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ホワイトマジック 規定11 その2 想念形態、そして、死からの救済

既定11
法則を行使するものは三つのことを今達成せねばならない。まずは、取り囲む球状の壁の中に生命たちを閉じ込めるための公式を突き止めよ。次に、何をなし、作ったものをどこに運ぶべきかを彼らに告げる言葉を発せよ。最後に生命たちの作用から自身を守る神秘的な言葉を唱えよ。


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自分が創造した想念形態からの救済

「黒魔術と白魔術の違いが見られるのはまさしくここ、思考の使い方である。

多くの生涯にわたって自己拡大に集中し、個人的な所有に没頭し、人々にどのような犠牲を強いても自分自身の満足と喜びを達成しようとしてきた、メンタル物質を操作する人々の特徴は、利己主義、無慈悲、憎悪、残虐性であろう。

幸いにもそのような人々は非常に数が少ない。しかし、そのような観点に陥ることは容易であり、多くの人々が軽率にも物質性への道を辿らないよう自分自身を見守る必要がある。

グループ意識と責任感の漸進的かつ着実な成長、個我の願望の放棄、愛ある精神の権限が神聖な全体の生命の側へと向かっている人々の特徴である。」
(下p193)


ダークサイド、、、左手の道に陥るのはごく簡単なこと。
自分は大丈夫、、と思っていても、落とし穴はあちらこちらにある。


人間は三つの主要なグループに分けられるのだそうだ。(下p193−194)

1. 良くも悪くもなく、短に無思慮でしかない大多数を占める大勢の人々
2. 物質性の側で、つまり、悪の側で明確かつ意識的に働いている少数の、非常に少数の人々
3. 魂の王国への先駆者である相当な数の人々(新時代のアイディアの代表者)

このうち、2と3の人々が、思考を活用している。

そこで、熱誠家による思考の活用、なすべき仕事を行う手助けになるような実践的なアイディアとヒントが示されている。


「どんな真剣で献身的であっても欠点のない熱誠家は一人もいない・・・すべての熱誠家はまだ利己的であり、まだ短気で怒りっぽく、意気消沈し、時には憎悪に支配されることさえある。この怒りっぽさや憎悪は、正当な原因と思われるものによって起こることも多い。他の人々への不正、人間や動物への虐待、同法に対する憎悪や悪意、これらが彼らの中にそれ相応の反応を引き起こし、多くの苦悩と遅滞を引き起こすのである。・・・もし熱誠家が仲間に憎悪を抱かせ、短気を起こさせ、嫌悪や敵意を向けさせるならば、彼自身が完全には無害ではないということである。まだ彼の中に困難の種子がある。

なぜなら、私たちは自らが与えたものを受け取り、自らの活動に応じて − 物質的、情緒的、メンタル的な − 反作用を生じさせるというのが、自然の法則だからである。」(下p194-195)


相手も周りも、まさに自分の鏡。これは、自然の法則なのだ。

このあたりから、ドキっとすることが沢山書かれている。ホント、実践的というか、日常での自分の態度だったり、よく遭遇する状況だったり。

グサグサくる・・・

だからホワイトマジックが好きなのだけど。


そこで、熱誠家の教訓が三つ与えられている。(下p196−197)

1. 熱誠家が建設する想念形態はすべて、何らかの情緒つまり欲求の衝動のもとに建設されており、イルミネーションの光の中で建設され、何らかの直感を具体化していることは稀である。

2. そのようにして建設された想念形態は、

①創造者のメンタル・オーラを構成する想念形態の分厚い壁の一部になり、リアリティーから遮断し、彼は自ら建設したものの犠牲に成る。想念形態が創造者よりも強力になることで、自分自身の考えに憑依され、自分自身が創造したものに駆り立てられることになる。

②想念形態は他の人のメンタル・オーラやあるグループの中に入り込む。類似した衝動的な形態がそれと合体し、同じ振動率を帯びるようになる。グループは、周囲に想念形態に遮断壁を築き、ある考えに憑依されるようになる。

3. 想念形態の責任は創造者にある。想念形態は彼の生命ある目的意識と結果のカルマによって彼と結びついており、自らが建設したものを破壊するという究極的な仕事は彼自身が行わなければならない。これは、善であれ悪であれ、すべての具体化されたアイディアに言えること。



「考えることを学ぶ途上にある熱誠家の場合、真のアイディアについての自分の誤った理解を具体化するために想念物質を用いがちである。また、思考の力を通して自分の好き嫌いを表現し、自分のパーソナリティーの欲求を満たすためにマインド・スタッフを用いる傾向がある。」(下p197)

誤った理解であることに気づかずして、想念物質を使ってしまうのだなぁ・・・

なので、力強い思考者が他のマインドに過剰な影響を与えないための三つの方法が与えられている。(下p200)

・抑制:分かち合いたいという願望などからの防御は、想念形態をメンタル・レベルに保ち、アストラル界の物質の付着を防ぐ。

・分解:邪悪な情報、嘘、ゴシップは、愛によってその活力を奪い、平和と調和という、それに対抗する想念形態の力によって破壊する。

・吸収:悲しい出来事や悪い出来事が起きた時などは、その想念形態をハートに吸収し、愛の錬金術によって変性する。


上記は、想念質料の誤って使っているものへの対処法だが、誤って使ってしまうことによる三つの罰(危険)が示されている。熱誠家は、これらの罰から自分を守り、そのような行為をしないようにしなくてはならない。(下p200-203)

1. ブーメラン作用 − 創造者自身に必ず戻って来る
2. 毒として作用 − 熱誠家自身の人生を荒廃させるくらいの力はある
3. 具現化された自分自身のアイディアによって憑依される


これらの危険からの防御として、以下が述べられているが、いずれも努力なくしてなすことはできそうにない。

1. 無害性を常に実践する
2. 想念の扉を毎日監視し、思考生活を管理する(古い思考習慣、先入観を退ける)
3. 高位マインドの世界(アイディア、魂の世界)と低位マインドの世界(人間の想念、大衆意識)の両方の世界で自由な媒介として機能する。− 毎日の瞑想が必要
4. 自分自身の想念創造物に執着することなくそれらを知的に送り出した目的をそれらに自由に達成させるようにする

修行の継続が必要だ。



死からの救済

死は、どのような形態も免れることができない。

とのことだが、ここでは、肉体性質からの救済について述べられている。


覚えておくこと。2点。(下p206-207)

・肉体性質とは、統合されたパーソナリティー、つまり、肉体、活力(エーテル)体、欲求性質の物質、マインド・スタッフからなる人間装備。転生した魂の鞘、外的形態。

・この救済は、死と呼ぶ神秘的な体験を正しく理解することによってもたらされる。


死は、本質的に意識の問題であるという。それは、ある瞬間には物質界を意識し、次の瞬間には他の界層を意識し、そこで活動することであるから。(下p208)つまり、意識を別な界層に転換することが、死、、、のようだ。


私たちは何度も死んできたし、これからも何度も死ぬのだから、死は、私たちにとっても最も慣れ親しんだ活動の一つなのだと言う。実際、私たちは、毎晩、睡眠中に死に、物質界から脱して、別のところで生き活動している。(下p208)

睡眠も死であることの説明がなされている。(下p208-210)


・魂の糸である生命の流れ(スートラートマ)は、肉体に届いた時に二つの流れ(糸)に分かれ、一つは、脳内の松果体に錨を下ろし、もう一つは、心臓に錨を下ろす。
・前者は、人を自我意識と自己思考生を持つ知的な理性的実在にし、神経系、内分泌系と関係する。
・後者は、生命原理、自己決定の原理、陽エネルギーの中心核であり、肉体の全ての原子を正しい位置に保ち、魂の「存在しようという意思」に従わせる。その表現手段と統御媒体として血流を用いる。
・睡眠中は、脳に怒りを下ろしているエネルギーの糸だけが引き上げられ、これが起こった時、人は無意識になる。
・死の場合は、両方の糸が引き上げられ、生命の糸に統合される。

なるほど、エネルギーの引き上げられ方が違うだけなのか。


「人間は気づいていなくても、死が魂の指図の元に行なわれている・・・」(下p211)

魂が死期を決める、、、。

高く進歩した人の場合は、魂と接触し、魂の願望を認識しているため、死期についての予知感覚がしばしば見られ、イニシエートの場合は、意識の連続性を保持することで、意識的かつ完全に目覚めた状態で肉体を抜け出して、アストラル界で機能することができる。(下p211-212)

とのことだが、

「人々を転生へと入らせるときに用いる科学的な方法と、人々を転生から外させるときに用いる完全に盲目的でしばしば恐怖感を与える全く無知な方法の間には、現在、大きな隔たりがある。」
(下p213)

とし、しかし、JK大師は、ここで、あの畳み掛けるような問いかけをする。

・死という行為が勝利の終幕と考えられる時のことを想像できないであろうか。
・死の床で過ごす時間が意識的な脱出への栄光ある序章でしかなくなる時を思い描くことはできないであろうか。
・人間は肉体の鞘という障害を放棄するよう運命づけられているという事実が、彼と彼の周囲にいる人々にとって、長い間待ち望まれた喜ばしい達成になる時のことを思い描くことはできないであろうか。
・涙も恐れもなく、また避けることのできないものを認めたくないという態度もなく、死に行く人と友人たちが共に死の時を認め合い、彼岸に渡ることが幸福以外の何ものでもないことを認め合うようになる時を思い描くことはできないであろうか。
・残された人々の心に悲しみの思いが入り込まず、死の床が誕生や結婚以上に幸福な出来事であると見なされるようになる時のことを思い描くことはできないであろうか。

・人類のうち知的な人々にとって完全にそのようになるのはそれほど遠い将来のことではなく、すべての人々にとって徐々にそのようになるであろうと、私はあなたに告げる。
(下p213-214)


JK大師が、このような問いかけをする時、最近では、私は愛を感じるのだ。
本当に大切なこと、わかって欲しいことを、なんとか分かってもらいために、問いかけているのだ。



そして、大師は言う。

「死をいつまでも、私たちには統御することのできない、必然的に私たちを打ち負かすものにしておかずに、彼岸へ移る過程を制御し、移行のテクニックをいくらかでも理解し始めよう・・」(下p214)


と、いうことで、移行の、、つまり、死を迎えるテクニックのヒントが与えられているが、それは、熱誠家たちの多くの実践に新しい意味をもたらすという。今、次に歩むべき大いなるステップは、「意識の連続性をもたらす」ものであるとのことだが、それによって、すべての死の恐怖が取り除かれ、物質界とアストラル界が実際に一つの界層になるほどまで密接に結び付けられる(下p217)、のだそうだ。


そして、死を迎える時に、何の問題も起こらないようにするために、すべての人々が従うことのできる簡単な四つの規定が与えられている。(下p218-220)

1. 心象化と瞑想、集中の着実な実践を通して頭部に集中し続ける
2. ハートの奉仕を行う:(奉仕を個人に捧げているのか、グループメンバーに捧げているのか、同期は魂の衝動であろうか?)
3. 眠りに入るときに意識を頭部に引き上げる(アストラル界に意識的に移行するまで、意識をそのままの状態に保つように努める)
4. 瞑想時、入眠時に、この引き下がりの過程に関連したすべての現象を記録し、見守る

「この実践を続け、この四つの規定に数年間従うことによって、死の床でのテクニックを非常に容易に行うことができるようになる・・・」(下p219)

恐怖がなくなる、、ということか。苦しまずに死ねる、ということか。
いずれにしても、1と2は、死の床のテクを考えなくてもやるべきこと。
3と4は試みたが、すぐに眠ってしまって、記録や見守るどころではなかった。
今夜もやってみようか。


最後に、魂の移行をより容易にするための要点が述べられている。(下p219-221)

・部屋を静寂にする
・蘇生する可能性の無い人が死を迎える部屋には、オレンジ色の光だけが適切な儀式とともに点される
・肉体からの魂の抽出を容易にする音楽はまだ存在しないが、オルガンの音色に効果がある
・頚動脈と頭部にある大神経、延髄のある点を圧迫することが有効である
・マントラムが用いられる
・身体に油を塗る
・頭頂を東に向ける
・足や両手は交差させる
・お香は白檀だけ炊く


規定11 おわり

これでアストラル界の規定は終わり。
次回からは、物質界の規定に入る。






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# by phytobalance | 2018-04-07 07:50 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 規定11 その1 三つの文章の分析

既定11
法則を行使するものは三つのことを今達成せねばならない。まずは、取り囲む球状の壁の中に生命たちを閉じ込めるための公式を突き止めよ。次に、何をなし、作ったものをどこに運ぶべきかを彼らに告げる言葉を発せよ。最後に生命たちの作用から自身を守る神秘的な言葉を唱えよ。


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アストラル界、最後の規定。

小見出しは、

・三つの文章の分析
・自分が創造した想念形態からの救済
・死からの救済

の3つ。


「アイディアは、メンタル物質とアストラル物質をまとい具体化したのである。したがって、具体化された想念形態は物質界に物質化する瀬戸際にある活力ある実在である。」(下p154)

いよいよアイディアから創造された想念形態を物質界に降ろす直前までやってきた!


「想念形態を事実上の存在にするのは決意であり、決意がある限りは創造的な仕事が推進されていく・・・」(下p154)

しかし、

「この仕事が意識的に行われることもあれば、無意識のうちに行われることもある・・・一般の人々のように、想念形態が無意識のうちに建設される場合は、その多くは決して物質界での望んだ成果を生み出さず、意図した目的を果たすのに失敗する。」(下p154-155)

「・・・その創造者は ・・・ そのアイディアの内的な目的と計画を表現できる段階へと意識的にもたらしつつある。彼らはその想念形態を自らの意識に保ち、自らの一点集中したメンタル的な焦点化の力を通して、それに形状とエネルギーを与える。」(下p156)

と、いうことで、規定11は、この段階で、熱誠家が行なうべき三つのことを示している。


三つの文章の分析

I 取り囲む球状の壁の中に生命たちを閉じ込めるための公式を突き止めよ。

これは、建設してきた形態を結晶化させる公式を突き止めよ、と言う意味であり、建築家たちと橋の建設者たちが、望む形態を数式にまとめるのと、多くの点で同じであると言う。

「自然界のすべての形態は無数の小生命はからできている」(下p161)

が、それらは、引力の法則のフォースによって、一つの結合体、一つの構造物になっていく。

しかし、
「それは普遍的的マインドの中に思い描かれ、しっかりと維持された広大な目的に沿ったものである。」(下p162)


従って、「公式」とは何かと言うと、

「神聖な思考者から発せられるアイディア」(下p164)
であり、
「ダイナミックな目的、つまり、思考者が見て、自らのマインドの中に外的に顕現させ、自らの意図の運び手として心象化する「物」である・・」(下p164)

のだそうだ。ちょっと分かりにくいが、公式自体もアイディアだ、と言うのだ。


橋の建設を例に出し、建設に必要な数字は、それに精通している人にしかわからないように、これらの公式は、とりあえずは、直観の界層、つまり、ブッディ界にある、という。(だから、そこにアクセスできない者には、わからない・・・)

とりあえずは、としたのは、実際にはそれより高い階層に存在しているということなので。

「これらの公式は、形態の世界の基礎になるものであり、宇宙の偉大なる建築家のもとで働く準備が十分に整っている人々が接触しなければならないものである。」(下p164)
だそうだ・・・・

つまり・・・・多くの私たちにはこの公式を見出すことができない、、と言う事か・・・


II 何をなし、作ったものをどこに運ぶべきかを彼らに告げる言葉を発せよ

この言葉を発するのは「魂」。

だから、
「自分自身の内的リアリティーつまり魂と連結している時だけ、この規定が有効であるということを覚えておかなければならない。完全に目を覚ましている意識状態にある時に魂が機能することが不可欠である。」(下p172)

「神秘的な言葉を発するのは魂であるが、それはメカニズムつまり形態器官の支配者つまり統御者としての魂である。この統御は、脳とマインドと魂が整列している時にだけ可能である。」(下p172)

・・・・やっぱり、下っ端の熱誠家にとっては、できそうなレベルではないんですけど・・・


「全ての形態は、創造者が発する生命の衝撃的な閃光によって建設され、付着の法則 - 生命の法則である引力の法則の一様相 - のもとで段階を経て成長する。この法則は原因結果の法則とお互いに協力しあって作用する。原因結果の法則は、・・・物質を支配する法則である。原因、引力つまり欲望、付着、結果 - この四つの言葉は、どのような想念形態であれ、その建設を支配している。その想念形態が完全な実在になる時、それは組織化された原因の力のもとで付着によって建設された結果としてそのようになるのである。」(下p180-181)


これも分かるようで分かりにくいが、これが、すべての形態の建設の法則、科学であると言うのだ。


そして、日々思考することで人間は、想念形態を創造し始めている、とのことだが、
これは、魔術の仕事において学ぶことになる際の最初の教訓でもある、と言う。

その教訓とは、以下の三つ。

a. 知的に建設するよう学ぶこと。
b. 正しい言葉を使うことによって衝動を与えること。
c. 自らの想念形態を自らの目標に正確に向け、正しく方向付けて送り出すこと。その結果、その想念形態は目標に到達し、それを送り出した人の目的を果たすであろう。
(下p182)


初心者が想念形態建設の科学に応用できる、必要な効果を生じさせる15の規定が示されている。
全部は書かないが、例えばこのようなことが示されている。

1. 想念の世界を見なさい。そして、真理を虚偽から切り離しなさい。
2. イリュージョンの意味を学びなさい。
3. 情緒の体を統御しなさい。
4. 汝にはマインドがあることを知り、その二重の活用法を学びなさい。
10. 汝、生命の道に入る熱誠家にとって、想念形態を意識的に建設することは、まだ目標ではない。意識的に建設するようになる前にまず、想念の雰囲気を浄化し、憎悪と苦悩、恐れ、嫉妬と低位の欲求につながる扉を素早く閉ざさなければならない。
14. 無駄な考え、利己的な考え、残酷で憎悪に満ちた考え、もしこれらを言葉にするならば、牢獄を作り出し、すべての生命の泉を毒し、病気につながり、不幸と遅れを引き起こす。
15. 自分自身について語るのをやめなさい。汝の運命を哀れむのをやめなさい。
(下p183-186)

「このような簡単な規定は、魔術の仕事を推進する上での正しい基礎を築き、メンタル体を明晰且つ強力にするであろう。その結果、正しい動機が支配し、真の建設作業が可能になるのである。」(下p186)とのこと。

まとめると、15の規定に添えるよう、努力・・修行せよ、、と言うこと、、だろう。


III 最後に、生命たちの作用から自身を守る神秘的な言葉を唱えよ。

「創造という魔術の仕事を終えるに際して、救済を成し遂げ、二種類の解放 - つまり創造した形態からの創造媒介の解放と、その形態を存在させたものの支配からの形態の解放 - を引き起こす言葉が発せられなければならない。」(下p187)


言葉に関してだが、会話と言葉、講義と出版物が溢れる現在の混乱から、人々のハートに共感を呼び起こす明確な概念が現れ、主観的な伝達手段が使えるようになり、「話すことがなくなり、本が無用になる」新時代へと導き入れられる。という。

主観的な伝達手段とは、テレパシーのことなのだけど、

「人々は、雑音がテレパシー通信の妨害になることを認識するであろう。」(下p189)

テレビやインターネット、SNSに釘付けではまずいのか、、と思いきや、

「このような日はまだ訪れてないが、ラジオとテレビは正しい方向に向けての第一歩である。」(下p189)

とある。それは、

「人々は主観的な聴覚が感知したことを、目を通して補うために光と色彩の象徴を利用するようになる」(下p189)
ための一歩だから。

ん・・どうなのかな。光と色彩はいいにしても、ここまでメディアの雑音に浸かっていてはね。
インターネットが無かった時代に書かれているから、それへの言及がないのが残念だ。


これまで明らかにされている創造的な仕事に用いられる言葉は、七重の神聖な言葉と言われる、AUMだけ。
メンタル界において魂によって正しく用いられると、すべての想念形態を活性化し、その過程を促進し、すべてを成功に導くのだそうだ。


「熱誠家はメンタル生活において毎日建設する想念形態から救済されなければならない。そして転生中の魂もまた、幾時代の間に成長し強化されてきた形態への執着から救済されなければならない。この解放は、私たちが死と呼ぶ過程を通してなされなければらない。」(下p192)

と、いうことで、次の2つの節を割いて、それぞれの救済が示されている。


ということで、続く。





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# by phytobalance | 2018-04-06 07:33 | アリス・ベイリー・AB

エーテル体の徹底探究 第4回

最終回は、「究極の秘められた次元からエーテル体の全体構造」。

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ということで、おなじみアリス・ベイリーの『秘教治療』を中心に探求した。


4回シリーズの全体の感想から先に述べると、このシリーズ、すっごい!!!!!

神尾氏、よくぞここまで主要な書籍を読み解き、まとめてくださった!!

もちろん、仮説レベルの解釈も多々あるけれど、それなりに納得のいく根拠(引用)も示されて、ただただ唸るのみ。

また、ヒーリングを行うものとしては、実体験と照らし合わせ、さらに納得がいったり、考えさせられたり。このシリーズを通して、知識が広く、深くなったのは間違いないし、ヒーリングに対する意識も変わった。多分、エネルギー的にも変わって、それが、実践にも表れている。



最終回では、『ホワイトマジック』から引用した「生命原理の三重の現れ方」、つまり、三種類のエネルギー(プラーナ、意識エネルギー、生命エネルギー)の3様相の説明から始まり、『秘教治療』から沢山抜粋し、エーテル体の第4亜層、第3亜層、第2亜層や、センター(チャクラ)の3様相との関係、意識エネルギーと生命エネルギーの関係性などが説明された。

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またまた引用文のほとんど全ては、第1様相、第2様相、第3様相を色分け、大変な作業がなされている。(ゆえに、第4回のテキストもカラー刷り:-))


特筆すべきは、『秘教治療』の記述から、バーバラ・ブレナンが言うヒューマン・エネルギー・フィールド(HEF)と、リードビーターのプラーナ供給システムの位置付けや関連性を読み解いていることだ。


後半には、ヒーリングが起きる根源、ヒーリングを行うもののマインドセットを示したブレナンの『癒しの光』にある「ホログラフィック宇宙論と形而上学と科学」も紹介され、身が引き締まる感もあった。


まだまだ理解が追いついていなかったり、頭の中で整理しきれていなかったりだけど、本当に充実した学びだった。


エネルギーセラピー、そして、ヒーリングに携わる方全てにオススメのシリーズだ。
と、いうか、これらは、エネルギーセラピストやヒーラーの最低限の知識であり、考え方、、、になっていかないとならないな、と思った。


このタイミングで、エーテル体を探究できて、心から感謝。

まだまだ探究していかねば。


ありがとうございました!








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# by phytobalance | 2018-04-05 05:47 | エネルギー医学

エーテル体の徹底探究 第3回


第3回は、”ワンランク上の理解を目指すための「エーテル体」”。


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前回のバーバラ・ブレナンの『癒しの光』の学びから、ある意味、ひどく反省をし、再度この本を読むに至った。この本は何度も開いている。なぜなら、ヒーリングタッチのアドバンスIIを受講するにあたり、必須読書書籍だからだ。しかし、クラスに必要な箇所は限られており、そこを毎度確認する程度であった。

今回の読書は違った。知識も深まり、エネルギーへの理解と感覚も高まった今、ブレナンの言葉は、すんなりと、しかも、多義的に入ってきた。


そんな中で、今回は、あの『神智学大要』からのエーテル体を探究した。

『神智学大要』の第1巻こそ、そのタイトルが「エーテル体」なのだ。

これだけでも、エーテル体の概念が、いかに今の私たちにとって重要なのかわかる。


ざっくり言えば、ここで、エーテル体の機能を学んだのだが、それは、非常に奥深い。

エーテル体の機能のひとつは、エネルギーを分配することである。
ここで言うエネルギーとは、主にプラーナである。

そういう見方で構えれば、エーテル体がエネルギーを分配するもの、だったとしてもそう違和感がないのだが、ブレナンの言う、ヒューマンエネルギーフィールド(HEF)の1つの層、という概念に慣れていると、肉体に一番近いエーテル体の重みがなんとなく軽視されてしまう感じだ。


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神智学的には、プラーナは脾臓のセンターに入り、このセンターがプラーナを各センターに分配するのである。ということで、各センター(チャクラ)の詳しい説明に入る。

チャクラの授業でないだろ、、と思うのは早計だ。チャクラはエーテル体に存在するのだ。

それにしても『神智学大要』の各センター(中枢)のあまりにも詳細な説明は、大半は馴染みであったとして、めまいがしそうだ。センターがいかに重要なものかの表れなのだけどね。


そして、この問題のプラーナの身体内の循環だったり、種類だったりと、この私たちを存在たらしめ、すべてとつなげているプラーナについてさらに学ぶのだ。

プラーナ、プラーナと、その名は、遠い昔から聞いてはいたが、やっと愛おしく思えるくらいの知識が入ってくる。


エーテル体に流れているのは、プラーナだけではなく、他に意識エネルギーと生命エネルギーもあるのだが、実は、これは、ヒーリングを行う者にとっては、しっかりと知っておかなければならない。たとえ、高次のヒーリングをするわけでなかったとしても。


確かにワンランクもツーランクも上の知識だった。

いつものことだが、その世界観は掴めたが、咀嚼はできていない。
難しいな。

なんかすごかったんだけど、クラスの終了とともに無言になってしまった。

エーテル体。
やっぱり、徹底探究が必要だ・・・・ (暗め・・・)


と、次回は、いよいよ最終回!!

おっ、そのタイトル、
「究極の秘められた次元」!!!


やっと気分が盛り上がってきた!






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# by phytobalance | 2018-04-04 15:30 | エネルギー医学

ホワイトマジック 規定10 占星学とエネルギー

規定10
創造された形態が水に浸されるとき、水は吸収され、そして用いられる。形態は強さを増す。仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。そして、外なる建設者に仕事を辞めさせ、内なる働き手に自らの周期を開始させなければならない。


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やっと規定10の最後の節にたどり着いた。


占星学とエネルギー


私たち人類、そして、「自然界に見られる無限の複雑さが生み出される」(下p142)のは、3つのエネルギーの組み合わせによってであるという。


それらのエネルギーのうち2つは、どうやら、私たちは理解できないレベルのものらしい。


その1つのエネルギーには、惑星霊(ロゴス)と惑星実在という顕現形態が、強く反応しているのだそうだ。

惑星霊とは、その起源を太陽系外に持ち、遥か昔の時代に人間の意識状態を経験したのだそうだが、その生命は、魂を経由して、人間に影響を与える。

惑星実在とは、惑星霊が顕現するための物質形態、アストラル形態、メンタル形態の総和だという。そして、その生命は、パーソナリティーのメカニズムを介して、感知される。

これらは、それぞれエネルギーの物質化したものである。


もう1つのエネルギーは、太陽エネルギーであり、これもまた二重の効果がある。

1つは、物質太陽から発せられる太陽フォースの刺激に夜プラーナ効果で、これは、
「肉体とエーテル体に明確な結果を生じさせ」、
「脾臓と肩甲骨の間にあるセンターを経由して人間の体内に入る。」
(下p141)

もう1つは、
「秘教的に太陽のハートと呼ばれるものから放射されるエネルギー」
であり、
「七つの偉大なる流れとして、惑星の一つを通過し、人間の魂に注ぎ込み、私たちが認識と呼んでいる感受性を生み出す。(下p141)

とのこと。


もう少し説明が欲しいところだが、以上の二つのタイプのエネルギーについては、
「非常に高度な性質のものであるため、熱誠家がその学習に多くの時間を費やしても無駄である。」(下p139)

とあるので、次に行く。


第3のエネルギーは、
「太陽が通過する黄道帯を構成する12の星座から放射される」(下p142)
占星学的な研究の基礎になるものであり、その影響は無限であるという。

この3つ目のエネルギーを基礎とする占星学は、来るべき科学であり、やがて、魂の形態の真の統合の秘訣を伝える啓示をもたらすというが、しかし、その時はまだ来ていないらしい。

それは、現在においては、あまりにも多くのことが見落とされていて、知られていることがあまりにもわずかだから、なのだそうだ。(下p142ー143)



占星学が主に扱うエネルギーにも、

a. 誕生時に太陽が位置する星座のエネルギー
b. その人が反応すべき上昇宮
c. その人の形態様相、特に肉体を支配する月

の三つのタイプがある。

aの誕生時の星座、つまり、宮のエネルギーは、「現在」の問題を具体的に示している。

人生のペースつまりテンポを決め、パーソナリティーの特質に関係し、転生中の「活動様相」を支配する。

「魂がどの月に転生へと入るかは、その前の人生周期の時魂が肉体を脱した月がいつかによって決まる。」(下p144)

とある。
面白いね。

b の上昇宮、つまり、アセンダントと呼ばれるものは、「未来」の秘密を秘めている。

転生の目的を成就するために、エネルギー全体が流れることが可能な線を示している。

生涯における問題の鍵と、自分が何になり、何を達成できるかを示すものを発見することができ、成功を可能とするタイプのフォースを提供する。
このフォースを適切に使うことにより、転生中に、魂の意思との調和を生み出す調和の様相である。
(下p143-144)

cの月の影響には、その人の「過去」が示されている。

その人が働くときに受ける限界と生涯を要約している。

月の影響は主として物質的であるが、

「月の影響下にあるすべての形態は - それは、私たちが適切な表現に到達するために利用しなければならないものであるが - それ自体、これまでのすべての過去の産物であり、それらを統合したものである。」(下p144)

このようにして、遭遇することになる障害が保管され、魂の牢獄となるのである。その人をゴールに導く宮のフォースとエネルギーの特質を限定する肉体や諸体のタイプが示されている。
(下p145)


面白いことに、現在のホロスコープを作成する時の月と宮は、実際の位置と一致していないらしい。
しかし、それでも、長年占星家たちが築いてきた解釈が想念形態となり、そのエネルギーが、人々に影響を与えている、という。
なぜなら、エネルギーは思想に従うからである。
非常に進歩した人の場合は、その影響は、受けないらしいのだが。
(下p146)

つまり、現在の占星術は、時代を超えたプラシーボ、、というわけだ。
なるほど。


これらのエネルギーの影響を見ていくのが、将来の占星学の基礎となるのだそうだが、
「占星家たちは三つのホロスコープつまり占星図を描くことが必要であることにやがて気づく」(下p148)
とのことだ。

それは、
*肉体的:自然の体に関係するもの
*情緒的:パーソナリティーの特質とその感受性つまり認識状態に関係するもの
*メンタル的:メンタル的な衝動とその状態を表すもの

「この三つの占星図にはある幾何学的な線が引かれ、エネルギーの線が模様を形作るであろう。この三つの占星図を重ねることで、パーソナリティーの図形、つまり、個人生活の模様が現れる。このようにする時、興味深い象徴的な占星図と線描図形が現れ、ここから「個人の幾何学」が発達するであろう。というのは、各々の線は他の線に関連して機能し、生命エネルギーの傾向が明らかになるからである。」(下p148)

これが心理学の新しい分野になる」(下p148)

らしい。
ん~、なるほどね~。



これでやっと規定10が終わった。

節の見出しでいうと
* 想念形態の形成
* 諸センターとエネルギーと光線
* アストラル・エネルギーと恐怖心
* エネルギーの正しい使用法
* 今の時代と未来
* ハイラーキーの創設
* 世界奉仕者の新集団
* 占星学とエネルギー
となっている。

9月前半その1で書いたように、規定10の説明は、最初の節でカバーしている。
それぞれの節の内容は、どれも興味深いし、多くはアストラル界と関係することである。アストラル界の話なだけに、ドキっとするような内容や、戒めてきに聞こえてくるもの、全くその通り!と思ってしまうこと、など、あちらこちらに見られた。しかしそれでも、どうして、規定10にここまで盛り込むのか。その意図は、まだ見えてこない。




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# by phytobalance | 2018-02-23 17:50 | アリス・ベイリー・AB

ホワイトマジック 11月後半 規定10 世界奉仕者の新集団

規定10
創造された形態が水に浸されるとき、水は吸収され、そして用いられる。形態は強さを増す。仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。そして、外なる建設者に仕事を辞めさせ、内なる働き手に自らの周期を開始させなければならない。

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規定10はまだ終わらない。

世界奉仕者の新集団

という節を学ぶ。


いったい、この「世界奉仕者の新集団」とは何か。

それを理解するために、歴史的な展開が説明されている。


✔︎西暦1400年頃、真理の完全な表面化の表れとして、正統派の信仰の形骸化と世界諸国と諸政府の強烈な分化という政治の不和が起きた。
(下p105-106)


✔︎この状態を100年見守った1500年頃、人類の兄たちは、普遍的な秩序の基調である統合へと向かう衝動をどのようにすれば刺激できるか、また、想念の世界での統合と統一を生み出す手段、を決定する秘密会議を招集。
(下p106)

「想念の世界が統一されたとき、外的な世界に統合的な秩序が生み出される」(下p106)らしい。

しかし、熱誠家たちが、
1. 意識の連続性を維持することができない。
2. 弟子のマインドと脳が高位の接触に対して不思議なほど無感覚であった。
という問題があった。
(下p107)

「テレパシーによる感受性、ハイラーキーの波動に対する本能的な反応、低位サイキズムからの脱却を全く欠いていた」(下p107)
とのこと。

低位サイキズム、いわゆる、今の私たちがサイキックと呼ばれる多くがこのカテゴリーに入るらしいが、今でもそうで、

「サイキック現象を好み、ハイラーキーの働き手のさまざまな段階の波動の違いを見極められないことが、現在でも仕事を非常に困難なものにしている」
(下p108)のだそうだ。


✔︎この秘密会議で、アクエリアスの時代の到来がその特異なエネルギーと驚くべき機会をもたらすことに気づいた。そして、人類の統一を意識的かつ知的に引き起こし、「科学的な同胞愛」を顕現させるために、2500年にわたる期間のための準備を人々に整えさせるよう努めた。
(下p109)

*当時の大師方には、到来するアクエリアス時代の影響を有効に利用できるようになる前に、
・人類は意識をメンタル界にあげ、冗長と感覚の世界だけでなく知性の世界も含むよう意識を拡大させる、
・分離と孤立と偏見の壁を打ち壊すために何かを行う、
ことが必要になると思われた。
(下p110)

*さらに、人々のマインドを急速に訓練し、より総合てきな統一に向けて建設するため、グループ・ユニットの形成が決断された。
(下p110)

このようにして、奉仕者と思考者たちのグループが出現し、彼らはその活動を通して、過去三、四世紀にわたって、世界を大希望にとうちし、その形成に大きな影響を与えてきた。
(下p110)


✔︎この秘密会議以降、明確に定められた線に沿って働く明確かつ特別なグループ・ワークが始動し、それぞれのグループが心理の特定の表現になり、リアリティーについての知識のある様相を表現した。(下p110)

文化、政治、宗教、科学、さらに、のちに、哲学、心理学、財政のグループが、形成された。
(下p110-110)


✔︎16世紀に行われた秘密会議以来、これらの外的グループはその役割を果たし、注目に値する奉仕を行ってきた。達成された結果は国際的に影響を及ぼす段階に達しており、彼らの影響は一つの国家や民族に限定されるものではない。
(下p117)

*ハイラーキーは、今、
・影響力のあるエネルギーの様々な糸と、グループの仕事が生み出してきた思考力の様々な潮流を集めて、一つにまとめる。
・分化しようという傾向のある影響力のいくつかを相殺する。
という慎重に対処しなければならない状況に直面している。
(下p117−118)

これに続く解説が面白い!

「フォースが物質世界と接触する時に、必ずやそのようにしなければならないのである。

原初の衝動そのものは、善としても悪としても力を発揮する。形態に二次的な重要性しか持たせず、形態が比較的無視できる状態にとどまっている限り、私たちはそれを善と呼ぶ。

そのとき、統御しているのはアイディアであって、その表現されたものではない。

時が経過し、思考のエネルギーが物質に衝撃を与え、より劣ったマインドが特定のタイプのエネルギーを捉え、それによって活性化されるにつれて、悪がその存在を感じさせ始める。

これは最終的には、利己主義、分離主義、高慢、そして世界に非常に多くの害を生み出してきた様々な特性として表れる。」
(下p118)


✔︎1900年代になって、大師方は会合を開き、多くのグループからあらゆる人種、あらゆるタイプと傾向の人々を含む一つのグループを形成するのが賢明であると感じた。(下p118)

このグループは、
・ハイラーキーという本質的に主観的な団体の小さな実務的な複製であり、
・メンバーはすべて肉体をまとっているが、完全に主観的に働き、内的な感覚器官と直感を使わなければならない。
・あらゆる国とあらゆる年齢の人々で構成さ得るが、各々すべての人が霊的に方向づけられ、意識的な奉仕者であり、メンタル界に編曲し、利発で包括的でなければならない。
(下p118)

このグループに課せられている必要条件は、
・認められることなく主観的なレベルで働くことを自ら欲しなければならない。
・舞台裏で働かなくてはならない。
・すべての野心の痕跡、人種や功績からくる高慢から自由になっていかなければならない。
・自分たちの仲間、彼らの考え、彼らを条件づけている周囲の状況に敏感でなければならない。
(下p118-119)
とのこと。

このグループは、「どのような外的な組織や本部もなく、宣伝活動を行わない、名前もない」(下p119)。
彼らは、「従順な - 彼自身の魂とグループに必要に従順な - 働き手の団体であり、「言葉」の奉仕者である。」(下p119)

これが世界奉仕者の新集団である。


・どのような外的な組織も、儀式も、外的形態も持たず、
・すべての協会、すべてのグループ、すべての組織にとって代わる、いずれ世界を統治し指導する選ばれた魂からなる寡頭政治グループになる。
・その奉仕は非利己的であり、野心や高慢な計画を推進しない。
(下p104)とのこと。


どのような人々がこのグループを形成するのか。

・すべての国々から、あらゆるグループ、教会、政党から集められる、真の代表者
・霊的な機会、潮流、音色に反応する彼ら自身の能力によって選ばれ集められる人々。
・あらゆる人種からなり、あらゆる言語を話し、あらゆる宗教、あらゆる科学、あらゆる哲学を擁護する。
・すべての出来事に神の手を、すべての形態に神の面影を、主観的なリアリティーと客観的な外的形態の間のすべての伝達経路を通して神の音色が響いているのを見る。
(下p104-105)


彼らの特徴は、こんな感じ。

・総合性、包括性、知性、卓越したメンタル的な発達。
・唯一なる生命を基礎とする同胞愛以外の信条をもたず、自らの魂以外の権威を認めず、彼が奉仕しようとするグループと彼が深く愛する人類以外に主人を認めない。
・視野が包括的で、心理の解釈が広大である。
→そのため、彼らは、人類に関する知識のあらゆる部門の頂点へと向かいつつある
・周囲に壁を築かず、広い寛容、健全な精神性、平衡感覚によって統治されている。
・彼らには誰が仲間であるかがわかり、出会った時お互いに気づき、人類を救うために協力する。
(下p105)

このグループメンバーは、人類の年長の兄弟だけが知っている。その氏名は記録されておらず、次の三つの主要な必要条件があるだけ:
1. 魂とそのメカニズムがある程度一体化していることが必要である。
2. 脳は二方向(魂と人間の世界)に意のままにテレパシー的敏感でなければならない。
3. 抽象思考つまり総合的に思考する能力がなければならない。
(下p120)


現在形成過程にあるグループは、
・魂の事実を認識し、魂との交流を現実にそして永続的に確立している人々によって構成される。
彼らは、
・パーソナリティーを通して働く生きた魂であって、均整のとれた個人である。
(下p121)

「彼らは自分自身の限界を完全に理解しているがそれが障害になることはなく、活発化させて形態をまとわせることが彼らの使命であるヴィジョンの様相を客観的に顕現化させるために考え抜く。」(下p122)


見据えるべき未来像は、様々なグループからなる広大なネットワークであるが、
新時代の働き手からなるこのグループのメンバーにある共通の特性は以下の通り。
・どのような種類のドグマも押し付けない。
・どのような競技や権威を強調することもない。
・どのような個人的な権威を持つことにも関心がない。
・宗教的、科学的、文化的、その他のどのような形の教養された心理であれ、伝統的な権威にもたれかかることもない。
(下p125)

これが、世界奉仕者の新集団である。


「このグループの将来に関して、多くのことが次の二つのことに依存している。」
(下p127)

・世界中のあらゆる国々で孤立して働いている弟子たちはすべて、お互いのことに気づき、テレパシーによって連結することが必要。
(下p127)
・内的生活と外的生活の両方を絶えず連続的に想起し続ける能力。
→意識の連続:一日二十四時間、人間存在のすべての領域と分野で起こったすべての出来事を完全に認識している能力のこと。
(下p130)

彼らの際立った特徴:
個人としてもグループとしても、批判の精神がないこと。
この無批判は、欠点を見る能力のなさや、あるアイディアに到達する能力がないことから生まれるものではない。
彼らは虚偽、不浄、欠点をあるがままに認識するであろうが、それに気づいても、それは彼らのうちに愛ある助けを呼び起こすのに役立つだけである。
(下p133)


「世界統一、本当の意味での同胞愛、テレパシーによる相互作用の成長、人々の思考を分離させ物質界に分裂を引き起こす非本質的な事柄の除去、普及の知恵の基本に関する真の強調、真の理解の顕現、魂との一体化の達成、世界救世主のグループに属する人々の認知 - これが当面行うべき仕事であり、これに注目を集中させなければならない。

これが、しかもこれだけが、あなたがたの誰もが与えるべきすべてのもの - 愛、生命、時間、金銭〜を捧げるに値するものである。」
(下p133)


誰でも分かるような露わな活動ではないかもしれない。
しかし、世界奉仕者の新集団は、間違えなく、今、活動しているのである。



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# by phytobalance | 2018-02-18 01:02 | アリス・ベイリー・AB

エーテル体徹底探求 その2

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『エーテル体徹底探求』第2回
「ヒーラー・セラピストは学んでおくべきエーテル体」


今回は、バーバラ・ブレナンの『光の手』と『癒しの光』から、エーテル体を徹底探求。

バーバラ・ブレナンが説明する人のエネルギーシステム。


私が携わっているヒーリングタッチでは、人のエネルギーシステムをブレナンの考え方に基づいて解釈しているので、これには、かなり馴染みになっている、と思っていた。

昨年受講した『チャクラ徹底探求』では、ブレナンのチャクラの秘教に基づいた神尾解釈を学んだので、今回は、どちらかというと想定内だろうな、と思っていた。

ところが!!

うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。

結局、唸ってしまったのだった。


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ブレナンは、人のエネルギーシステムを「創造エネルギー」として、

・肉体
・HEF (ヒューマンエネルギーフィールド)
・ハラレベル
・コアスター

の4つの次元を認識している。


これは、『癒しの光』で説明されていることだ。

ヒーリングタッチでは、第3レベルの「アドバンスII」のクラスで、これを扱い、実際、許可を得て、ブレナンのテクニックを学んでいる。

だから、この次元も馴染んでいるし、意識しているし、使っているし、昨年のチャクラのクラスでは、これらの次元を秘教の界層に対応させる神尾仮説をすでに聞いていたので、良い感じに復習になるなぁ、、と余裕で聞いていた。


ところが!!

神尾氏は、『光の手』から『癒しの光』の間に、ブレナンの認識に変化があったことを指摘し、さらに、7層あるHEFのうち、上位5層~7層が、1層~3層の鋳型であるというブレナンの解釈に着目し、秘教の界層と対応させる神尾仮説の裏付けを深めていたのだが・・・・!

そこで腑に落ちた。

なぜ、ブレナンのHEFが、秘教でいう物質界第四エーテル亜層に位置しているか、、、そこでなくてはならないか、が。

さらに、ブレナンの4つの次元の、その位置づけ役割を理解すれば、神尾仮説は納得のいくものであることが理解できるのだ。


そ、そして!!

彼は見つけてしまったのだ!!

秘教のキーナンバーを!!

『癒しの光』に!!!!!


唸るしかない。


結局、私は『癒しの光』を読み込んでなかったのだ。

一度は読んだし、ヒーリングタッチのアドバンスIIがやってくるたびに、『癒しの光』に触れていた。
原著だって、いくらか目を通した。

しかし、最初に読んだ時は、かなり昔で、秘教の知識はなかった。
秘教を学ぶようになってからは、クラスで必要なところだけをパラパラめくる程度だった。


すごく反省した。

翌日から『癒しの光』を読み始めた。

そして、さらに反省した。


でも、今回は、すべての文章の意味も関係性も容易に響いてくる。
理解は深い。

そして、それはすでに、私のヒーリングタッチの実践に反映されている。



感謝しかない。

いや、この感謝は、言葉にできない。


そんなクラスだった。



次回は、「ワンランク上を目指すためのエーテル体」。

何が起こるかな?




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# by phytobalance | 2018-02-13 19:45 | エネルギー医学

ホワイトマジック 11月前半 ハイラーキーの創設

規定10
創造された形態が水に浸されるとき、水は吸収され、そして用いられる。形態は強さを増す。仕事が十分なものになるまで、魔術師はその仕事を続けなければならない。そして、外なる建設者に仕事を辞めさせ、内なる働き手に自らの周期を開始させなければならない。


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規定10はまだ続く。

ハイラーキーの創設

という節に入る。


なぜ、ハイラーキーなるものが存在するのか。
それは、人類の進化・・つまり、法則・・と関係している。



「人間の開花を促す様々なエネルギーが人間の経験の場を構成している。

この二つの言葉 -開花と経験-は、常に関連付けて考えるべきである。
・・
人間が形態の世界で経験するとき、それと並行して、意識の開花が促進される。
この開花が認識に絶えず変化をもたらし、その結果として、新しい認識状態へと絶えず方向転換させられるとき、それは必然的に新しい経験- 新たな現象、新しい存在状態、知らなかった多次元的な状態の経験- へとつながる。」
(下p73)

これまで見てきたように、形態にこだわっていてはいけない状況ありながら、形態の世界の経験そのものが、意識の開花を促進するという。

形態を十分経験することも必要なのだろう。無駄なものは何もない。


「最初、自己は形態であるというイリュージョンによって二重性が完全に消え去ってしまうほど、自己は形態と同一化する。そのとき、形態が存在するすべてであるかのように思われる。」(下p73)

これはまさに、私たちの多くが置かれている状態だ。


「次に、内在の自己が形態だけでなく、自分自身にも気づき始める段階が訪れる。このとき、私たちは高位我と低位我の観点から語り、自己とその鞘、自己と非自己について語るようになる。この二重性の段階は弟子と熱誠家の段階であり、第三イニシエーションのための訓練を行うようになるまで続く。彼は、自分が形態内に束縛された霊的存在であることを知りつつ、この訓練を開始する。しかし、長い間、形態の意識が優勢なままである。」(下p73-74)

自分は二重性を感じられているか、まだまだ疑問だ。
確かに形態だけでない、ということは、秘教のような勉強をしていると知識としてあるが、体感しているだろうか。


「そして、どちらも優勢ではなくなるバランスのとれた生涯を迎える。

その後、バランス点が変わり、-影響力の観点からみて- 魂が支配力を発揮し始め、意識様相全体がこの二つのうち高位のものへと移り始める。しかし、まだ二重性は存在する。なぜなら、ある時は魂と同一化し、ある時は形態性質と同一化するからである。・・・徐々に彼は魂に「吸収」され、すべての形態内のすべての魂の様相と連結するようになる。

やがて、魂以外のものは存在しないという認識が芽生え、その結果、より高い統一状態が生まれる。」(下p74)


人間の進化についての簡潔な概要だ。
しかし、そこまで辿り着くには、あといくつの生を経験しないといけないのだろうか?


「熱誠家は自分の中で、人類のこの開花過程を繰り返し、人類のドラマを再演する。」(p75)

個人も人類全体としても、このような過程を経て進化していく、ということか。


この進化を促すために、ハイラーキーが存在し、仕事するのである。


ということで、ハイラーキーについて、歴史的に説明されている。
抜粋してみる。

☆1800万年前(!)、シークレット・ドクトリンを広める運動を開始 (p76)
・最初の先導者のうち4人だけが今も私たちとともにとどまっている。
・ある生命存在のグループが、惑星のハイラーキーを形成する。
・画期的な出来事として、
  ①第四王国(人間王国)のグループ・ソウルの明確な結晶化
  ②動物人間におけるマナスつまりマインドの目覚め
  が起きた。(p77)
・シャンバラに指令本部を置き、物質界にエーテル物質として存在する。(p78)

☆約1700万年前、濃密な物質界に秘儀のための組織と本部を設置し、アデプトとチョハンからなる一団を濃密な肉体で機能させ、急速に目覚めつつある人類の必要を満たすという決定を下す。
・最初の居住地は、南アメリカの中央にあるイベズの初期の寺院。
・二つ目の支部は、アジアに設立。

*イベズ(IBEZ)とは、神聖な原理のうちの四つの原理を体現してきた地球連鎖の四つの天体での四人のアバター型の真の名前の頭文字とのこと。

*イベズのアデプト方の仕事は、神秘主義を刺激、人間原子内の神の王国を刺激すること。

☆数百年前、イニシエーションの扉が開かれた
・ロッジは2つの決定を下した。(p80)
①人間が肉体とアストラル体を統合し、自我意識を持って考えることができるようになるだけでなく、物質界とアストラル界を超越してしまうまでは、個別化を停止しなければならない。人間がグループ意識になったとき、自我意識の王国への扉は再び開かれるであろう。
②神秘主義の道は、いずれは秘教の道へと移行しなければならず、教えを伝えるために計画を立てなければならず、人間の中にある神だけではなく、見えるものすべての中にある神の性質を明らかにする秘儀を設立しなければならない。

・当時の状況(p81)
①大勢の人々が肉体に偏極していた。
②黒色のアデプトたちと左手の道の信棒者たちの行為のため、イベズのアデプト方が秘儀をより困難なものにし、誤用と曲解が起きないようにした。大きな力と知識を持った多くの人々がアデプト方に戦いを挑んだ。これが黒魔術と白魔術が現れた原因の一つであり、洪水という浄化の水が必要であったと思われる理由の一つである。(注:ノアの箱舟)
③初期のイベズの秘儀において建設された強力な想念形態。これは「敷居の住者」であり、熱誠家が前進できるように、壊されなくてはならない、とのこと。

*イベズのアデプト方の仕事とイベズの寺院の秘儀は今も存続しており、世界中に肉体として転生している大師方とアデプト方によって進められている。人間が実際に本来の自分、つまり地上を歩く神になり、低位性質が魂つまり愛の様相によって完全に支配され、それが理論上ではなく行為と事実においてもそうなるように、彼らはサイキつまり、エゴ、魂、の意味と人間という単位の意味を教えている。(p82)

これらがハイラーキーの行ってきたこと。
ハイラーキーが決定を下し、進化を促している!?

にわかには信じがたい。
物語のストーリーのようだ。


これまでも何度となく出てきたと思うが、現在のアーリア時代の進化の目標は、メンタルエネルギーを統御し、魂とつながることである。

アトランティス時代のハイラーキーは、ハートを目覚めさせることに努力の基礎を置いた。

しかし、この時代の弟子たちは、
「第三イニシエーションまで、メンタルエネルギーを統御し、支配し、活用する努力として、メンタル・エネルギーを使って仕事をする。その時、魂の意志様相を(魂のレベルから)伝達することに集中するよう試みる。その意志は、パーソナリティーが魂の自動装置になるまで、パーソナリティーに課せられなければならない。」(下p83)

パーソナリティーが魂の自動装置!!
これは、完全なる魂の支配を意味する。


「そうすることで、直観が支配し、直観界つまりブッディ界からのエネルギーが形態性質であるパーソナリティーに衝撃を与え始めるようになる。この直観が支配する時期に先立って、直観がその役割を演じ始め、イルミネーションの意味を学ぶために多くの生涯を過ごすことになる。」(下p83)

ここで、メンタル界の上のブッディ界とのつながりが少しずつ出てくる、というわけだ。しかし、多くの生涯を費やさなければならない!


「しかしながら、第三イニシエーションを受けるまで、支配要因は純粋な直観知覚(純粋理性)ではなく、イルミネーションを受けたマインドである。形態意識からの明確な移行を印すこの偉大なイニシエーションの後に、イニシエートは意のままに直観界で機能することができるようになり、マインドは背景へと着実に退けられ、・・・マインドが潜在的な本能性質の一部になる。」(下p83)

第三イニシエーションを受けるまでは、まだ、低位のマインドに支配されている、ということわけだ。イニシエーション後にはじめて、マインドが本能性質の一部となり、つまり、統御ができるようになる、ということなのだ。


「直観知覚、純粋なヴィジョン、直接的な知識、普遍的なマインドの未分化のエネルギーを利用する能力は、アーリア時代のアデプト方の主要な特質である。」(下p83)

マインドの未分化、つまり、低位マインドと高位マインドが統合、統御された、ということなのだろう。


弟子たちは、以下のような道を歩む。

①メンタル界で働くことで二重性の認識が生じる。自己と非自己の融合が目標となる。
形態との同一化をやめるようになり始め、自らが二重であることを認識したときに初めの一歩が踏み出される。

②マインドは、正しく活用されたとき、二つのタイプのエネルギー、つまり一なる生命の顕現の二つの面の記録装置になる。マインドは現象の世界を記録し解釈する。また、魂の世界も記録し解釈する。

③魂とその道具が融合し、一体になり、二重性は消える。そして、魂は、存在するすべてのもの、存在してきたすべてのもの、が自分自身であることを知る。

④チッタつまりマインド・スタッフが抽象的なアイディアによって活動へと駆り立てられ、これに神の意志と目的についての神聖な理解力と総合的な理解が加わる。
弟子たちは、1.マインド・スタッフ(チッタ)、2抽象マインド、3直観(純粋知性)の三つの様相を意識内で統一しなければならない。
統一したとき、弟子は、1霊的トリアッド、2コーザル体、3パーソナリティーをつなぐ架け橋(アンターカラナ)を建設し終える。


「そのとき、エゴの体はその目的を果たし、太陽天使はその仕事を成し遂げ、存在の形態面はもはや、私たちが理解し利用しているような意味での、経験の媒体としては必要でなくなる

人は、唯一なるものであるモナドの意識へと入り、コーザル体は分解する。パーソナリティーは消え去り、イリュージョンは終焉を迎える

これが偉大なる仕事の完成であり、また一人、神の子が父の家に入ったのである。」(下p89)

太陽天使とは、魂のこと。
ここで、魂の仕事が成し遂げられる、、、、。


「彼はそのとき、仕事のために自らの表現体を建設することができる。彼はエネルギーを通して、そしてそのエネルギーを通して、大計画が命じるように、仕事を行うことができる

この最後の言葉に注目しない。というのは、この言葉には顕現の秘密を解き明かす鍵が秘められているからである。」(下p89)






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# by phytobalance | 2018-02-06 23:12 | アリス・ベイリー・AB