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魂の光 第一の書 スートラ12~16

『魂の光』の講座4回目は、スートラ12~16を学んだ。

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毎回、5つくらいの文献からのスートラ比較表が準備されている。それぞれのスートラの捉え方がわかるように、その解説がコンパクトにまとめられている。

『魂の光』は、神智学系秘教の概念にもとづいたヨーガスートラ解釈だから、オーソドックスな解釈や、わかりやすくかみ砕いた解釈を合わせて学べるのは、ヨーガスートラ初心者の私にとってはとっても有難いのだ。


それでは、スートラへ。
以下、スートラ赤紫文字『魂の光』黄色文字『インテグラル・ヨーガ』のもの。


12 内的器官であるマインドのこのような変異は弛みない努力と無執着によって統御すべきである。
(これらの心の作用は、修習と離欲によって死滅される。)

『インテグラル・ヨーガ』では単に「心の作用」としているが、「内的器官であるマインド」は、もちろん『魂の光』での追記であり、秘教独特の解釈である。

さらにこの「内的器官」とは、肉体器官ではなく、
「・・・マインド、様々な永久原子、そして様々な鞘の中のフォース・センターといった活動のセンターを指す。」(p41)

とあり、これらのセンターの放射がもたらす結果が外的な肉体器官だという。
例えば、脳はマインドの外的器官、というように。
ちょっとイメージし難いが。

マインドなり、心の作用なりを統御、または死滅するという「弛みない努力」または「修習」、そして、「無執着」または「離欲」について、以下のスートラが解説する。


まずは、「弛みない努力」「修習」から。


13 弛みない努力とはマインドの変異を抑制しようという不断の努力である。
(これら二者のうち、心に不動の状態をもたらそうとする努力が、修習である。)

弛みない努力は、絶え間ない実践を要する。一日に何分かだけ、ではなく、常時それに携わらなければならない。

その不断の努力とは、
「霊的人間がマインドの変異つまり揺らぎを抑制するために、そして移ろいやすい低位サイキック性質を統御して自分自身の霊的な性質を十分に表現するために行う不断の努力である。」(p42)

そして、
「このようにしてだけ、霊的人間は日々物質界において魂の生活を送ることができるのである。」(p43)

簡単ではない。
そう簡単に魂とつながれないし、つながって生活などできない、ということだ。


14 獲得すべき対象の価値をしっかりと見定め、その達成に向けて中断することなく忍耐強く努力しつづけることで、マインドの安定(ヴリッティの抑制)が得られる。
(修習は、長い間、休みなく、大いなる真剣をもって励まれるならば、確固な基礎を持つものとなる。)

「魂への強烈な愛、そして魂を知ることに必然的に伴うすべてのものへの強烈な愛があって初めて、熱誠家は着実にゴールへと導かれるのである。」(p43)

なるほど~。
愛。「魂への」愛!!
なんか、新しい認識。
生半可な気持ちでは、魂とつながることなどできない。

「目指す目標 - 魂との合一、その結果としての超魂とすべての魂との合一 - がどのようなものであるかを正しく認識しなければならない。マインドの変異を支配し、その結果としてすべての低位性質を支配できるようにする十分に強力な努力を行う前に、なぜそれを達成したいのかを正しく見極め、獲得すべき結果を極めて熱心に求めなければ(つまり愛さなければ)ならない。」(p43)

大谷翔平選手が浮かぶ。
極めて熱心に求め、中断することなく忍耐強く努力し続けているのだ・・・。

あのレベルで向かわなければ、魂とはつながれない・・・。
世界トップクラスのレベルだ。
これを十分認識しなければならない。

「これを十分に認識した上で、(低位性質を)征服し支配する努力を中断せずに続けるならば、変異の抑制が何を意味するかを意識的にますますはっきりと知る時が訪れるであろう。」(p43)


次は、「無執着」「離欲」について。


15 無執着とは、俗世的もしくは伝統的、この世的もしくはあの世的な、欲求が向けられるすべての対象に対する切望からの自由であるということである。
(見たり聞いたりした対象への切望から自由である人の、克己の意識が離欲(無執着)である。)

「無執着(non-attachment)は不渇望(thirstlessness)と言うこともできる。」(p44)

物質存在の象徴も欲求がその特質であるアストラル界の象徴も水。
つまり、水である物質も欲求も渇望しない(thirstlessness:渇きがない状態)、ということだ。

言葉はうまくできているね。

「どのような対象への切望も存在しなくなったとき、また再生誕(これは常に「形態表現」つまり物質的顕現への切望がもたらす結果である)へのどのような欲求もなくなったとき、真の不渇望が達成され、解放された人間は低位三界のすべての形態に背を向け、真の救世主になる。」(p45)

ここで、「無執着」または「離欲」と表現されているのは、原典の「ヴァイラーギャ」。
面白いことに、ヴァイラーギャとは、「色のない」という意味だそうだ。
水でなくて、色。

『インテグラル・ヨーガ』にはこう書かれている。

「どんな欲望でも、心にその欲望独自の色づけをする。あなたがここに色づけをした瞬間に、さざ波が形づくられる-ちょうど、静かな湖に石が投げ込まれると、波が立つように。次から次へとそうした欲望によって心が揺れ動いているときには、心には平安や休息はない。そうして、そういう動きを止まぬ心によって着実な修練をすることはできない。」(p55)

あれ、やっぱり、水が出てきた。:-)


16 特質つまりグナから解放されたとき、この無執着を達成した結果として、霊的人間についての正確な知識が得られる。
(プルシャ【真の自己】の悟得によってグナ【自然の構成要素】に対してさえ渇望のなくなったとき、それが至上の離欲である。)

『インテグラル・ヨーガ』では、通常のヴァイラーギャ(離欲)は、
「心が何かを欲してもそれを制御し、心にむかって「否」という。するとそれはとどまる。だが高次のヴァイラーギャでは “執着”を云々することもない。」(p64)
としている。

つまり、制御する、という行為が必要な段階では、まだ至上の離欲には達していないということだ。

『魂の光』では、これを三界の限定からの解放、というふうに表現しているが、さらにその先と言えそうな説明がある。

霊的人間とはモナドのこと。
進化過程の頂点に達すると、三界の限定から魂を解放するだけではなく、魂そのものさえも含むすべての限定から霊的人間を解放する、とある。
目に見える客観的な顕現からの自由、無形態状態が目標である言う。(p48)

霊的人間についての正確な知識、とはこのことか?

さらに、

「グナとは物質の三つの特質であり、大宇宙のエネルギーが質料を動かし活気づけるときに生み出される三つの影響である。三つのグナとは -

1 サットヴァ霊のエネルギー父 リズムつまり調和のとれた波動 モナド
2 ラジャス  魂のエネルギー 子 機動性つまり活動性 エゴ
3 タマス 物質のエネルギー 精霊 惰性 パーソナリティー

この三つは、唯一なる生命を表現する三つの様相それぞれの特質に対応している。」(p45)

お馴染みの三様相♪

「三つのグナすべてを使い、形態の使用を通して完全な経験を獲得し、対象や形態への執着を通して意識と知覚と認識を発達させ、すべての手段を活用し終えたとき、(ロゴスとしての、もしくは人間としての)霊的人間はそれ以上それらを使う必要はなくなる。その結果、グナから自由になり、執着の結果として形態をまとうことはなくなり、今の私たちが推測しも無駄な新しい意識状態へと入るのである。」(p45)

対象や形態への執着も、意識と知覚と認識を発達させるために必要なものである、ということ。

と、聞いて安心するのは、進化してない証拠^^;

すべてを経験し、もう使う必要がなくなった時、霊的人間は形態をまとわずに、意識の次のステージへ行けるのだ。

これが、霊的人間の正確な知識だ。

今の私たちが推測すらできない意識状態へ達しないと、霊的人間の正確な知識などわからない、、
のだろうね。


ふふふ。ここまで学んで、実は、結構すんなり入ってくる。
全く違和感ないのだ。秘教的な解釈は・・・

オーソドックスな理解との違いもしっかり理解せねば。





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# by phytobalance | 2018-05-29 20:32 | アリス・ベイリー・AB

魂の光 第一の書 スートラ4~11

『魂の光』の学び、2カ月目に入った。

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前回から始まった『ヨーガスートラ』本編の学び。

前回は第一の書のスートラ1~3を学んだが、
要約すると、

・(この教えは)ヨガ(合一)に関するもの
・マインド鎮めることで、ヨガ(合一)が成し遂げられる
・ヨガ(合一)することにより、本来(ありのまま)の自身を知る

ということになる。

極めてシンプル。

多くの人が、意識的にか、無意識的に自分探しをしているが、
まさに、その方法を伝えてくれている、、という感じ♪

合一、というのは、固い感じだけど、これは、いわゆる、魂とつながる、ということ。


さて、つづき。
今回は、スートラ4~11。

以下、スートラの赤紫文字『魂の光』黄色文字『インテグラル・ヨーガ』のもの。



4.これまで内なる人間は自分自身を自らの様々な形態と、そしてその活発な変異と同一化してきた。
(その他のときは、【自己は】心のさまざまな作用に同化した形をとっている【ようにみえる】。)

これは、自分を自分としてみなす時、例えば、自分は女性である、とか、会社員である、ということで、脳にある概念と同一化している、と『インテグラル・ヨーガ』は説明している。ちなみに、心の作用の部分の原文は、サンスクリット語「ヴリッティ(VRITTY)」である。

『魂の光』では、「形態」ということに重きをおいて説明している。世の中で私たちが認知するものほとんど全てが「想念形態」なのだが、それはその性質上、活発で移ろいやすい「変異する」ものである、という。私たちは、そのようなものと自身を同一視している。


5.マインドの状態には五種類あり、快楽か苦痛を免れない。つまり、苦痛であるか苦痛でないかのどちらかである。
(心の作用には五種類あり、それは、苦痛にみちたもの〔煩悩性のもの〕、あるいは苦痛なきもの〔非煩悩性のもの〕である。)

五種類あるのは、原文では「ヴリッティ」であるが、『インテグラル・ヨーガ』では、心の作用、『魂の光』では、マインドの状態、としている。

『魂の光』に、
「原典には「快楽」という言葉は出てこない。」(p30)
と、説明されている。
通常は、「苦痛でない」と訳されるが、その根底にある考えは認識への障害物であるとし、それは相反する対をなすものによって引き起こされるので、あえて、「快楽」としているらしい。

また、マインドの状態とは、アストラル的(情緒的)な反応だけでなく、低位マインドの作用も含めるとしている。
(秘教的には、マインドには、高位マインドと低位マインドがある。)

この5種類のマインド状態が、それぞれ、苦痛か快楽である場合があるので、5x2の状態がある、ということになる。


6.これらの変異(活動)とは、正しい知識、誤った知識、空想、受動性(眠り)、記憶である。
(それらは、正知、誤解、ことばによる錯覚、睡眠、そして記憶である。)

マインドの状態の5種類を示している。
それらひとつずつを、次のスートラ7~11でひとつずつ説明している。


7.正しい知識の基礎になるのは、正しい知覚、正しい推論、正しい証言(つまり正確な証拠)である。
(正知のよりどころは、直接的知覚、推理、および聖典の証言である。)

『魂の光』には、
「マインドは知識を得るための手段である・・・マインドが知覚器官になるべきものであるということを認識しなければならない。」(p33)
とある。

これは、現在私たちが五感を自動的に使っているように、マインド自体が知覚器官として自動的に知識を得る、ようにならなくてはならない、ということ。つまり、そこには、思いを巡らす、などということが介在しない、ということ。そのようにして得られた知識こそが、正しいものなのである。

これは、私が5年間秘教を学んできた中でも、あまり気に留めていなかった点(どこかに出てきたかもしれないが)。マインドが知覚器官になる!!自動的に知識を知覚する!!
まさに、進化以外の何ものでもない!?


8.誤った知識とは、存在の状態に基づかずに、形態の近くに基づくものである。
(誤解は、あるものに対する知識が、その実態に基づいていないとき、起こる。)

「外的なもの - すべての自然王国のすべての生命が自らを表現している形態 -に基づく知識、推論、決断は(オカルティスト)にとって真実ではない虚偽の知識であるということである。進化過程のこの段階においては、どのような種類の形態も、内在する生命にふさわしい十分な表現ではない。」(p35)

これは、スートラ7の説明から理解できる。
マインドが自動的な知覚器官として、働かない限り、真実をそのままのこととして、理解はできない、ということである。この進化段階では難しい、、のだ。

「魂だけが正確に知覚する。」(p36)


9.空想は、実在しないイメージに基づくものである。
(【基礎となる】実態がなく、単にことばだけを聞いて生ずる心象は、ことばによる錯覚である。)

「人間自身が思い浮かべたものである限り、そのようなイメージは実在しない・・・それは人間自身のメンタル・オーラの中で構築され、人間自身の意思や欲求によってエネルギーを吹き込まれたものである。そのため、注目が他の場所に向けられたときには消え去ることになる。」(p36)

これは、理解に難くない。

しかし、「エネルギーは思考に従う」というルールによって、作り上げた空想は、エネルギーを与えられ続けることにより、長い間維持されてしまうこともある。それに、養分を与えることをやめれば、消えていくものなのだが。


10.受動性(眠り)はヴリッティの休止状態(感覚の無知覚)に基づくものである。
(無を把握の対象として成り立つ心の作用が睡眠である。)

ここで、『魂の光』版、ヴリッティの解説。

「ヴリッティとは、使用した感覚と感じられたものの間の意識的な関係によって起こるマインドの活動である。メンタル作用の特定の変異、つまり「私は私である」という自覚がなくても感覚が活発なことがある。そのとき、その人間はそのような感覚には気づいていないが、自分が見て、味わい、聞いているということには気づいており、「私が見て、私が味わい、私が聞いている」と彼は言う。この事実を認識できるようにするのがヴリッティ(つまり、五感に関係するメンタル知覚)の活動である。」(p38)

「マインドの正しい活動と正確な使用がヨガの目標であり、感覚が遮断されたり萎縮したりした「空っぽの心」と呼ばれる状態や受動的な感受状態はヨガの過程に含まれない。」(p38)

「ここで言う眠りとは肉体の睡眠状態のことではなく、ヴリッティが眠りに陥ることを指している。これは第六感覚つまりマインド以外の感覚の接触が打ち消され、マインドが感覚の活動に取って代わることである。この眠りの状態おいて、人は幻覚、惑わし、間違った印象づけ、憑依の危険にさらされることになる。」(p39)

ヴリッティとは、使用した感覚と感じられたものの間の意識的な関係なのだから、マインドが動いていても感覚が遮断されてしまったら、ヴリッティではない、つまり、眠りに陥っていることになる。それは、危険な状態である、と言っている。



11.記憶とは、既に知っていることにしがみつくことである。
(過去に経験し今も忘れていないものを対象とする作用が意識に戻ってくるとき、それが記憶である。)

「この記憶とは様々な認識のいくつかの集合に関するものであり、その認識には活動的なものもあれば潜在的なものもある。記憶とは知っている様相のいくつかの集積・・・」(p40)

と、いうことで、
1.思考者が物質界において知った、目に見える客観的なものについての想念イメージ
2.過去に起こった欲求とその満足感についてのカーマ・マナス(欲求低位マインド)的なイメージ。
3.メンタル的な訓練からえた結果、獲得した知識の集積、読書や指導から導き出した結論といった記憶活動。
4.五つの低位の感覚知覚から生じたものとして記憶が保持し認識している様々な接触すべて。
5.記憶形成能力に隠れているメンタル的なイメージ。
に、分類される。

「このような形の記憶能力はすべて捨てなければならず、もはや保持すべきではない。それはマインドの思考原理の変異と認識しなければならず、したがってヨギが限定とあらゆる低位活動からの解放を望む前に支配しなければならない移ろいやすいサイキック性質の一部と認識しなければならない。この解放が目標である。」(p40)

かなり厳しい。
裏返せば、今ここへ意識を向ける、ということなんだろうけど。
スートラ7の正しい知識を得るためには、これら過去から得た全てのものが障害になるから、ということでもあるのだろう。

ヨガの道は厳しいね。





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# by phytobalance | 2018-05-19 23:04 | アリス・ベイリー・AB

魂の光 イントロダクション その2

『魂の光』第2回目。4月後半。

ありがたいことに、最初の2回のクラスをかけて、丁寧な『ヨーガ・スートラ』の背景とか、ヨーガ基本情報などの講義。


秘教は、俗に、エソテリック・サイエンスと呼んでいる人々もいるように、「科学」、と呼べるくらい、とても論理的。

『ヨーガ・スートラ』も、実はインドでは、「科学」と捉えられているとのこと。

それは、この教えに従って実践すれば、誰でも魂とつながることができる、、はずなので、つまり、現代科学の重要な要素である「再現性」があるから、ということらしい。


と、いうことで、秘教と『ヨーガ・スートラ』は、相性が良さそうだけど、
『魂の光』は、それを 大胆に意訳したもの、、なのだそうだ。


『ヨーガ・スートラ』は、仏教に匹敵するほど、「心」についての分析がなされている、、とのこと。


前回も触れたように、『ヨーガ・スートラ』は、多くの人々による解釈本が出ている。このクラスでも、他に6冊、参考図書として紹介された。インドのグルによるものや、日本の研究者によるものなど。

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それぞれの特徴が結構詳しく紹介された。初心者には、サッチダーナンダ著『インテグラル・ヨーガ』が、お勧め、と以前にも聞いていたので、とりあえず、この本だけは入手しておいた。幾つか比較するのが良いのだろうけど、全部は読めそうにないからね。


『ヨーガ・スートラ』は、第一の書〜第四の書から成る。
第一の書は理論編、第二の書は実践編で、八支則の5番目プラティヤハラまでの解説。第三の書は八支則の6番目〜8番目のダラーナ、ディヤーナ、サマーディをカバーするのだけど、どうやら、超能力編らしい。第四の書は解脱のプロセス、超越した自己の状態の解説。

『魂の光』では、それぞれの書のタイトルからして独特。

以下、後に記載したのが、『魂の光』にあるタイトル。
数字は各書の節(経=スートラ)の数。

第一の書(51):サマーディ・パダ  合一の問題
第二の書(55):サーダナ・パダ   合一へのステップ
第三の書(56):ヴィブーティ・パダ 合一の達成とその結果
第四の書(34):カイヤリヴァ・パダ イルミネーション



と、いう基本情報を備え、いよいよ本編!

最初の3つのスートラを学んだ。
( )は、『インテグラル・ヨーガ』の解釈。



第一の書 合一の問題 (三昧部門)


1. アウム(オウム)。以下の教えは合一の科学に関するものである。
 (これよりヨーガを明細に説く。)

アウムとは、秘教では、第二様相。第二様相は、第一様相と第三様相の間にあって、それら二つをつなぐような質を持つが、霊と物質をつなぐ魂を指す。

つまり、魂との合一を指している。

『インテグラル・ヨーガ』の解釈は、もともとのサンスクリットの経の直訳に近いものとすると、この最初のスートラには、魂とも合一とも、科学とも書いていない。ま、ヨーガは、魂と合一するもの、としても、科学とは書かれていない。

これが、『魂の光』の独特の解釈、ということになる。



2. この合一(ヨガ)は、サイキック性質を征服し、チッタ(マインド)を抑制することによって達成される。
(心の作用を止滅することが、ヨーガである。)

もともとは、サイキック性質を征服し、などと書かれていない。しかし、秘教的には、アストラルを抑制せずに、メンタルをコントロールできないからね。だから、ちゃんと、アストラルに相当するサイキック性質の征服が追記されているわけ。

このあたりは、よくわかるぞ!



3. これが成し遂げられたとき、ヨギは自分自身のありのままの姿を知る。
(そのとき、見る者【自己】は、それ本来の状態にとどまる。)

もともとのサンスクリットは、「観る」者とか「観る」存在、とかが、本来の状態のとどまる、と直訳されるようなのだけど、『魂の光』では、ヨガ行者を意味するヨギが、自身を知る(観る)と分かりやすい表現になっているね。


このクラスでは、この3つのスートラの『魂の光』の解釈と、先に紹介された6冊の解釈本にある解釈の比較表が配布された!
(今後もあるのかな、比較表?)

『魂の光』がいかに意訳かがよくわかる :-)


なんか面白くなってきたぞ!













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# by phytobalance | 2018-04-20 22:39 | アリス・ベイリー・AB

魂の光 イントロダクション その1

『魂の光:パタンジャリのラージャ・ヨガ経典』の講座が始まった!

これは、エソテリック・サイエンス・スクールが新たに開設した年間講座。

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『魂の光』は、アリス・ベイリーの著作のひとつ。

アリス・ベイリーは、全部で24冊の書籍を残しているが、そのうち18冊はジュワル・クール大師なるマスターから告げられたもの。残りの6冊がアリス・ベイリー自身の著作だが、この『魂の光』はそのうちの一冊となる。


私の秘教の学びも通算6年目に突入。
途中、2年くらいブランクがあったので、今の体制になってからは4年目。
これまでに、『秘教治療』、『トランスヒマラヤ密教入門』、『ホワイトマジック』を学んだ。水曜日夜コースの何人かとは、もう丸3年も一緒に学んでいることになる。学校、っぽくて、毎回、皆に会うのが、ちょっと嬉しい。


『魂の光』の副題に、ラージャ・ヨガの経典、とあるが、

秘教なのに、なんで、ヨガ?

ということが、この本を知った当初の疑問。

ラージャ・ヨーガの経典とは、『ヨーガ・スートラ』のことだが、これは、すごーーーーく昔から、何世紀にも渡って口伝されてきたものだという。それを、邦題の副題にある「パタンジャリ」が、初めて編纂したもの。パタンジャリが、いつ頃の人だったか、ということもひどく曖昧で、紀元前820年〜300年にわたる説があり、また、紀元後という研究者もいるらしい。

この『ヨーガ・スートラ』に、いわゆる、ヨーガの教えが書かれているのだが、ヨーガの元祖とも言えるものだという。その後、ヨーガも様々な教えが出てくるのだが、大元である『ヨーガ・スートラ』に基づくヨーガを王道とも訳せる「ラージャ」のヨーガ、と呼ぶらしい。なので、これをまとめたパタンジャリが、ラージャ・ヨーガの創始者ということになっているとのこと。

その後、多くの人々が、『ヨーガ・スートラ』を解釈している。
『魂の光』は、このラージャ・ヨーガ経典の秘教的解釈、ということらしい。


OK。
でも、秘教がなんでヨーガ?



このクラスが楽しみなのは、いよいよ聖域に入る、という感があること。ヨガ歴がかなりあっても、アーユルヴェーダを少しかじったことがあっても、どっぷりインディアン・コミュニティの中で過ごした経験(3食カレー的生活の一週間目は胃がおかしくなった)があっても、インドを数回旅したことがあっても、ヨーガの教えについては全く学んだことがなかったから。クラスメイトには、インド占星学を学んでいる人や、ヨガの先生も数名いるから、いろいろと補足情報をいただけるのではないかと期待。


ご存知、ヨーガにはいろいろな種類があるけれど、大きく、

カルマ・ヨーガ、バクティ・ヨーガ、ジュニアーナ・ヨーガ、ラージャ・ヨーガ

と分けられるらしい。それぞれ順に、活動や行為、感情的な衝動、識別力を養うメンタルを中心に扱い、ラージャ・ヨーガは、それらを統合した感じの位置付けになるとのこと。


『魂の光』を学ぶにあたって、どこまでが、秘教の解釈で、何が、伝統的というか、主流の解釈なのか、ということも、ちゃんと理解したいな、と思う。伝統的なところを全く知らないので、合わせて学びたい。



さて、何故、秘教がラージャ・ヨガなのか。

それは、秘教の目的を思い出さねばならない。

秘教の目的は、肉体、感情、メンタルを鎮め、コントロールすることによって、魂とつながり、啓示を下ろし、人類の、いや、宇宙の進化のための働き手を導くことである。


3月まで学んでいた『ホワイトマジック』では、どうやって、啓示が下されるか、つまり、神性なるアイディアが、どのように地上に顕現するか、どうやって私たちが分かるような形態を持って現れるのか、についての法則を15の規定を通して、学んだ。

『魂の光』では、そのプロセスに関与する働き手となるために、私たち人類が、どのようにしていけば良いか、ということを学ぶのらしい。
修行の道、、、なのだろうな?



で、なんで、ヨーガの経典?


それには、多くの人々が「引く」ような説明をしなければならない。

準備いい?


現代の人類は、秘教的には、第5根本人種という。
俗に言う、アーリア人種である。

第5根本人種の出現前には、スピリチュアルな世界ではよく聞く、アトランティス人種(第4根本人種)や、さらにその前のレムリア人種(第3根本人種)がいた。


(多くの人々にとっては、なんじゃそりゃ?って感じだろうな。私もそうだった。
今でも、「レムリアの時代のこと、覚えてるぅ〜」とか「レムリアで絶対一緒だったよね」とか聞くと、引くもの。)


で、神智学や秘教は、この第5根本人種を、最終的には次の第6根本人種に進化させる過程の教えなのである。


(あぁ、こんなこと書くと、友人の大半は、ドン引きだな・・・)


第5根本人種は、7つの亜人種から成るのだけど、一番目に出現した第1亜人種が、ヒンドゥ人。なので、このヒンドゥ人の時代のかなり昔に、つまり、インドに、教えが下されたのだ。インドの伝統的な教えに、進化のための教えが見出される所以である。

ただ、当時、多くの人類が次への進化の準備ができていなかったので、伝統的な解釈は、それに合わせた解釈だった、ということが言えるのだろう。

人類が、次のステップへ進む準備ができつつある今、その古き教えを秘教的に解釈し、前進しなければならないのである。

ちなみに、今は、第5根本人種の中の第5亜人種、ということで、アングロサクソン・ゲルマン人の時代、ということになっているらしい。

なので、私たちは、ヨーガ・スートラに隠される進化への秘密を探るのだ!!



ラージャ・ヨーガの中核にある教えは、八支則と呼ばれる、8つの教えである。

1. ヤマ
2. ニヤマ
3. アーサナ
4. プラーナヤマ
5. プラティヤハラ
6. ダラーナ
7. ディヤーナ
8. サマーディ

八支則は、一般には、ヨーガの目的を達成するための生活規範、体や呼吸を整えて、心を静めて、精神、霊性を高めていく実践的な教え、な、感じで説明されている感じ。ヨーガを学ぶ人であれば、必ず触れる教えであるよう。

もともと、日常生活から始まり、肉体を整え、心を静め、瞑想をして、悟りの境地へ行く、というように段階的にはなっているようなのだけど、『魂の光』では、これまで学んできた秘教の界層構造にこれをしっかり対応させて理解していくらしい。



このコースで何を学ぶかは、ざっくりイメージはつかめたが、もともとのインドの伝統的な解釈の理解も絶対必要。

『魂の光』を開くと、お馴染み、秘教的な書き方、言い回し、表現で綴られている。

インドの伝統的な教え、、ということでちょっと構えていたが、この秘教的な文字並びを見て、ホッとするのは、この6年間の学びの賜物か。

99%が文章で綴られているアリス・ベイリーの書籍に怖気付かないのは、マニアック化してきた証か・・・


『ホワイトマジック』とは、真逆の流れで秘教を理解し、また、ヨーガの教えも学んでいく。


一年後、どうなっているのだろうか。






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# by phytobalance | 2018-04-19 18:41 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 規定15 その2 奉仕への呼びかけ 新時代のグループと訓練

規定15
火が影に近づくが、焼くことはない。火の鞘が完成する。魔術師よ、火と水を混ぜ合わせる言葉を唱えよ。


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規定15後半

・奉仕への呼びかけ
・新時代のグループと訓練

これがいよいよ最後!!


奉仕への呼びかけ

今世紀における学ぶ人々にとっての当面目標、とるべきステップ、除去し克服すべきこと。

主観的利己主義

多くの善意ある熱誠家たちは、
「一方では美しい理想主義と華やかな仮説と楽しげな理論という曖昧模糊とした領域で道に迷い、
一方では実りある奉仕の領域における自らの中心を演じることにうつつを抜かすようになる。」
(下p342)

例えば、
・奉仕のために自分が立てた計画についてくどくど説明することにあまりに多くの時間を費やす。
・自分自身の潜在的な可能性を強く認識しているため、自分を過大評価する。
・自分を理想的な神秘家として思い描くことに多くの時間を費やす。
・自分が霊的な達成を成し遂げていないことや、奉仕領域を達成するのに失敗したことを嘆くのに多くの時間を費やす。
・自分自身を奉仕が行われる中心軸とみなすために、世界的な努力の計画をメンタル的に思い描く。
・計画を実現するために、例えば、物質界において組織を作る。 - 潜在的に価値があっても、危険でなりにしろ、潜在的に無益なもの。
(下p341-342)


かなりグサグサくる。
こういうあたりが、なかなか他の教えにないところ。
私の大好きなエックハルト・トールの「ニュースアース」は、エゴについて深く探究されていて、「これもエゴ!!??」と思うくらいのことが沢山並べられていてグサグサくるが、ホワイトマジック、その比ではない。


「この主観的な利己主義は、真の奉仕が可能になるまえに取り除かれなければならない。そして、いずれは取り除かれるものである。」(下P342)


いずれ取り除かれる・・・嬉しいコメントだが、努力なしには成しえないよね、今のところ。
次世代は、教育自体が変わるから、努力なしに非利己的に子供たちは育つのかもしれない・・・が。


アクエリアスの影響

・熱誠と奉仕へと向かう傾向と表面化。しかし、これは、正しく良いもの。
・古い形態を破壊し、想像力がグループ概念とグループの計画に表現されるよう想像力を刺激する。

→現在の混乱状態の原因。

混乱の原因である現象は、、

非人格化:国家やグループや諸グループが個人や個人の権利よりも重要であるとみなす
混合:融合し、混ぜ合わせ、密着させる傾向、いずれは人類の交際を特徴づけるようにならなければなならない相互関係を生み出す傾向、「すべての未婚者の統合」を生み出す傾向
相互通信:顕現の主観的的側面と客観的側面の両方における様々な単位間やグループ館やグループ連合館の敏感な通信
(下p343)


パイシスからアクエリアスの時代の幕間における生活を検討するための自問:(下p344)

1. 神秘的な夢想に時間を浪費しているか。完治した霊的な真理を実践することに専念し、それを日常の経験の一部にしているか。

2. 非人格性に対する自分の反応は憤りであるか。個人的な無執着というこの態度が個人的な問題を解決するのに役立っているか。

3. 他の人々の考えやアイディアを感じる能力が強まっていることを感知できているか。より敏感になりつつたり、そのため相互通信という大きな潮流に飛び込む能力が強まっているか。

4. 自分を演じる能力が日常生活をどれだけ支配しているか。自分の周りを自動的に回転する宇宙の中心になっているか。自分自身の集中を解除し、全体に吸収されるという問題に取り組んでいるか。

「これらの質問と、沸き起こるであろう他の質問は、熱誠家が新時代の到来に対してどのように反応しているかを示すのに役立つであろう。」(下P344)

これは具体的、実践的で良いね。
自問くらいはできるだろう。
そこからだけど・・・


熱誠家の性格、気質(下p345-346)

奉仕への呼びかけに対応する熱誠家たちの反応は、彼らのパーソナリティーに色づけされ、プライドと野心に染められている。性格や気質に克服しがたい難点がある。このような隠れた性格は、奉仕活動を始めるまでは、姿を現さないことが多いが、隠れた弱点が現れた時に彼らも一緒に苦しむことになる、という。

危険は、
①内的な接触と接触する霊的エネルギーの過度な刺激の扱い方がわからない
②周りで一緒に働いている人々の貪欲さ、へつらい、賞賛、批判が、道を迷わせるが、それに気づかない
③隠れた弱点が、仕事の重荷によって露呈し、肉体の調子を崩したら、理想を引くくしたりする傾向となる


なんという分析!!
このようなことをここまで細かく分析し、戒めている、または、注意している教えがあるだろうか。
どこまでも厳しいが、また、そのようなことは日常で起きていることを、実は、多くの人々も薄々感じていると思う。


時代そのものの緊張と不幸な状態(下p347−p349)

これらは、無意識のうちに全ての弟子たちと世界で現在働いている全ての人々に影響を与える。
内的な生活は平静で正常のままであり、健全で正しい方向を向いているが、3つの危機が現れる。
・肉体的な緊張
・情緒的な崩壊
・メンタル体の緊張
これにより、真理が明瞭でなくなり、自己主張に陥ったりし、気づかずして分離性と個人的な方法で進めてしまう。自分に従い、自分が支配できる人々だけを自分のところに集めるようになり、新時代の特色を持たない、分離的なグループを作ってしまう。

しかし、
「真の非人格性が培われ、ぐらつかずに入られる力が発達し、どのような事態にも愛の精神で対処し、性急な活動を慎み、忍び寄る分離的な考えをされるならば、真の奉仕者のグループが成長し、大計画の具現化し、新時代とそれに付随する脅威を生み出すことができる人々が集まるだろう。」(下p349)


除去しなければならない二種類の恐怖心

「恐怖心が世界を奴隷状態にしており、その影響から免れている人は一人もいない。」
(下p349)

1. 本能的な性質に起因する恐怖心

・自己保存本能:死に対する恐怖。→命と耐久性を培わせた。
・性本能:分離と孤立に対する恐怖。→人類は世代を重ね繁殖してきた。
・群居本能:分離と孤立に対する恐怖。→現代文明が生まれた。
・自己主張本能:認められない、失うかもしれない恐怖。→利己性、欲張り感覚、獲得能力の発達させた。(現代の多くの経済問題と国家問題を生み出した。)
・探求本能:未知に対するものへの恐怖。→現在の教育システムと科学的探究が出現した。
(下p350-352)

恐怖心は、人間の性質全体への刺激となって作用し、人間を前進させ、現代文明を生み出したと言う。
さらに、これらの本能から、その行為の対応物へと変性させる過程から、魂表現が花開き満開になる、のだそうだ。

本能 - 相応物 - 方法
1. 自己保存 - 不死性 - 霊的探究
2. - 霊的合 - 宗教
   - 一体化 - 神秘主義
3. 群居 - グループ意識 - 同胞愛
4. 自己主張 - 真我の主張 - 心理学
5. 探究 - 直感 - 教育
(下p353)

「これらの本能が正しく理解され、用いられ、聡明な魂によって変性された時、それは認識を生みだし、成長の源になり、・・・休眠状態の魂に対して、必要な刺激、勢い、進歩への衝動を伝えるものになる。」(下p353)

2. 評判と失敗に対する恐怖心

大計画と協力して働き始め、奉仕の意義を学んでいる人々は、

・自分が行うことが批判され、誤った評価を受けたり、逆の考えの犠牲になったりするのではないかと恐れる傾向にある。
・自分が行うことが十分に好まれず、浄化されず、理解されないのではないかと恐れがちである。
・好まれ、賞賛を受けることを要求する。
・成功したかどうかを数と反応によって判断する。
・自分の動機が非難や誤った評価を受けることを好まず、大急ぎでその正当性を説明しようとする。
・自分たちが行うことが標準に達しなかったり、周囲の人々のやり方と一致しなかったり、訴えかける力がなかったりすれば、不幸を感じ、その結果、計画をしばしば変更し、見解を変え、水準を低下させ、ついには身近な大衆心理や、助言者たちに迎合する。
(下p354)


こ、これも、、
自分だったり、、、、
周りによく見られたり、、、、

よくぞ、ここまで、、、詳細にリアルなこと、言えるな、、


恐怖心の対処法

1. 未来に向けて強い性格を築き、どのような新しい恐怖心の侵入も許さないようにする方法
 魂が生活とその状況を意識的に支配している時、恐怖心は存在しえない

2. 古い想念形態を無力化する方法
 意識を向けないことによってそれらの破壊を引き起こす
(下p349)


真の弟子

・ヴィジョンを見る。
・ヴィジョンを現実にするように努力する間、揺らぐことなく耐えられるよう魂との密接な接触を保とうと努める。
・助言が分離的なもので、調和を乱す傾向があり、同胞愛と理解の欠如を生じさせるとき、それは直ちに捨て去られる。
・全てに神性を見、悪く考えることを拒絶する。
・口を閉ざして仕事をし、兄弟たちのことに口出ししたり、彼らに関することを暴露したりすることはない。
・生活は理解と会いに色付けられており、訓練された霊的知覚力、愛の精神から自然に生まれる鋭い知性を用いる霊的な認識力を持つ。
・沈黙の秘訣を学んできており、包括的な愛の精神に絶えず動機付けられている。
(下p355)

「全ての仕事が、偉大な方々の目には同等に重要である・・・家庭や仕事場が十分な経験を提供する段階に入る魂にとって、それが彼らにとっては至高の努力である。彼らの努力は、・・・キリストやナポレオンの運命を完了するのと同じくらい偉大な達成である。このことを忘れずに、人生をありのままに差別せずに見るように努めなさい。

・・・公での仕事の初歩を学び始めたばかりの弟子は、失敗やひどい愚行があっても、より広い知識や経験を備えた年配の弟子と同じぐらいよく働いているかもしれないのである。」(下p356)


なんて素敵・・・



新時代のグループと訓練

世界の働き手の三つのグループ

三つのグループは、多くの必要な仕事を行い、一致団結した企てを通して、大衆に影響を与え、自らのダルマを果たしつつある、とのこと。

1. 真にアクエリアス的な人々
・他の二つのグループの指導者たちの声を感知し、大師方の声によって謝ることなく前方へと導かれている。

2. 純粋にパイシス的な人々
・世論のグラマーのもとで働く。

3. アクエリアスのメッセージに反応できるが、真にアクエリアス的な方法で働き発言することが、まだ期待できない人々
・明確なヴィジョンがないため、選んだ環境の声と世界の知者たちの声がしばしば衝突し、あちらこちら引っ張りまわされる非常に困難な仕事を行っている。
(下p357)

人類史上初めて人類全体がヴィジョンを感知し、自分が神聖であることを知ったために、束縛に対する抵抗が起き、失敗に対する恐怖が生まれた、のだそうだ。

「失敗というものはない。ありえるのは時間の損失だけである。
時間の感覚がグラマーと失望を生み出す。

しかし、失敗は速やかな進歩へと導く。
長い目で見れば阻むことは何もにもできない。
大計画は間違いなく進展する。」
(下p359)


熱誠を抱く全ての弟子たちの当面目標

1. 自分自身の個人的な当面の問題、特に奉仕に関する問題について、明瞭に思考する。瞑想によって、
2. 今日、世界に席巻する新たな刺激に対する感情性の発達。愛と理解を持って接することによって。
3. 完全に非人格的に奉仕する。野心と権力への愛着を排除することによって。
4. 人々の言葉や失敗に注意を向けない。魂の声に完全に注目を傾注し、思考の秘められた場所で生きるように努力することによって。
(下p360-361)


グラマーと自らの性質の弱点に屈し、ヴィジョンと自分の間に割り込むのを許した時の罰

1. 肉体状態:奉仕における力の不足、肉体の束縛の増大として現れる
2. アストラル的イリュージョン:ヴィジョンに切りと霞がかかり、接触の感覚を失い、人生の細道にさまよい出て、目標へとまっすぐ通じる本道を見失う。
3. メンタル的なプライドとグループ形態で働く能力の欠如:成功が一時的なものに終わり、グループ最良の要素の活力が失われ、グループのトップのパーソナリティーを満足させる人々だけで構成されるグループと共に働くことを余儀なくされる。
(下p361-362)

あまり、罰っぽくないな、、、上手くいかなくなることが罰、、。


大師方の平凡な人々から知者と大師を育てる方法
1. 自分自身を知るように教えることによって
2. マインドに興味と探究心を目覚めさせ、答えを探すべき方向を指し示すことによって
権利から解放させることによって
3. 自分自身の足で立ち、自分自身の魂を拠り所にせざるをえない状態を提供することによって



最後に、熱誠家の仕事に関する要点のほとんどは、ホワイトマジックを通して与えられており、それをじっくりと学ぶの私たち全ての役目である、とある。


以下の言葉で締めくくられている。

あなたの方のフォースを結集させなさい。
人類に対する奉仕への献身の誓いを新たにしなさい。
あなた自身の考えや願望をグループの利益に従属させなさい。
目をあなた自身から逸らし、ヴィジョンへと新たに据えなさい。
無駄話や批判、噂話や当て擦りをしないようにしなさい。
読み、そして、学びなさい。

そうすることによって、仕事は知的に進展するであろう。

持てるものすべてを人類の救済のために捧げるよう決心しなさい。

必要とされ求められているのは今である。

私はあなた方に機会を与え、あなた方が、- もっとも微力な人でさえ - 必要とされていることを告げる。

一致団結して、お互いへの揺らぐことのない深い愛を持って働くならば、意義ある結果を達成できることを、私はあなたがたに保障する。

あなた方各々がそのように働き、世界の必要を認識することで自分自身を忘れるようにと、熱心に祈り、深く切望する。
(下p364-365)
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ホワイトマジック おわり













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# by phytobalance | 2018-04-15 11:22 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック規定15 その1 秘教的な感覚 大いなるイリュージョンの無力化

規定15
火が影に近づくが、焼くことはない。火の鞘が完成する。魔術師よ、火と水を混ぜ合わせる言葉を唱えよ。

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いよいよ最後の規定まで来た。

・秘教的な感覚
・大いなるイリュージョンの無力化
・奉仕への呼びかけ
・新時代のグループと訓練


秘教的な感覚

秘教的な性格の主要な教えは、

オカルト(秘教)を学ぶ人々の態度に関するもの。(下p332-333)

その態度とは、

・観察と接触のメカニズムに対して無執着になる
・観察者の立場をとり、その立場を絶えず保つ
・自身が本質的には、諸体とは、その性質、目標、働き方において異なる霊的リアリティーであることを認識する
・存在者たちの霊的なハイラーキーにおける自分の位置についての意識的な認識に到達する

「進化段階は、非利己的な奉仕生活をどれだけ活発に送り、人類の前方にある啓明されたヴィジョンをどれだけ顕現しているかに現れる」(下p324)


世界奉仕者の新集団の、

「各々の働き手が背負う責任は、自分自身と自分の奉仕に対するものであって、他の人々に対するものではない。

進化での地位は、行われる主張によってではなく、達成された働きとしめされる愛と知恵によって評価し判断するのが賢明である。・・・
計画にかんする知識に基づいて判断すべきであり、また、

どれだけ秘教的な感覚を表しているか、影響力つまりオーラの力がどれだけ広く建設的で包括的であるかに基づいて判断すべきである。」(下p324)



秘教的な感覚

・主観的に生き機能する能力、つまり、魂と魂が存在する世界と内的に絶えず接触している能力

これらが、

・活発に示される愛
・着実に流れ出る知恵
・呼吸をし、感覚のあるすべてのものを包含し、自らと同一化する能力

を通して、表現されなくてはならない。(下p324)


秘教的な感覚を発達させるためには瞑想が必要(下p325)

・発達段階の初期:途切れることのない瞑想が必要
・時が経ち、霊的成長後:しっかりと方向付けができ、瞑想は必要なくなる

「秘教的な感覚の発達と育成の初期段階において行うべきことは、絶えず無執着な観察者の態度を保つことである。」(下p325)


世界の働き手からなる新しいグループの三つの区分 (下p326-330)

1. 組織化された観察者
日常の世界において魂としていき、言葉の真の意味を理解することを可能にする無執着の実践、つまり執着せずに仕事をすることを学ぶもの。7つの部門のいずれかにおける世界的な問題を学んでいる人々

2. テレパシーによる通信者
数は少なく、お互いと比較的緊密な相互関係を持つ。着実に無執着を培い、観察者たちが集めた知識と情報を受け取り、必要としているものに適合させ、教えを発表し、効率よく働くが、常に舞台の背後から働きかける人々

3. ハイラーキーそのもののメンバー
この惑星の知的な勢力。意識状態が拡大しているため、神のマインドを表現するメンバー


「この三つのグループよりも上位に、座天使、権天使、能天使が存在する・・もう一方の側には人類がおり、過去の世界大戦という大きな不幸によって引き裂かれ、現在の社会的、宗教的、経済的な苦難に当惑し、アクエリアス時代の新しい潮流に乗って流れ込む影響力とエネルギーに感応し反応している。・・・この新しいグループが働くことのできる肥沃な場を提供している。」(下p330)


様々な内的な訓練の目的は、すべて、秘教的な感覚を発達させること、であるという。
(下p331)


「正しい観察の態度を持ち続けることによって、形態に対して無執着になり、その結果として、ハイラーキーの計画を推進することを目的として意のままに形態を活用する能力が生まれ、人類に対する有益性が生じる。

この観察する能力をいくらか達成した時、熱誠家は、先に述べた二つのグループ(外的なグループと主観的な世界で働く霊的な働き手のグループ)の中間に位置し、両方に対して通訳の役割を務める訓練された通信者たちのグループに加わる。」(下p331)


秘教の目的は、大計画を遂行できる働き手になれるよう、人類の進化をアップすることだからね。



大いなるイリュージョンの無力化

火と水を混ぜ合わせる

これは、
「偉大なる言葉が馳せられた後に、凝固点において生じるその効果」(下p331)
つまり、イリュージョンを表している。

しかし、JK大師は、この規定に関して影響を与える言葉を提供することが許されていないという。言葉では説明できないとのことで、ヒントだけ与えられている。(下p334-337)

・熱と水蒸気はすべての生命形態の誕生時に発生するが、形態が発生する時に生じる三つの火から、水の元素がどのように発生するかが、神秘であるという。(そりゃ、そうだ。)

・この結合によってマーヤ(幻)が発生する。実際に、水のようなものは存在しない。水の領域つまりアストラル界は、イリュージョンに基づいた結果。実際には存在しない。

・マインドの中に反映される魂の光と、エーテル体に表現されるような形態のエネルギーが、一時的な二つの基本的なリアリティー。

・アストラル的な経験おみずの性質は、グラマーに基づいた現象でしかなく、オカルト的な意味では事実に基づくものではない。

・人間は、意識的な観点から、両方のリアリティーに接触し、魂の輝かしい光の着実な成長によって、イリュージョンを徐々に追い散らすことを学ぶ。

・イリュージョンの原因はマインドの二重性質。人類にすべての苦悩を引き起こしているのは、具体化を引き起こす無節操なマインド。

・それは、「私は神である」と「私は形態である」という二重性の意識。しかし、これも発達過程の一部。

・解放を達成させ、人間を真理と知識へと導きいれるのも、イリュージョン。

・大師の仕事は、影(イリュージョン)に終焉をもたらし、水蒸気を消散すること

・大師方の目的は、魂の光を導きいれ、霊と物質が統一体を構成する二つのリアリティーであることを示すこと


かなりのヒントを与えてくれたと思うけど・・・
いくらグラマーだ、イリュージョンだ、と意識を向けても、自分の今のレベルでは、それらを体感として感じ取れないものなのではないかと思う。


「人間が魂であり、魂の光が人間のうちにあり、それが次第に輝きを増しているため、このこと自体がイリュージョンを生み出すというのは真実である。

このイリュージョンのため、魔術の仕事は誤った線に沿って推進され、誤った動機に基づいたものになってきた。

そして、世界リュージョンのフォース全体が白魔術の初心者のすべての努力に逆らっているため、魔術の仕事は、それを行う一般的な働き手よりも強力な計画に組み込まれてきた。」(下p337-338)


熱誠家のためのホワイトマジックの規定は、
火と水を混ぜ合わせる
ところで終わっている。

イニシエートのための規定は、
「三つの火を統一する音色を響かせなければならない」
という言葉で終わっているとのこと。

つまり、ホワイトマジックでは、イリュージョンが生まれるところで終わっているわけで、
熱誠家は、まだアストラル界で働かざるをえないことを意味している。

成長したことを示す印は、

「アストラル界から意識を着実に撤退させ、メンタル的んあ平成とメンタル的な認識を達成し、メンタル界で創造的な仕事を行うことである。」
(下p338)


規定15 つづく








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# by phytobalance | 2018-04-14 08:46 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 規定14 その2 道の歩み、センターの目覚め

規定14
音は大きくなる。勇敢な魂に危機の時が近づく。水が白色の創造者を害することはなかった。そして、何ものも彼を溺れさせたり、ずぶ濡れにしたりはできなかった。火と炎の危険が今せまり来る。そして、まだかすかであるが、煙が立ち上がるのが見える。平安なる周期を過ごした後に、彼は再び太陽天使に祈らねばならない。

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規定14後半

・道の歩み
・センターの目覚め


道の歩み

この段階で、熱誠家は、魔術の仕事における客観化という危機点にいる。


魔術的な創造者になるべく熱誠家が努力していること

1. リアリティーを表現するのに十分な媒体を太陽天使に提供するために、接触の道具つまりメカニズムを再創造しようとしている。そのためには、正しいタイプ特質、強さ、速さが必要である。(下p302)

太陽天使とは、魂のことである。接触の道具とは、物質、アストラル、メンタルの三界を指している。それが、十分な媒体になるために、再創造していくのだ。

こここで熱誠家は、
「自分自身を扱い、自分自身の環境で働いており、そうすることで、自分自身を知り、自分自身を変え、自らの形態様相を再建設するよう学んでいる。」(下p302)

2. 二次的な表現形態を外的世界に建設しようとしている。そうすることで、再創造された鞘を通して流れる具体化されたエネルギーが、この形態を通して世界に奉仕することができる。(下p302)

熱誠家は、ここでは、
「人類への奉仕しゃになるよう学んでおり、人類の進歩を支配し完成させるのに必要な、新しいアイディア、明らかになりつつある原理、新しい概念を具体的に表す表現形態を建設することを学んでいる。」(下p302-303)


ということだが、さらに先の段階、弟子への道について言及されている。

「先駆者でない者は弟子ではない。・・・
霊的な真理に対する反応を感知し、進歩的な理想 を得た喜びを認識し、新時代の真理を喜んで受け入れることは弟子であることを意味しない。・・・
受け入れられた弟子になる間際にいる熱誠家の特徴は、人類のマインドの前方にある次なる実現を理解する能力である。」(下p303)

熱誠を抱く神秘かの段階から、実践的なオカルティストの段階へと向上させるのは、魂の衝動のもとで世界を導く仕事に個我を没入させ、個我を度外視する能力である。(下p303)


弟子が行うべきこと

1. 道を探求すること (下p305-306)
・自分自身で道を見つけるまで、孤独に努力しなくてはならない。
・世界の混乱の只中で、高い波動に同調し、低位の騒がしい声を聞かない耳を持ち、真っ直ぐに立つ勇気を持たなくてはならない。

一世代の探求者全体から一人のアデプトしか生まれないかもしれない、と言われ流。

2. 魂の内的衝動に従うこと (下p306-307)
次のものを識別するという困難か課題で訓練する。
a 本能と直観
b 高位マインドと低位マインド
c 欲求と霊的衝動
d 利己的な熱誠と神聖な動機
e 月の主方から方さされる衝動と太陽の主方の展開

「自分自身をあるがままに知ること、そして、私たちが行ってきた奉仕や学びたい、働きたいという熱望でさせ基本的には利己的な動機によるものであり、解放への欲求や日常の単調な義務への嫌悪に基づいているということを発見するのは容易ではなく、また楽しい仕事でもない。

魂の衝動に服従しようとするものは、正確に要約する力を培い、自分自身に正直でなければならない。」

3. 世間の評判に注意を払わないこと (下p307)
世間の意見、その意見の最良のものに対してさえ、一貫して抵抗すること、そうする勇気が必要になる。

内なる声が告げたように行為するのを怠り、瞑想の時に行うよう促されたことを行わないままにし、真我が語るよう促した言葉を語るのを怠っている。このような達成されていない小さなことが集まって大きな失敗になるのである。

4. 他の人々の模範になる生活を送ること (下p307-308)

グループへの奉仕とは、模範の生活を送ることでしかない。

「人々は、ほとんど気遣いにうちに、困難から、不調和な状態から、問題のある場所から、・・・自分の中にある最良のものを引き出すように奮起しなければならない環境から逃げ出す。彼は、ただ人生を生きるのではなく、自分自身から、そして他の人々から逃避する。」(下p308)


「この四つの必要条件は最初、表面的に読んだときには達成しやすいように聞こえるかもしれない。しかし、じっくりと検討した時、・・・なぜ「一世代の探求者たちの中から一輪咲くか咲かないかのまれな花」であるかが明らかになるであろう。」(下p304)


弟子の道は、厳しい。



センターの目覚め

「熱誠家の主な課題は、自分自身において、そして物質的な現象と外的権限の世界において、エネルギーを操作することである。・・・

そのためにはセンターとその目覚めについて理解することが必要である。」
(下p309)

理解が最初に必要であり、センターの目覚めは、時が巡り、ずっと後になってから起らなければならない。


センターの目覚めの二つの段階

1. 生活を規律あるものにする実践と思考生活の浄化によって、7つのセンターのリズムと活力と振動活動を自動的に正しい状態にする段階(下p309-310)

この段階では、熱誠家はマインドをどのセンターに集中することも許されず、センターを目覚めさせようとか、活性化させようとしてはならない。

「熱誠家は、センターが存在する諸体を、まずはアストラル体とエーテル体と肉体を純化するという問題に専念しなければならない。

そのとき、内分泌系、特に7つの主要内分泌腺が7つの主要センターの影響で外的に顕現したものであるということを覚えておかなければならない。

この段階において、センターの周辺全体に働きかけ、それを取り巻く物質と完全にそれらを包んでいる生きた質料を扱うことになる。

大多数の人々が完全に着主できるのはこれだけ・・・」(下p309-310)

2. 上記の段階が効果を発揮することによって、センターが、「牢獄内で解放された」と秘教的に呼ばれる状態になる段階(下p310)

「センターはそのとき、(教師の適切な指導のもとで)目覚めと充電という明確な方法を施す対象になることができる。その方法は熱誠家のパーソナリティーの光線と魂の光線によって異なる。」(下310)


この最初に純化し、のちに活性化する方法は、世界の出来事を背後から導くハイラーキーが用いる方法でと同じであるという。(下p310)

まず、「ハイラーキーは、世界の物質を清澄にし、大規模の世界的な浄化をもたらすという仕事に着実に取り組んできた。」(下p310)

そして、第二段階が現在着手されていることは、
「生活の浄化と障害になるものの破壊を目指す世界的な運動が成功」していることが示しているとのこと。


二つの問題

「センターという主題に関しては、多くの混乱と多くの誤った教えがあり、多くの人々を迷わせ、多くの誤解を生む原因になっている。」

1. センターを目覚めさせるようとするような実践は、生活に不浄さがある時、病気や肉体が劣悪な状況にある時、静かに邪魔されない場所や機会がない時、には、決して行うべきではない。(下p312)

そのような実践を行うためには、隠遁と邪魔されない時間を持てることが不可欠であり、これは、いくら強調しても強調しすぎることはない、という。(下p312)


「熱誠家は、センターがゆっくりと、したがって安全に発達し、開花するに任せて、奉仕し、愛し、働き、自分自身を訓練する方が遥かによい。いずれセンターは開花するであろう。ゆっくりとした安全な方法がより速やかな方法である。」(下p312)

「早すぎる開花は多くの時間を無駄にし、しばしば長く苦悩の種をもたらす。」

人体を循環する火を意志の行使によって融合させた結果として、脳細胞の過剰刺激が起こる。そのような刺激は狂気を引き起こし、脳の細胞構造を破壊する。

そして、細胞生命の過剰活動によって細胞間に内的な摩擦が起こり、それが脳腫瘍や膿瘍を発生させることになる。

このことはいくら強く繰り返しても強すぎるということはない。」(下p312)

これは、すごいね。ゆっくり、安全に進めたいものだ。


センターを目覚めさせ、人間存在が完全なる顕現状態なる(偉大なる仕事を完了させる)過程

・物質様相(物質)を構成する「摩擦の火(細胞エネルギー)」が、全神経系の基礎である、物質の中に存在するエネルギーである「意識の火」と混ぜ合わされる(接触)

・これが、最高の神聖な様相である「電気の火」と混ぜ合わされる

・これを成し遂げるためには、脊柱に沿って存在する遮蔽膜を部分的にか、完全に焼き払い取りさらなければならない。

・この遮蔽膜は、最低のセンターに静かに眠っている「クンダリーニの火」が自由に上昇するのを妨げているもの。(下p313)

しかし、それに対処する準備ができていない場合、極めて危険な行為となる。

クンダリーニの火を上昇させることは、非常に難しいということ、意志の明確な行為と、頭部内の意識の玉座に座す人間の強烈なメンタル的な焦点化と集中した注目によって、初めて可能になるということを私はあなた方に確言する。」
(下p316)

2. 深く秘教的な実践は熟練した教師の指導のもとでのみ行わなければならない
(下p316)

「弟子の準備が徒となった時に大師は現れるであろう」(下p316)

これは実際に本当だそうだ。しかし、

「適切な時とは、ある自己誘発された状態によって決まる。浄化過程が一生の習慣になり、胃のままに意識を頭部に集中できるようになり、頭部の光が輝き、センターが活発になった時、たいしはその熱誠かに着主するであろう。」(下p316)

「当面の義務に精を出し、世界への奉仕のために自分のメカニズムを整備しなければならない。

そして、大師を求めることで時間を無駄にすべきではない。

いま挫かれたところで勝利を得るべきであり、そしてそのときに、奉仕と苦闘の生活を送ることで完全な忘我の域に達し、大師の接近を阻むものはなくなるであろう。」(下p317)



規定14 終わり

次は、いよいよ最後の規定15!!








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# by phytobalance | 2018-04-12 11:50 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック規定14 その1 センターとプラーナ 手の使い方

規定14
音は大きくなる。勇敢な魂に危機の時が近づく。水が白色の創造者を害することはなかった。そして、何ものも彼を溺れさせたり、ずぶ濡れにしたりはできなかった。火と炎の危険が今せまり来る。そして、まだかすかであるが、煙が立ち上がるのが見える。平安なる周期を過ごした後に、彼は再び太陽天使に祈らねばならない。


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長いな、この規定。
小見出しは四つ。

・センターとプラーナ
・手の使い方
・道の歩み
・センターの目覚め


センターとプラーナ

物質界に近づくほど、魔術師は、そのレベルにかかわらず、より多くの困難を経験する (下p282)

それは、①形態を創造するために、三重の鞘(メンタル・アストラル・エーテル)が、濃密な物質界に接近し、物質様相と接触することで起こる危機、と、②火を用いたり、宇宙のプラーナを用いて働くことに付随する危険、だという。


ここでいう危機が、規定にある「火と炎の危機」。
物質様相との接触によって起こる摩擦の火。火やエネルギーを扱うことへの危険性を指している。

その前の害することはなかった、という「」は、アストラル、情緒に関係することから来る危機。
これは、アストラル界のところで沢山見てきたね。


熱誠家たちは、
「自分が扱わなければならない火やエネルギーを理解することが極めて重要」
(下p286)なのだそうだ。

ということで、プラーナについての考察に入る。


プラーナの5種類の顕現状態

1. プラーナ:鼻から心臓へと広がり、口と発生、心臓と肺に特に関係している。
2. サマーナ:心臓から太陽叢へと拡がっている。食物、飲食による肉体の滋養に関係する。腹部と特に関係している。
3. アパーナ:太陽叢から足の裏までを統御している。排泄器官、生殖器官に特に関係している。
4. ウパーナ:花と頭頂の間に見られる。脳、花、目と特に関係し、適切に統御されると生命の空気の調整とその正しい捜査を可能にする。
5. ヴィヤーナ:全身に均等に配分されるプラーナ・エネルギーの総和。無数のナディーつまり神経であり、血管、静脈、動脈に特に関係している。

「エーテル体はフォース体つまり活力体であり、濃密な媒体のあらゆる部分に浸透している。それは肉体の背景になるものであり、肉体の真の実質である。」
(下p287)

「プラーナを正しく統御するためには、存在と顕現すべてがエネルギーであり、低位三体がエネルギー体であり、それぞれがより高位のエネルギーのための媒体であり、それ自体がエネルギーの電導体であることを認識する必要がある。」
(下p288)


熱誠家がなすべき三つのこと (下p289-291)

1. プラーナの性質を学ぶ
2. 肉体性質と同一化することなく、魂として生きる
3. 自分が利用し伝達しているエネルギーの他の人々に及ぼす作用を考慮する。

そして、

「仲間とともに生き、考え、話、行動する時に仲間に与えるパーソナリティー「的」な影響を注意深く検討することによって、自分を通して流れるフォースのタイプの性質を学ぶ・・」(下p291)
ことができるという。

「それによって、フォースのタイプ特質強さ速さを理解できるようになる」(下p291)


フォースのタイプ

フォースが発せられる源を理解することで、以下のことがわかるらしい。

1. 自分がどの界層で働いているか。
2. 自分の光線、つまり、魂の光線とパーソナリティーの光線の性質。
(モナドの光線を突き止めることができるのは第三段階のイニシエートだけ)
3. 含まれる特定のタットヴァ。
4. 自分がフォースを伝達しているセンター


これらをわかるためには、フォースのタイプとその他者への影響を自問することだそうな。

第1光線
・メンタル的な視点を維持していたかどうか?
・発した言葉自分の意志を聞き手に押し付けたいという欲求に駆り立てられていなかったかどうか?

正しく使用している場合:
霊的意志の衝動のもとで話をし、発言は魂の目的と意図と一致し、愛に支配されており、建設的で援助と癒しをもたらす。その時の態度は、無執着。他の人のマインドを束縛したいという欲求はない。

間違って使用している場合:
自我の意志に駆り立てられたり、自分の考えを他の人々に押し付け、彼らの前で輝きたいとか、自分の結論に同意させたいという欲求に駆り立てられて発言するならが、破壊的にもなれば、支配的攻撃的、論争的、強制的、乱暴、苛立たせるものになる。

第2光線
・グループへの愛、奉仕、同情に基づいているか?
・好かれたいという利己的な欲求、感傷、執着に基づいているか?

第3光線
・主張は周りくどく、議論は狡猾で分かりにくく、仲間との関係で小細工を使うことがあり、世界中を駆け回ったり、他の人々の生活に口を挟んだり、自分の利己的な関心から管理の手綱をしっかりと掴み、自分が目論んだ目的を進める仕事にすべての人や物を犠牲にすることを厭わない、干渉好きのお節介ものかどうか?
・大計画に協力し、霊的リアリティーの愛ある目的を達成するために、フォースを操作しているか?
そうであれば、極めて活動的で、言葉は真理を伝え、他の人々を救うことにつながる。その言葉は無執着で誠実だから。


フォースの特質 (下p299)

発せられる光線によって決まる。

「フォースのタイプは、生命の様相であり、特質は意識の様相を示しており、この両方が、一つの構成の体現者である実在、つまり、存在の様相になっている。」(下p299)

特質は、その引きつける力に顕著に現れ、タイプより磁力的な様相が多く含まれているという。

環境や人々において、そして言動に対する人々の反応において、自分自身に何を引きつけるかに注目することで、自分が使っているフォースがどのタイプであるかを突き止めることができる、らしい。

タイプの場合は、意志の様相が優勢で、特質には主として欲求の様相が見られる、とのこと。


フォースの強さ (下p299-300)

強さとは、とりわけ、忍耐力、持ちこたえる力、確固としている力、阻止されずに前進する力のこと。
強さには、真の持続性という要素が含まれている。

いかなる形態であれ、それが生命として機能し、活動するかどうかは、その創造者の持続した注目にかかっている。

エネルギーには、破壊的な仕事のためのダイナミックな使い方と、着実な使い方がある。

重要なのは、時間の持続。


フォースの速さ (下p300-301)

速さは、前述の三つに依存しているが、本質的には、時間とは関係はない。
「正しい方向づけ」という言葉に言い換えた方がより正確。

衝動がより正しいものになり、主観的な目的についての理解がより明瞭になるにつれて、フォースの方向づけと衝動は自動的に正しいものになる。正確な方向づけ、正しい方向性、目的についての正確な理解、必要とするフォースのタイプについての認識があれば、瞬時に効果が表れる!!

(すごいな。)

これは、本質的には真理に関係している。


手の使い方

あらゆる種類の秘教的な教えにおいて、手は重要な役割を果たしている。
それは四つの理由があるから。

1. 獲得の象徴 (下p295)
  グループを助けるために必要なものだけを掴み、グループの目的のために直ちに手放す。自分のためには何も掴まない。

2. フォースのセンター (下p295-296)
手は、グループワークに基づく取得力を獲得した時、霊的なエネルギーの伝導体になる!!

・治療:手を流れるフォースは、二つの源から二つのエーテル・センター、脾臓センターとハート・センターを経由してもたらされる。
・特定のセンターの刺激:脊髄基底センターと喉センターからもたらされ、適切な言葉と一緒に用いる。
・人を魂と整列させる仕事:太陽叢センター、ハート・センター、眉間のセンターから受け取られたフォースを使う。
・グループワーク:魂から、ヘッドセンター、喉センター、脊柱規定センターを経由して放射されるエネルギーが利用される。

(なんか、格好いい。そのようにフォースを使得るようになり、使い分けできるようになりたいものだ・・・)

3. 剣を使うもの (下p297)

・鋭利な諸刃の剣:弟子が、真実で本当のものを偽りで一時的なものから切り離す識別力
・放棄の剣:弟子が目標達成を妨げると考えるものすべて(主に物質界のもの)に喜んで揮う諸刃の斧。
・霊の剣:弟子が奉仕しているグループの目の前で、グループの進歩の妨げになる障害を弟子の手によって切り倒す武器

(識別。時に、バッサリ、やらなくてはならないこともある・・・。厳しな。)

4. 非利己的に用いられるときの、治療の道具、鍵を回す媒介 (下p298-299)

・治療の道具

「すべてのイニシエートは治療家であり、手のひらを治療に使う。

剣を揮ってきた人々だけがあえて剣を置き、何も持たずに、祝福の手を挙げる。「武装した手」だけが救済の仕事において安全に用いられることができる。

真の治療のフォースは、ハイラーキーと直接的に結びついている人々、もしくはアデプトか進歩した治療家が内界で治療のフォースを用いるときにハイラーキーと間接的に結びついている人々を通してだけ流れることができる。

正しく治療できるようになる前に自分の地位を知るべきである。」(下p298)

(剣を揮ってきた人々だけが、、というところがポイントなのだろう。簡単ではない。)

・鍵を回す媒介

「センターの技術」、奉仕における手の重要性、剣を揮うこと、グループ奉仕において手が果たす四つの役割、これらを学び終えた人々の手だけがイニシエーションの扉の鍵を回すことができる。」(下p299)


これこそまさに、手の秘密、、だな。


規定14 つづく









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# by phytobalance | 2018-04-12 09:17 | アリス・ベイリー・AB