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ホワイトマジック 規定13 四つ組と凝結

規定13
魔術師は四つのものを認識せねばならない。自らの仕事において、四つのものが明示する紫の影に注目し、かくして影を建造せよ。建造された時、その影は外衣をまとい、四つのものは七つのものとなる。


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この章は、他と比べてページ数は少ないんだけど、、ね。
小見出しは、二つ。

認識すべき四つ組
想念形態の凝結


認識すべき四つ組

「この規定は私たちにとって説明するのが最も難しいものの一つである。その理由は次の三つである。」(下p256)

1. 資格の欠落 (下p256)
正しく働く資格を獲得していない人に対して、規定の意義を教えることは非常に危険。
資格とは、性格上の資格ではなく、清らかなマインド、純粋なハート、真理を愛する気持ち、奉仕と非利己的な生活が最も重要な必要条件であり、それらが欠けている場合には、何も役に立たず、偉大な秘密を教えることはできない。
 
2. 無意識に想念形態を建設することに伴う危険 (下p256-257)
それらの教えが世界に与えられたならば、想念形態の洪水が起こり、純粋に利己的な欲求を表現する想念形態が創造され、霊的な線に沿った発達を遂げていない人々の空想や気まぐれによってメンタル物質が活動へと駆り立てられるようになる。

3. エーテルに対する盲目(下p257-258)
サイキック現象やアストラル現象に多くの強調が置かれているにもかかわらず、より明らかでより容易に認識できるエーテル形態とフォースにはほとんど注意を払われていない。現在の視覚的な焦点の取り方を少し変えるだけで、人間の目は全く新しい知覚と認識の領域を包含できるようになる。

人々は、目の前にあるものを見ていない、、、らしい。


四つのものを認識せねばならない (下p262-268)

これは、四つのエーテルを認識するということであるが、それは、他の四つ組の認識に基づいている。四つ組は沢山あるらしいが、そのうち、四つの四つ組の説明がある。(四、四、だな。)

1. 唯一なるものを構成する四つのもの - 自分自身であるものの四つ組
①肉体、敏感な情緒性質、マインド、魂
②魂、マインド、脳、様々なフォースからなる外的な世界
③大いなる全体に包含される、霊、魂、体

2. 四角形の都市
ある古〜い文書に、四角形の四隅に見える天使が発する言葉が示されている、、のだそうだ。

北側からは、・・・は、純粋である
南側からは、私は献身し、・・・する
東側からは、すべてを愛せよ、
西側からは、私は奉仕する

この純粋、献身、愛、奉仕は、ダイナミックな動機付けと創造的な結果をもたらす強力なオカルト的フォースを表していて、この四つに最初の一つ、つまり霊的な達成を加えると、白魔術師の資格は五つになる、、、のだそうだ。

3. 天国に立つ十字架の認識
占星学的には、現在における、牡牛座、獅子座、水瓶座の内的な意味の理解が必要だという。
(秘教占星学の世界だな、、)
で、これらを研究することで、様々な資格が明らかになる、という。

4. 「四諦」の超越、四つの福音の理解、四つの元素:地水火風の意義と目的の理解、救世主として四つの王国の経験
この辺りは、第4イニシエーションのレベルに至らないと、理解できないらしいんだけど、、

これを理解した時、

「欲求が私を束縛することはない。自由になって私は立つ。私はすべてを望み、何も望まない。私は生き、そして死ぬ。私は捧げられ、そして再び立ち上がる。私はは意のままに来ては去る。地は私の下にあり、水は私の形態を洗う。火は私の道を妨げるものを破壊する。私は風の支配者である。すべての形態の世界を私は破壊した。すべてが今、私のために存在し、私は全体への奉仕者として存続する」(下p266)

のだそうだ。

「この言葉を学び、白魔術師の素養になるべき理想的な必要条件の概念が着実にどのようにして成長してきたかに注目しなさい。」(下p266)


これらの四つ組を理解することで、資格、必要条件、、が理解でき、開発される、ということのようだ。

ということで、次は、いよいよ四つのエーテルについて。


四つのエーテル (下p266-268)

それは、エーテル体を構成する四つのタイプのエネルギーであるが、すみれ色(violet)の四、だという。(意味わからん。これが規定にある紫色ということなんだけど。)

四つのタイプのエネルギーとは、高位の三つと低位の一つ。
高位の三つとは、神性の三つの様相、つまり、三つの原理。
低位の一つとは、この三つが顕現するのに必要な形態。

触知できる肉体、客観的なものはイリュージョンにすぎない。それは高位の三つのものと第四のものの融合によって生じる外観に過ぎず、この外観は虚構、つまり人間のマインドの作りごとだから。
(うん。これは理解できる。)

これは、自然界の事実であり、哲学者たちの間で熟考されるようになりつつある概念である!!という。

大宇宙でも小宇宙でも、最高位の三つの界層が常に存在し、神と人間の両方のエーテル体の四つのレベルを構成している。この四つのものは、物質界のすべての形態に関して、物質界のエーテル部分の四つのレベルに反映されている。

この四つのエーテル・レベルの活力質料は、すべての物質的な物体の「真の形態」であり、神性と呼んでいる四つの高位タイプの霊的エネルギーに反応する。

「まだ明らかにされていない秘密の一つは、・・明るいスミレ色が四つのエーテルのうちの最高位のエーテルの色であるか最低のエーテルの意味であるかという疑問に関するものである。これはしばらくは明らかにされないであろう。」
(下p268)
(紫色の秘密ね。これがわからないと、この規定理解できないのだろうな。)


魔術的な活動を支配すべき基本的な公式、つまり、命題

それは、「潜在的な力が凝結を引き起こす。」というもの。
(これが秘教の第一公理、らしい。)

これが、
「正しく理解された時、・・・仕事の方法と白魔術の働き手の思考生活を支配するようになる。」
(下p268)とのこと。


現代文明がもたらす傾向は、思考者を生み出すこと。
真の思考者が生まれた時、初歩的な創造者、客観的な形態を「凝結」つまり出現させるために力を操作するものが存在する。

これらの形態は、神聖な目的や計画と一致し、進化の原因を推進する場合もあれば、個人の意図に駆り立てられ、分離した利己的な目的によって特徴づけられる、反動勢力と物質元素の仕事の一部になる場合もある。この場合には、黒魔術の性質を帯びることになる。

ここで再び、四つ組〜。

1. 思考者
2. 潜在的な力
3. その潜在的な力の特質
4. 凝結



想念形態の凝結

凝結とは、ある創造的な施工者のアイディアを表現するために、ある形態内に配列されたエネルギーの集合体であり、思考者の思考の性質に特徴づけられており、彼の思考がダイナミックな状態にある限り、その特定の形態を保持し続ける。
(下p270)

「人間が思考者になり、自らの思考を具体的に系統立て、それを顕現させることを望み、「認識によって」四つのエーテルを活性化できるようになった時、必然的にそれは濃密な物質的な者として顕現することになる。」(下271)

「五十年以内に凝結の真の意味が科学者たちの注目を引きつけるようになると予言する・・」(下272)

もう50年経っているけど、科学者たちが注目している凝結に相当するものは、何かな、、、??


この問題についての取り組み方 (下272)

1. 存在している客観的な世界について研究すること。
自分の顕現体が一つの凝結物であること。それが自らの強力な思考と欲求の結果でり、四つのエーテルについての自らの「認識の結果」であるという事実を考察する必要がある。

2. 自分が想像した形態は、自らの思考のダイナミックな力が一つにまとめている限り存続するが、「目を離した」とき、それは消滅するということを理解する
そして、自らの属するグループの思考者たちの集合体の活動の結果であるということも考慮する必要がある。


創造的な仕事の成功 (下274−275)

・現在何に関心を抱いているかに示されているマインドの傾向を認識することで。現在抱いている関心は過去に起因するから。
・創造的な仕事を推し進める上で、一致して思考するようにならなければならない生命体のグループの波動を認識することで。彼は孤立して一人で仕事をすることはできないから。

人間は、想念形態を建設することが賢明であると思えた目的を認識しなければならず、その目的を客観化の全期間を通してしっかりと無傷のままに保たなければならない。これを一点集中した注目と呼んでいるが、この創造的な仕事は、瞑想過程におけるまだ認識されていない目標である。

数十年後には、創造のテクニックが全面に現れるであろう。

そうなのか~。では、すでにそうなっている、ということだけど。


個人やグループの霊的な目的を顕現するための必要条件

1. 力 (下276-278)
力の二つの要因:
a. 目的への専心:意図の純粋さ。「マインドの中にしっかりと光を保つ」
b. 障害がないこと:個人と世界のカルマによって、障害は無数にある。ただ、忍耐が必要。失敗は決して成功を妨げるものではない。成功の秘訣は、ぐらつかないこと、そして日人格的であること。

2. 無執着 (下p278-279)
白魔術を行うものは、自分が想像したものや想像しようとしたものと自分自身をできる限り同一化しないようにしなければならない。秘訣は、傍観者の態度、沈黙の監視者の態度を培うこと。

3. 無批判 (下p279-280)
批判は、知的なタイプの人々、パーソナリティーを統合したすべての人の特徴だが、間違った種類の統合へと向かい、悲惨な結果をもたらす。また、低位マインドの能力である批判は傷つける危険性がある。

現在の機会から生じる緊張状態において、働き手たち同士が批判試合っている時間はない。批判はお互いを遠ざけ、仕事を妨げる。


無執着を実践し、思考と言葉において決して批判的にならないようにするならば、世界の救済は速やかに進み、愛とイルミネーションの新しい時代を迎えるだろう。 (下p280)



規定13  終わり





by phytobalance | 2018-04-10 14:51 | AB ホワイトマジック