しかしながら、着実に成長すれば、秘教的な原理が適用され、その結果、明確な変化が諸体に起こり、光がますます輝くのが分かるはずである。そして、熱誠家に与えられる報酬は、同胞に奉仕する機会の増大である。」
(TH第3巻第2章1. 熱誠家. P59:『ホワイトマジック』より)

奉仕は、続くよ、どこまでも。奉仕って、いったい何だろう。これも熟考すべきことなのだろう。ここで言う「奉仕」とは、どうも通常私たちが使っている奉仕から連想される意味合いとも少し違ってきているような気がする。いや、それが、本来の奉仕なのかもしれないけど。。。


ホワイトマジック下巻p101に、
「問題は、自分が特定の時期に進化の梯子のどの段階にいて、どの局面にいるかをつきとめることである。」
とある。

さて、進化の段階はいかに?





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by phytobalance | 2016-10-28 23:59 | アリス・ベイリー・AB

エソ基礎後半戦突入!10月前半:人間の進化

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いよいよエソテリックヒーリング基礎講座、エソ基礎も後半戦。
テキストの『トランスヒマラヤ密教入門』も第3巻に入った。
その副題は「意識の進化」。(おぉ~)

この第3巻の章立ては以下の通り。
第1章 人間の進化
第2章 弟子の道
第3章 イニシエーションの道
第4章 転生とカルマ
第5章 光と愛と力

ものすごく興味持つ方もかなり多いとは思うのだけど、その内容たるや、そのまま書いたら、引いてしまう人もいるかもしれない。このブログでは、より多くの方々が、普通に読んで、それなりに、なるほど、、と思ってくださるような教え、そして、理解するのに、その背景をあまり説明しなくてもわかるものをピックアップしてきた。それがより困難になりそうだが、頑張る。

今回は、第1章人間の進化から。


「霊的人間とは、世人でありながら、秘教徒であり、従来携わってきた様々な原因すべての背後に「一なる原因」があるという結論に達した人間である。」
(TH第3巻第1章1. 霊的人間. p28:『宇宙の火』より)

霊的人間は、Spiritual Manの訳。スピリチュアルな人、つまり、精神性、霊性を意識している、または、それを高めようとしている人、と言えばよいだろうか。まず、世人でよいらしい。秘教徒は、このブログシリーズで展開している神智学系秘教、、つまり、アリス・ベイリーが伝える教えの道にいる人のこと、、と言ってよいだろう。「一なる原因」の一とは、秘教では、モナドを指すが、唯一なるもの、ワンネス、場合によっては神、、などように受け止めればよいと思う。それが、すべてのものの原因、、なのだそう。そうであることが、しっかりと腑に落ちた人、という感じだろうか。



「・・・霊的であるということは本質的に、正しい人間関係を確立することであり、善意を育成することであり・・・・・地上に真の平和を確立することである。」
(TH第3巻第1章1. 霊的人間. p29:『人間の問題』より)

理解するのは容易い。しかし、スピリチュアルな教えを説いているはずなのに、人間関係が醜くなったり、別な力に引き寄せられ、善意から遠ざかっているように見受けられる人々やグループは沢山見られる。少なくても霊的、スピリチュアルな道を歩むのであれば、どのような方向性が適切か、自ずと定められてくるのだ。



「霊的生活にあまりにも奮闘的に、そして猛烈に取り組んではならない。霊的生活とは、達成の状態というよりも、存在の状態である。」
(TH第3巻第1章1. 霊的人間. P29-30:『新しい時代の弟子道I』より)

何をしているか、、doingより、どうであるか、、beingが、より大切ということであろう。真のあり方、、とでもいうべきか。「その存在」である、、ということ、そういう存在を目指していく、ということなのだろう。例えば、瞑想をしているから、スピリチュアルである、ということではない。



「愛と光は偉大な啓示者である。私が教えようと努めていることを真に理解し役立てようとするならば、すべての人々をもっと深く愛しなさい。そして、自らの光で暗いところを照らしなさい。なぜなら、「その光の中に光を見出すであろう。」からである。
(TH第3巻第1章2.人間の霊的な進化. P38:『光線とイニシエーション』より)

ここを引用したのは、私が携わっているヒーリングタッチのカリキュラムが、エネルギーワークを学ぶだけではなく、実は、自己成長のためのものだった、と以前に気づいた時に、浮かんできた問いに対する答えのひとつでもあるから。その問いとは、「自己成長のために、なんでヒーリングタッチをすることが必要なのか」ということであった。詳細は割愛するが、その代わりに、ヒーリングタッチ創始者ジャネット・メンゲンの言葉を引用しよう。

“あなたが歩を進めるところはどこであれ、あなたは世界のその場所に光をもたらします。” ~Janet Mentgen



「進化段階は・・・非利己的な奉仕生活をどれだけ活発に送り、人類の前方にある啓明されたヴィジョンをどれだけ顕現しているかに表れることを常に覚えておかなければならない。・・・・進化での地位は、なされる主張によってではなく、達成された働きと示される愛と知恵によって評価し図るのが賢明である。」
(TH第3巻第1章3.進化の梯子での達成段階. P42:『ホワイトマジック』より)

世の中の人々が、どのくらい「進化」を求めているものなのかはわからない。私は、「成長」はしたいと思っているが、「進化」については、まだまだピンときていない。しかし、進化を求めなかったとしても、秘教の教えは、社会の中で、適切に生きていく、よきガイダンスだと思っている。私が思う「適切に生きる」とは、自分も他の人々もそれなり心地よく、楽しく幸せに生きること、そして、そうできる社会や環境となることへの志向性を持ってなんらかの働きかけをしていくことである。





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by phytobalance | 2016-10-18 06:00 | アリス・ベイリー・AB