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エソ基礎7月前半:生命としての地球

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いよいよ第2巻に突入した『トランス・ヒマラヤ密教入門』。
副題は、「生命としての地球」。

生命としての地球と言っても、生態系とかガイア理論を語っているのではなかった!
秘教では、人類同様、地球にも物質的な側面と、霊性・スピリットの側面があると捉え、第2巻は、そのスピリットの部分の解説だった。

人で言えば、神とか、高次のものに相当するのが、シャンバラ。これは、言ってしまえば、大目的、または、宇宙の進むべき(進化すべき?)方向を指している。そして、ハイラーキー。これは、人で言えば「魂」にあたる。初めて聞いたのであれば、よくわからないし、思いっきり怪しく聞こえるかもしれない。でも、秘教とは、人のみならず、この太陽系宇宙の進化の構造を説き、その方法論を語っているもの。だから、一応、進化というもの、そして、それが望ましいものである、ということが前提である、と捉えておく必要がある。

なぁんて書いている私も、「人間の本質」を解説している第1巻から、いきなり壮大なる宇宙空間的な、、、人類の運命的、歴史的遷移のからくりを説明しているような視野に拡大されており、、ん~、まだ、アジャストしてない!

「霊的ハイラーキーは次のような人々を通して働くことはできない。批判的な言葉を吐く人々、考えや態度が分離的な人々、自分たちの信念や解釈に対する党派心の強い人々。これは事実である。そのため、あなた自身の生活、および世界でのあなた個人の表現を手始めに、適切に活動するように自分自身を訓練して欲しい。」
(TH第2巻第1章5.ハイラーキー p45:『秘教心理学II』より)

ハイラーキーは、ともかく、適切に活動しなさい、ということなので、そう心がけましょうかね。


「私たちの惑星の進化の観点から見て、愛以外のものは存在せず、善意と善をなさんという意思以外のものは存在しない。これは既に存在しており、それが新に顕現するときが今日、惑星史上のどの時期よりも近づいている。」
(TH第2巻第1章6.第五王国(神の王国) p52:『光線とイニシエーション』より)

やはり「愛」なのだ♪そして、「善意」、「善」。わたしたちは、いつもいい人でいられないし、ダークサイドもあるし、、善を繕うことはできない。繕ったら、それは善でないし。でも、最終的には愛に基づく、善が、普通のことにならなくてはならないのだと思う。そこを目指すというか。他の箇所にも何回か出てきたけど、大きな変化、、、進化の時に今、差し掛かっているらしい。そして、意識していてもしていなくても、私たちはその大きなうねりの中にいるということだそうだ。と、いうことは、努力しなくても、善に向かえるのかな~。 :-) 


「死にもの狂いになり、完全に耐え切れなくなったときだけ、…古い道を放棄する準備が整う。個人において真実であることは、大きな規模での人類においても真実であるにちがいない」
(TH第2巻第1章6.第五王国(神の王国) p55:『キリストの再臨』より)

今日の社会や世界情勢を考えると、確かに今、刻々と変化に向かっているような気がしないでもない。古い道を手放し、新しい世界に移行する前兆かのように。


「いまだかつて理論によって救われたものはいない。・・・各々の人間のハートに内在するキリスト意識の目覚めによってだけ救われるのである。」
(TH第2巻第1章7.キリスト p60:『人類の問題』より)

これはキリスト教の話ではない。いかなる宗教を信じていても、信じていなかったとしても、私たちひとりひとりの中に既にある「キリスト意識」について語っているのである。それは、愛と慈悲。そして、それを目覚めさせること、それに基づき日常生活を送ることこそが、救いの道であり、そして、進化の方向性であるというのである。

私たちは、壮大なる枠組みの中で進化を続けているのであろうが、そんなことまで思いを巡らせなくてもよいのかもしれない。秘教には、日々の生活の指針や戒めが沢山書いてある。そんなところから、考えていく、行動していく、、ということで、とりあえずは、いいのだと思う。




by phytobalance | 2016-07-05 22:42 | アリス・ベイリー・AB