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エソ基礎6月前半: 時空と錯覚

エソ基礎6月前半: 時空と錯覚_f0053026_12041253.jpg
エソテリックヒーリング基礎講座6月前半は、トランスヒマラヤ密教第1巻第3章「時空と錯覚」についての学び。

空間:Space

「存在するものは全てエネルギーとみなされる。顕現とはエネルギーの海の顕現であり、このエネルギーのうち、あるものは形態を形作り、あるものはこれらの形態がその中で生き動き存在するための媒体になっている。・・・」
(TH第1巻第3章1.空間p164:『テレパシーとエーテル体』より)

秘教を学んでいたり、エネルギーセラピーに携わっていると、「すべてはエネルギー」という概念は基本前提となっているけど、まだまだ一般ではそのようには心の底から受け止められているわけではない。「エネルギーが形態を形作り・・」については、アインシュタインの方程式E=mc2が、物質とエネルギーは変換可能なことを示している。「・・・これらの形態がその中で生き動き存在するための媒体・・・」は、まさにエネルギーセラピーが有用であると、エネルギーワーカーが信じている所以ね。

時間:Time

「弟子の実践において時間という要素は重要ではない。深く根差した確立された成長が目標である。成長は、しっかりとした適切なものであるならば、ゆっくりである。」
「焦ることはない。あなたの人生において速さを強調する必要はない。・・・・成長のための多くの時間がある。いまここにも、そして他の存在状態においても。」
(TH第1巻第3章2.時間p167:『新しい時代の弟子道I』より)

ここでいう「弟子」は、現在の人類の多くがまだ達していない進化段階にある人々を指しているけれど、そこまで達していない多くの私たちにも同じことが言えるはず。秘教の原則、大宇宙と小宇宙の対応関係があるから。進化というとわかりにくいけれど、自己成長、と捉えれば、私たちの経験と重ね合わせることができるかもしれない。

知識を得るのと違って、成長することは、計画することなんてできないな、と実感したことがあった。知識を教えるものは、勉強すれば知識は得られるので、講師資格を取る計画を立てられたけど、成長を伴わないとお伝えできないものは、講師になれるとは思えなかったし、もちろん、計画なんて立てられなかった。成長がいつ起こるか、本当に起こるのかも、全くわからなかったから。

成長のスピードも人それぞれだし、それぞれの段階で速かったり、遅かったりするのだろうけど、いずれにしても、焦らなくてよい、、ということらしい。焦って成長できるわけでないし、それに、成長に終わりはないしね。起こる時に起こるのだろう。(今生でないかも~ :-))

エソ基礎6月前半: 時空と錯覚_f0053026_21184482.jpgグラマー:Glamour

待ってました!でも、分かりやすく書けるかな。あれもこれもグラマーだし。気づいてないものもいっぱいありそうだし・・・

グラマーとは、錯覚のこと。秘教においては、エーテル(物質)界のグラマーをマーヤ、アストラル界のグラマーを(狭義の)グラマー、そして、メンタル界のグラマーをイリュージョンという。グラマーにより、真理が覆い隠され、秘教の目的でもある魂のつながりへの道が阻まれるのである。アストラル(感情・情緒)的に支配されている現代の多くの私たちにとって、特に狭義のグラマーは強力で、私たちは錯覚していることすら気づいていないらしい。

以下、狭義のアストラル的グラマーについて。

「見習いの道において人は、中庸の道が見つかり明らかになるまで、相反する対をなすものの間の揺れ動きを意識的に感知する。この活動が相反する対をなすものというグラマーを生み出すのである。それは濃密な霧のような性質を帯びており、弟子が二重性の間を揺れ動くときに、あるときは喜びと至福に、あるときは暗黒と意気消沈に色づけられる。この状態は感情に強調が置いている限り持続する―この感情は、人が献身や熱誠を向ける対象と同一化するよう努力するときの素晴らしい喜びと、そうすることに失敗したことで陥る暗澹たる絶望と衰退感との間の全域に及ぶ。」
(TH第1巻第3章4.グラマーp170:『グラマー』より)

相反する対をなすもの、、愛と憎しみ、喜びと恐れ、上と下、陰と陽、、相反するもの、と捉えること自体が一種のグラマー、錯覚ということ、、、。

「生活と環境に対する自身の反応を深く疑うことは、そのような反応が批判分離性、もしくはプライドを目覚めさせ呼び起こすとき価値がある。ここで上げた特質は明確に、グラマーを増大させるものである。これらは秘教的に言って「グラマー的な特性」である。このことについて熟考しなさい。もしこれら三つの特性から自分自身を解放できるならば、まさにすべてのグラマーを放棄し消散させる途上にある。・・」
(TH第1巻第3章4.グラマーp171:『グラマー』より)

出ました、「熟考しなさい」。ここがポイントに違いない!批判については、批判の目を持つこと自体ではなく、批判を主張する、、とでもいうのかな、そういうことがグラマーである、とのこと。プライドも要注意。今は、SNSで、自由に意見を言ったり、批判したり、自分が成した出来事を表現している。しかし、それはグラマーを増大させるだけ。つまり、ますます錯覚を起こさせるということらしい。それらを必ずしもやってはいけない、というのではなく、それがグラマーなのだ、と認識することが大切だそうだ。

グラマーは沢山ある。個人的なものから、世界的なものまで。

「行うべき仕事があり、語り働く宿命がある」宿命というグラマー
「自分が熱誠家であるという事実に安心する」熱誠というグラマー
「自分の視点が絶対に正しいとみなす信念」である自信というグラマー
「責任感を過剰に重視させ、無駄な行動と重要でないものを強調させる」義務というグラマー
「欲求不満、虚無感、無力感を生み出す」周囲の状況というグラマー
「マインドにはあらゆる問題に対処する能力と力量があると思い込ませる」マインドというグラマー
「一つのアイディア、一人の人物、一つの権威、真理のある一つの面しか見えない」献身というグラマー
「平安と効果的な働きを台無しにする」欲求というグラマー
個人的な野心というグラマー」。
(TH第1巻第3章4.グラマーp173-4:『新しい時代の弟子道I』より)

まだまだある。
ほとんど全ては錯覚、、、なのであろう。
ふぅ。。。本当に熟考せねば、、、。




by phytobalance | 2016-06-09 21:31 | アリス・ベイリー・AB